元日の能登半島地震。
被災された方にはお見舞い申し上げます。
が、いつなんどき、どこで大地震が来るかわからない島国。そして、最近もあちこちで大きめの地震多し。
誰しもいつかは被災すると思ったら、「元日の日中」という条件は悪くない気がします。
あくまでも、いつか絶対被災するとして、タイミングを選べるとしたらの話。もしくは比較すると、の話。
まだ明るいうちに避難できたのがひとつ大きい。一般的な就寝時間ではなかったのも大きい。
そして、大切な人と一緒にいる人が多かったのも大きい。家族が一緒にいたり、いつもは単身もしくはご夫婦等で暮らしている高齢者のお宅でも帰省で誰かいた可能性が高い(実際、テレビニュースでそういう方のインタビューも見ました)。
まあ、正月ですから酔いつぶれていた人はいたと思いますが
あと、個人的に怖いのが洗髪中の被災なんですが(直後に断水したら泡流せない・・・飲料水も手に入りづらいなか、そのまま何日過ごすの???)、
美容室理容室やってないでしょう、ふつう元日は。
なのでそういう被害も少ない。
髪くらいでアホか、と思う人もいるかも知れませんが、髪が濡れたままだったら絶対具合悪くなるし、美容室でパーマ液1液を塗ったまま数日過ごしたら髪は全てなくなります。
歯医者さんも怖い。
大きい病院なら自家発電があると聞きましたが、小さいクリニックで治療中に大地震。そのまま断水したら?
そのあと口をゆすぐ水もないとか、恐怖・・・ピンクのガムみたいなやつ噛んでるときだったらそのあとどうすんの。
と、元日だったために、そういう表に出づらい「悲惨な状況」も、恐らく極端に少なかったと想像できるわけで。
あとは単純に「働いている人」もが少ないので、そのぶん帰宅難民も少なかったでしょう。子どもも学校行ってないし。
やっぱり家族がいっしょというのは大きいですね(ひとりもんが言うことではないですが)。
もちろん、「元日じゃなかったら助かってた」という状況もあったのだろうとは思いますが、全体的に見て悪くないタイミングだったと思う。
個人的には、やむを得ず避難所にいるようになるなら、それは夏より冬がいいなあ。
夏大好きな私ですが、夏の避難所なんてシャワー浴びられない環境下で皮膚炎とか蔓延しそうだし、臭い問題もあるし、熱中症問題もあるし。
底冷えする体育館でも夏よりはいい気がします。
あと暑いとイライラする人多いんですよね。寒くてイライラしている人はそう見ないですが。
と、ずっと前に書いておいた記事を今頃アップしておきます。
もちろん、大地震に遭わないに越したことはないのですが、選べるなら元日の日中は悪くないな。