汗と涙と鼻水と、5リズム～その１

５リズム！

いきなりですが、お許しあれ。




５リズム！

かんたんにいうなら、

ダンスセラピーの一種です。

または「ダンスを通じた瞑想」です。

（気診のあれこれについて書いている途中でしたが

インパクトの強い出来事があったため

この記事を間にはさまみます）

５リズム！！

一年ほど前からSahaja（サハジャ）さんの狛江クラスで

ぽつぽつと踊っています。

５リズム！！

ダンスといっても、振付はありません。

5つのリズム、

Flowing（フローイング）
Staccato（スタッカート）
Chaos(カオス)
Lｙrical(リリカル)
Stillness(スティルネス)

を通して

からだを自由に動かすのです。

振付はありません。
ダンスの経験も必要ありません。
参加者との優劣も比較もありません。

ただただ、

じぶんのからだ、

そしてこころに向き合うダンス、

です。

Sahajyaさんのクラスについては

後日改めてまとめるとして、

今回は、

５月末に初参加した

ＬＡ在住のMasayoさんの

５リズムの１ＤＡＹクラス（３時間）について書き遺しておきたい。

Masayoさんは

ＬＡからパワーヨガのカリスマインストラクター、ブライアン・ケストの語録を

MIXIで紹介していた知る人ぞ知る存在。

わたしもパワーヨガを習っていたころ、

愛読していました。

また彼女はフォトグラファーとしても活躍されています。

最近になって、

彼女が５リズムダンスのインストラクターとして活動しているのを、

ＦＢで目にするようになり、

外国人インストラクターの通訳兼アシスタントとして、

そしてご自身のワークショップを開催するために

来日されているらしいことも

知るようになりました。

Sahajaさんのクラスで知り合った方が

日本での彼女のクラスに招待してくださって、

偶然わたしの仕事休みの日だったので

参加してきたのでした。

Masayoさんは、

非常に具体的なイメージを伝えてくれます。

たとえば、

「女王様のように歩いて！」

わたしたちはじぶんのイメージする女王様で

歩いてみます。

「王女様のように歩いて！」

女王様のときよりも軽快ではずむようなステップ、

でも気品は忘れずに

より口角が上がり

じぶんの若さを楽しむような笑顔

こころで描いたイメージによって、
からだの動きも変わるのを自然に感じとっていきます。

室内を早歩きで大股で歩く歩く、

人にぶつからないように、

もしくは

人に触れながら、

ときには

人の動きを真似しながら。

考えない。

動く動く。

じぶんのからだを感じながら。

と同時に

周囲にいる他者をシャットアウトせず、
ともに存在しあう空間とその瞬間を
共有しながら。

短い休憩をはさんだ後、
わたしは思いもかけない経験をするのです。

「あなたのお母さん！

思い浮かぶお母さん、

そのひとらしいポーズを
真似して！！
そして歩いて！！」



（たぶんこういう趣旨だった気がする）


Masayoさんの声で思い出された母の姿、


それは


重い買い物袋を肩から下げ、
もう一方の手にもスーパーの袋を持ち、
仕事帰りの浮腫んだ足を引きずるように歩く亡き母の姿でした。



パントマイムのように、
無言で母の姿をなぞるわたし。




気づいたときには、


涙が
あふれてきて、

嗚咽が
もれてとまらなくなっていました。




ちょうど１週間前に、
母の７回忌、
父の１３回忌を一緒に終えたばかりだったのですが、


そして、

もう悲しい後悔の念というものはなくなって、
すっきり切り替えができていたと思っていたのですが、



まだ、



苦労したお母さん可哀そう


という勝手なおもいこみが残っていたのかっ！！




お母さんに先立たれた
わたしが可哀そう


ってまだ思ってたんかいっ！！

じぶんでじぶんに突っ込めど
なのに止まらぬ
涙と鼻水！！！！