バタフライエフェクト | マルサの長女

マルサの長女

女性をエンパワーメントする映画やドラマについて、ネタバレ無しで書いてます。
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日本語情報士官、通称ボルダーボーイズ。


🍀

お、グルー大使。

開戦しない様に、結構努力してくれたそうですね。

開戦当時、日本語が堪能なアメリカ人は、アメリカ国内に50人しかいなかった。

🍀

オーテス・ケーリ、ドナルド・キーンも入隊した。




1年で日本語を覚える事が任務。

収容された日本人を教師役にして、くずし文字まで習得!びっくり


(日本語なのに読めない・・・)

戦場から押収した日記を翻訳した。

日本兵は日記に作戦機密も書いちゃうから、捕虜になった時大量の情報を奪われたらしいですね。


現代でも、スタバで社用のノートパソコン開いてるバカ男いますよね。


「今更あなたを殺したって、アメリカの為になる訳でもない。

武器も凶器も取り上げられたあなたは、もう僕の敵ではない」

えーん


🍀

テニアン島にはテルファー・ムックがいた。


捕虜は9500人、その内子供は2000人。


「普通の生活に戻る為の何かが必要だった。

そこで私は学校を作ろうと思い立ちました」

テニアンスクール開校。


捕虜の為でもあるし、兵士も人間の為に何かしたかったのかな?


授業は日本語で行った。

母国語の文化を守る事が、子供達の将来の為になると考えたから。


ムック「全ての授業を男女共学にする」

校長(日本人男)「知能の発達は、男子より女子のが劣るから、別々にするべきだ」

ムック「最新研究によると、学力では男女に成長の差はない」

と、彼らを迎え撃った。


銃後の仕事は全て、女性が担っていたのですがね・・・。


ムックの意見の正しさを、女子が証明してみせた。

英語はムック自ら教えた。


女子「私達は軍国教育を受けていたから、敵国の悪口しか教えられていませんでした」


参政権だってアメリカ人女性がいなければ、未だに権利がなかったでしょうね。


テニアン島から日本へ原子爆弾が運ばれた。


🍀

戦後すぐ、高円宮殿下に上奏したケーリ。

その半年後、昭和天皇の全国巡幸が始まる。

軍服を脱ぎ背広を着た方が良いとアドバイスしたのもケーリだった。


🍀

佐世保にいたのはエドワード・サイデンステッカー。

後に川端康成などの翻訳を手掛ける。


「翻訳者が半分貰ったらどうか」

日本が世界史に初めて載ったのが、世界大戦の敗戦国としてだもんね。

マイナスイメージしかない日本の本を翻訳してくれたのは、ありがたかっただろうね。


サイデンステッカー「三島由紀夫の場合(自殺)は薄々予感させる所があった」

これ皆言うよね。笑

皆様も、三島自殺しそうだなと思いました?


🍀

テニアンスクールの優秀な教え子、上間繁子は英語教師になった。

定年まで教壇に立ち、沖縄の復興を担う若者達を育てた。


「あの時から日本語は全然使っていません。

だからすっかり忘れてしまいました」

でも発音良いよ!

その辺のアナウンサーより良いよ!笑


「私達の日々の決断は、自分達の将来だけではなく、その国や世界の未来にも影響を与えます」

だからこそ自分にも世界にも、なるべく良い影響を与えたいですよね。


🍀

縞柄の小紋素敵。ラブ
謎の着物エンドでした。笑