②名古屋旅2019・アートと美味しいものとひとり旅〜 「あいちトリエンナーレ2019」 | タロットのささやき、こころの景色

タロットのささやき、こころの景色

大田区・東急沿線にあるプライベートスペースで、
マルセイユタロットリーディングをおこなうHARUです。
おやつとお茶を楽しみながら、じっくりゆっくりタロットを介してじぶんと向き合う時間。
月に数回、定期的にカフェ鑑定も行ってます。

(②つづき)

 
今回で3回目となった「あいちトリエンナーレ」への旅。(2019年の10月のことですよあせるあせる笑い泣き
 
こんな独りよがりなブログを見てくださる方々がいることに、感謝です(ひ~~~)
 
東京から名古屋へひとり旅の記録。
そして現代アートの楽しさを。メモ
 
 
 
 「熱田神宮」さまでお朔日参りの後、
名古屋駅に戻り……
 
 
って、
神宮前駅のホームへ向かう階段に……
 
 
 
 
 
味わいぴりりです。ニヤニヤ
 
 
 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き
 
名古屋駅到着しましたら、地下鉄の東山線で栄駅へ。
駅からすぐの、
「愛知芸術文化センター」へ。
 
 
 

 
ただいま、帰ってきたよー!
 
私にとっての「名古屋」は、いつもここから。
 
 
 
現代アートって、よくわからない〜
って言われるんですけど…
 
 
もちろん好き嫌いはあって当然なんですが
「美しい」か否かではなくて、
 
「感じる」か否か?
 
 
 
 
面白い、きれい、気持ち悪い、腹が立つ、悲しい、怖い、
 
 
 
もしくは体がただ反応するのを感じる
鳥肌がたつ、体が動かなくなる、頭がぼんやりする、心がはずむ、心が痛む・・・・
 
 
 
私はそんな「感じる」ことだけを意識したら
現代アートを観るのが好きになりました。
 
 
 
 
「60分間の笑顔」
アンナ・ヴィット
映像作品です。
 
 
 
お仕事スーツ姿の男女8人が、
同じポーズ、同じスマイルをカメラ目線で60分間キープする映像です。
ジワジワと可笑しみがこみ上げ、目が離せなかった作品。
自分の感情から切り離されたスマイルは、滑稽ですが、笑ってばかりもいられない軽い寒気を感じさせます。
 
頻発する瞬き、身動ぎ、ため息。
苛立ちや苦しさがそれぞれの人物からかすかに(人によっては露骨に)漏れ出て、
人前に立つ販売職の私には特に自分を見ているようでした。
 
 
 
「孤独のボキャブラリー」
ウーゴ・ロンディノーネ
 
 
インスタ映え満点 晴れ晴れ晴れ
観覧者が最も盛り上がっていた作品ではないでしょうか。
 
 
 
 
カラフルな衣装を身につけた等身大のピエロの人形が、
様々なポーズで広い展示会場いっぱいに展示されていて…
 
 
 
 
まずは、
 
 
 
きれいっ!
楽しいっ!
 
 
 
 
 
本物の人間じゃないかと疑うような、
 
リアルな姿とポージング。
 

 
 カラフルな衣装に
見ていて気持ちがアガル!!
 
 
 
 
 
でも、休んでるような、
疲れきった悲しそうなポーズばかり。
ピエロだし、ね。
 
衣装の鮮やかさが逆に、切なさを強調していきます。
 
 
 
 
 
 外で働いて、帰ってきたわたくし、…
 
観ているうちに、そんなふうに自分へ投影して考えこんでしまいます😢
 
 
 
 
 
 
 
こうしてみると、
鑑賞者も作品の一部になってますね。
 
 
「2と3 もしくはそれ以外(わたしと彼女)」
石場文子
 
 
 
よ~~く見て!
この作品、絵画じゃないんです、
写真なんですよポーン
黒い輪郭線は、実物のシャンプーや椅子や鏡に直接黒いペンで描いた線なんです。
 
おもしろいっ!!!
 
現代アートって、このような制作過程を知るとですね、
知らなかった時には感じない好奇心がムクムクしてきます。
 
 
 
「The Kiss」
エキソニモ
 
 
 3Dプリンターで出力した巨大な作品。
 
 
スマホを持つふたつの手。
向かい合わせたスマホ画面には男女の顔。
画面越しにキスをしているみたい。
ネットワーク上のコミュニケーションにどっぷりつかっている
昨今の私たちを見せているみたい。
 
 
 
遺言
dividual  inc,
 
 
ネット募集で集まった人々がそれぞれが届けたい人に向けた遺言をタイピング。
その文章が24枚の画面に映し出される作品。
 
 
だから、なに? 
って思う人もいるかもしれませんが。
 
 
 
キーボード入力の速度、タイミング、文字削除などがすべて記録され
再生されるソフトを開発して作製した映像作品なんですよ。
 
 
 
 
なので、
単調で画一なリズムではなく
微細だけどひとつとして同じではない速度と間合いで文字が流れるんです。
暗い室内の壁面いっぱいに
あたかも森の木々の葉が風で揺らぐのを見るような
有機的なリズム。
 
そして近寄ってひとつひとつの画面の「遺言」を読めば
切なさで心が震えるのでした。
 
 
 
 
一度、屋上に出て休憩。
この日は陽射しが強く暑い一日でした。
 

 
 
 
 
(つづく)
 
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