⑰【国際芸術祭あいち2022(会期終了)】ひとり旅  ~一宮その6~尾西その3〜 | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

(つづき)

 

 

塩田千春会場を

魂を抜かれたような

心地よい状態で後にし

 

再びバスで次の会場へ

 

15時15分

名鉄バス篭屋→ 尾張中島 (170円)

 

 

 

 

尾西生涯学習センター

墨会館

 

 

 

 

 

 

 

ただならぬこの建物の気配に

 

疲れてヘロヘロな体と意識が覚醒しました。

 

言い知れぬ迫力を感じます。ポーンポーンポーン

 

 

 

 

 

 

 

「主婦と彼女の領域」

レオノール・アントゥネス

 

 

 

 

集会場いっぱいを使った

インスタレーション。

 

男性優位主義の中で活動した

2人の女性デザイナーの存在に

構想を得た作品。

 

 

 

 

 

 

オブジェとオブジェの間に生まれる

空間と静寂

それは孤独と束縛と

なぜか親密さを感じるものでした。

 

赤レンガ色の床に

しっくりと馴染んでいる

焼き物タイルのせいかもしれません

 

 

 

 

 

ちょ

ちょ、待てよ目

 

 

この建築この雰囲気は

 

 

まさかの丹下健三!

 

 

 

 

 

 

愛知県内に残る唯一の

丹下建築だそうです。

 

 

 

 

 

建築好きではない私ですが

 

おお

素晴らしいベル

 

 

スタッフの方に聞きましたところ

 

この建物はかつては染色会社の社屋で

当時の社長自らが東京に幾度も足を運んで

丹下事務所に依頼をしたのだとか。

 

丹下健三の設計の中でも

民間の建築物は珍しいそうです。

 

 

 

 

 

 

現在は公民館として活用され

国登録の有形文化財に指定。

 

 

 

 

おおおおおおお キラキラキラキラキラキラ

 

 

 

この部分だけでも

どんぶり飯3杯いけます!!!!

 

 

 

 

 

「approach 13.0」

 迎英里子

 

 

 

オレンジと白のネットが

会場を軽やかに侵食しながら

活き活きと溢れていました。

 


 

 

 

 

尾西市は

紡績と毛織産業の町

 

 

その工程を分解し抽象化したインスタレーション。

 

尾西の産業が

未来に向けて新たなエネルギーを生み出しながら

軽快に進んでいくイメージを感じます。

 

 

 

 

ここはかつての園遊会のためのフロア。

近隣にホテルがないため

飲食提供のための設備が

ホールの壁面に設えた木製の手すりに

隠れているそうです

 

 

ガラス戸を解放すると

芝生の庭と地続きのフラット設計。

 

 

 

 

中庭の芝生の緑と

オレンジの対比が美しい。

 

 

 

 

 

当時のオリジナル資材が展示されていました。


 

 

 

杉板型枠の

コンクリート打ちっぱなしの柱に

うっとり

 

image

 

 


(つづく)

 

 

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  再開しました。