⑤【 国際芸術祭あいち2022】ひとり旅  ~有松編その5 ~   | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

(つづき)

 

岡家住宅の軒先で

ミット・ジャイイン作品が揺れています。 

 

 

 

 

 

東海道を折れて路地を進むと

 

 

 

 

 

踏切の向こうに

 

有松天満社さま。

 

 

 

 

鳥居をくぐると

その向こうに名鉄名古屋の赤い車両が

通っていきました。

 

夏だなあ。

 

 

 

 

有松絞の朱の幟がはためく

夏の景色です。

 

 

 

 

 

 

7「株式会社張正」

 

 

一度途絶えた豆絞りを作り続ける

老舗染め物会社の作業場です。

 

張正さんとSOUSOUさんのコラボ手ぬぐいはこちら

 

 

 

 

 

 

 

イワニ・スケース

「オーフォードネス」

 

 

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吹きガラスで作られた

1000個のしずく型のオブジェが

 

 

 

 

 

 

 

高い天井から下がっているその様子は

まるで

雨粒のよう

 

 

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壁ひとつ隔てた隣から

染作業の水音が響き

 

目を閉じれば雨の最中にいるのかと

錯覚します。

 

 

 

 

 

このガラスオブジェは

雨粒のようでもあり

 

 

作家の先祖である豪州先住民族の主食

ヤムイモの形でもあり

 

 

 

 

 

 

英国植民地として

大規模核実験により

12回も穢された大地へ怒りと悲しみが

ヤムイモの雨に込められています。

 

 

 

 

 

 

 

美しいヤムイモの雨粒は

決して地に落ちて消えることなく

 

植民地主義への断固としたNOを

ガラスの強い意志で静かに表しているように

見えました。

 

 


 

 

アフリカへの輸出用に作られた

有松絞りサンプルも

展示されていました。

 

 

 熱田・有松編その1はこちら

 有松編その2はこちら

 有松編その3はこちら

 有松編その4はこちら

 

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  再開しました。詳細はこちら