今日は暑い!!
しかしながらたくさんお仕事いただいてるので
アリちゃんには待った無しであります!
っちゅう訳で本日は中学の後輩が注文で中古のセレナを買ってくれたので車検に向けた整備をいたします。
うちはご成約いただいた車両はすべてしっかりと整備してからのご納車となります
まずはリフトアップをして下回りの点検!
まずはオイル漏れや各所のブーツ破れなどを目視にて点検をします。
そしてブーツなどの破れがない事を確認!
続けてオイル、オイルエレメントの交換を!

年式の割に綺麗でメンテも行き届いた車両です
汚れたオイルを抜きます。

写真では汚いですが意外とオイルは綺麗でした
次にオイルエレメントの交換を行います。

エレメントはピットワーク製です。
続いてファンベルトの点検です。

ヒビ割れなどはありませんが走行距離を考えると微妙でしたので今回は交換をします。
テンショナー等の動きを確認してベルトを交換しました。

写真ではわかりませんが新品ベルトはやっぱり綺麗ですな!
つづいてタイヤを外してブレーキパットの残量の確認をします。

残量は問題ありません。まだまだ大丈夫です
当店は車検の際にブレーキパットは目視だけの残量確認だけでなくキャリパーから外して点検を行います

その際、ブレーキ制動時によくあるブレーキのキーキー音を防止する為このようにブレーキパットの角を削り落とし、パットの肩の部分にグリスを塗って異音の防止とブレーキの動きを良くします。
そして次はブレーキキャリパーのスライドピンの点検です。

スライドピンの動きが悪いとブレーキの引きづりやブレーキパットの片減りが起きるのでこのようにスライドピンにグリスをしっかり塗ってブレーキキャリパーの動きを良くします
つづいてこちらはリア側のブレーキパットです

こちらもブレーキパットの残量確認とこのようにブレーキパットの角が立っているので角を削り落とします
こちらがブレーキパットの面取りをしてパットの角を削り落とし肩の部分にグリスを塗ります
細かい作業ですがこの作業をするだけでブレーキを踏んだ際の嫌なキーキー音を防ぐ事ができます。
もちろんリア側のキャリパーも動きを良くする為にスライドピンにグリスを塗ります

結構地味な作業ですがホンマに重要なんです
つづいてリアのサイドブレーキの清掃と調整を行います

セレナのパーキングブレーキはディスクローター内にあります
まずはキャリパーを外します

その際にローターにひび割れなどがないか点検します
ローターを外したらこのようにパーキングブレーキが出てきます

ブレーキシューの残量確認と隙間調整を行いあとはグリスアップを行いブレーキまわりは完了です