はざまの世代 | 陽のあたる家族研究所

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宙と地球の間の風の谷にある明仙庵。そこに暮らすFairly Godmother(見習い中)の研究所日々徒然

最近「はざま世代」とたまに聞く。


バブル崩壊後の氷河期世代と

ゆとり世代の間の世代らしい。


私はそのひとつ前の昭和バブル世代と

氷河期世代の間の世代だったかな。


住んでる地域にもよるんだろうけれど。


「就学前期」

真理ちゃん(天地真理)自転車が欲しかったのに母がアグネスちゃん派だったので買って貰えず。

リカちゃん人形が欲しかったけどこれまた違う名前のものになり。

学芸会で当時流行りの白のロングブーツが衣装だったのに、私だけアイボリーだった記憶😭


「小学校低学年期」の時はテレビのドラマは

山口百恵の赤いシリーズ、時間ですよー的なお茶の間ドラマ、バラエティは全員集合、そしてベストテンって言うのが定番な。

男の子はミニカーやプラモデルにハマり、女の子はピンクレディーの振り付けを覚えるのに必死だった。


「小学校高学年期」

たのきんトリオの誰が好きとか、聖子派、明菜派で盛り上がり、ゲームウォッチでひとりでピコピコ遊んだりルービックキューブで盛り上がったりしてて、その間にいつのまにかテレビはチャンネルを回すタイプからリモコンに変わってた。

ドラマは西遊記かな?堺正章の。

「テレビっ子」が問題にもなりつつあったけどテレビは学校では教えてくれない大事な事を教えてくれる先生でもあった。


「中学生時代」

中1の時の2歳上の3年生はリーゼントやら

スカートが長い人がいたり、定番のように

「銀ちゃん先輩」って呼ばれる人がいたり🤣

漢字で「愛羅武勇」とか書いてる人がいたり、横浜銀蝿って人たちが「ツッパリ」を名乗り、なめねこやクリームソーダ、ペパーミントのグッズを持ってたり、アイドルの応援はピラピラしたビビットなはっぴにうちわを持ってたり、似たスタイルでは竹の子族を気取る人たちもいてこわっ😅って思ってたなー。女子は聖子ちゃんカット🤣 

テレビは元気が出るテレビ。

そして、3年生に気に入られて早くもツッパリかけてきてその心意気を伝授された子たちもいたけれど、いざ自分たちが3年生の時には、「ツッパリキャラ」が終わりをつげ、あれ?って前のめりにストップがかかり、ここで急に流行りのキャラは方向転換になる。聖子ちゃん的な子もしかり。ここで「はざま」が確認され始めるのである。🤣ひとつ上の人も同じく😅。男子はチェッカーズのフミヤカットで前髪の1箇所が長いか、YMO的なテクノカット😆

それかツッパリの残党は、学ランの中に白か赤のTシャツを着て、ズボンにサスペンダーをして前開けで、ハイカットのコンバースを履いて、休み時間にはバク転の練習をしながらソイヤソイヤ言ってたなー。

女子は小泉今日子モデルに転換😅

私もショートカットでピンカットにしたら、母に「女の子がモミアゲ切るなんて!あんたみたいな不良娘、殺してやる!」って首を絞められて、父が止めに入るっていう、大騒ぎになった🤣

ツッパリグッズを持ち歩いてた人たちは、文化屋雑貨店でカンフーシューズや巾着袋なんかを買い揃えてた。


「高校時代」

1年の時は中学の時にツッパリだった人たちがおしゃれさんにかわり、スカートは長がいのが少し長めに変わり、放課後はピンクハウスを着てるって感じ。DCブランドが流行り、アイビーもまだいたかな。そこもまた自分たちが3年生の時にはガラリと変わる。制服のスカートはミニ!そしてハイソックス😊

えーーー!!ミニですかっ!!💦

「長め」が主流だったのに、ひとつ下の子たちが大胆に躊躇なくミニにし始めてついていけず、もやもやしてたなー😆ここでまた「はざま」発生。


そして華やかに世の中はバブル期なわけですが。

私としてはレベッカから記憶にあるバンドブームで、音響の専門学校へ行き、在学中に時代は昭和から平成へ。。。

学校サボって友達と家でファミコンでマリオやドラクエをやってた😊


ワンレンボディコン、ダブル浅野。

履いてた靴はラバソー😆

私は2つに結んだ長い髪に針金入れて、形をつけてミニフレアに丈が短いGジャンに缶バッチや安全ピンをつけてた🤣

時代はバブル期真っ只中。1、2歳上の人たちの就職は「売り手市場」で、新入社員は海外で研修💕なんて時代。

次は自分たち💕と思いきや例によってここでまた「はざま」発生。バブルは崩壊。

就職活動は、氷河期がじわじわと始まり音楽、音響関係の現場制作会社は「今年は新人採用なしです」ってとこも多く、Uターンはしたくないな😅と焦りながらアパートでアルバイト情報誌フロムエーを読みあさる毎日。ようやく見つけた「音楽番組のAD募集」❣️飛びついて入ったTV業界。入ってみたらまた「はざま」発生。時代は音楽番組じゃなく、バラエティの時代へ😅

当時のTV業界はまだまだ女の子は少なくて「キツい金ない帰れない」の3K時代。

残業、休日関係なく、怒鳴られる事も日常。

それでもきっと後輩ができれば私だって😆

って思って頑張っていよいよ後輩もできて、残業も減るしちょっと先輩風吹かしちゃおうかなって思ってましたの。

そしたらここでまた「はざま」発生🤣

ある日の夜、帰社時間に後輩にちょっと明日までの資料出しってってくれる?っていったら「いや、自分用事あるんで帰りますよ。先輩、チーフなんだから頑張って下さい。」って😓

この頃から雇用改善が言われ始め、でも終わらせないといけないわけで結果、ひとつ上の人と残業。なんか、後輩できてもずーっとずーっと下っ端ってゆー🤣🤣🤣

働き始めた時はまだ携帯は大きくて、ポケベルを持ってて、電話は☎️で、パソコンじゃなく、資料作りはワープロだった。

タイピングくらい早くできないとねって言われてたけど、今使うのはパソコンのコピぺかショートカットキー。タイピングすらそうそうしない。


私たち「はざま世代」は、前ならえができない世代。私たちかひとつ上から転換が起こって、ひとつ下以降、新しい文化になってるのが常。

だから、「臨機応変」や「柔軟性」が問われる。

上の人が言う「こうあるべき」なんてそうあった試しがない🤣

時代の波にひょいって乗れるジェネレーションサーフィン🏄‍♀️が得意でないと

「こんなはずじゃなかった」ってなる。😓


良く解釈すれば、いつだって新文化の最先端なんだ!って言いたいが、最先端は1、2歳下で私たちやひとつ上は新旧の文化のクロスフェードポイントなんだよなー😅

例えるなら、江戸時代から明治に移り行く時代、年齢的に自分も今年からちょんまげになるんだ!って思ってたら、みんな刈り上げにしてて、とか、なんだったら、ちょんまげにしたばっかりで、真ん中剃っちゃったのに、どーしたらいい?この真ん中剃ったの😭みたいな感じ。

絶対あの時もそんな「はざま世代」がいたはず😆


でもある意味

「これまでの常識は、いつだって覆される可能性がある」し、なんだったら自分が思ってる「常識や繰り返される日常」なんて幻覚、錯覚で、実は毎日「ニューノーマルのアップデート」がされてるんだって思ってるから、世の中の情報や出来事に極端に翻弄されない。😊


ざっくりで能天気なバカポジキャラは

「はざま世代」だからこそ確立された

キャラなんだろうなぁ😊



そんな、1969生まれな私でした😆