居住用不動産は新築がいいのか?中古がいいのか?を状況が変わってきていますので更新します。

新築(土地から自分で立てる場合も含む)は厳密には買うまでが新築であって、住む前でも引渡しと登記がされれば中古になり、都心中心部の一部を除くマンションなんかは多くが価格が大幅にダウンします。
建売戸建の場合は土地代が大きいですからそこまでいきませんが、やはり建物部分はダウンします。
あちこちで言われていますからもう常識のレベルですけど、分譲会社、携わる業者の広告や人権費・利益などがあらかじめ乗っかっているからです。
事業ですから当たり前ですよね。
中古リフォームは新築に比べればベースの価格が低くなりますが買った直後でも1~2割くらいダウンでしょうか・・・
現在は渋谷区港区など都心中心部の一部のモノは価格が変わらないかタイミングによっては上がるものもあったりします。
ただの中古はそのままです。
ただしだいたいは手を入れるのでリフォームするとリフォーム済みで売っているものと最終的な合計価格は変わりません。
中古は同じエリアで同じ空間を得るという目的では、自己居住用でも賃貸投資用でも戸建は15年くらいでほぼ土地値だったり、マンションも25年くらい経過しているものは場所の価値や空中の容積の持分価値がほとんどになります。建物の減価が少ないので資産的なロスは少なく見込むことが出来ますね。
ただ2024年現在は円安による輸入建材、又は国内でも製品素材の高騰、人材不足による人件費の高騰で新築・リフォームの建築費も高騰していますので、以前よりは新築価格が大幅に上昇していますが中古の建物部分の目減りもだいぶ減少しています。
地価も中央線など人気沿線は割と郊外まで上昇していますので、都心中心部の人気エリア同様戸建てもマンションも建物価値がほぼ無くなる(住めないということではありません)までに以前よりは+5年位はかかるようになってきていますが…
新築はその時代の最新の設備・デザイン・トレンドで目を引きますが、結局5年10年と経過するたびにトレンドも変わり古くさくなります。逆に中古でも室内・外見共極端に言えばビフォーアフターのように躯体以外は全部新品で再生させることも出来ます。(マンションの窓など共用部分は管理組合による建物ごとになりますが・・)
そしておススメしている都心中心部では便利だったり環境のいい人気の場所は既に空いていませんので、今後も特にマンションは定期借地や上手いこと建替えになるところ(超稀少)くらいでないと難しいという現状があります。
今後も色々不安が残る日本の中でもせっかく流動性・資産性が特に不安の少ないこのエリアで不動産を所有するならば、土地ならば地形・接道・容積率、マンションならば駅距離などの立地環境・向き・高さが重要になりますのでその辺と、街の将来的な人気・発展性(衰退しない?)など自分でコントロールできない部分を重視するのが良いのではないでしょうか?
新築は中古と比べると購入後数年の税制的なメリットや「住宅の品質確保の促進に関する法律」による建物契約不適合(瑕疵担保)10年が享受できますが、有り余る現金で購入するのでなければ、永い将来(物件のというよりは自分自身の・・)の上での状況変化のリスクに対応しやすい方を選択したほうがいいですよね。
もちろん幸せな人生というのは金銭面だけで量れないものはいろいろありますけどね。
ではまとめです。
新築をおススメしたいケースは①その場所・空間が類似する物が他にない、今後も出にくそうだ。どうしてもその場所がいい!(戸建に多いです)、②本当に倍率が高く(「ダメマンションを買ってはいけない」藤沢侑さん著など参照してみてください)住まずにすぐ手放せばプレミアムで儲けられるなどの特殊な場合、③他人が触ったものはどうしてもイヤ!とにかく全て新品・最新最先端をいくのがオレのプレミアム!!そのためだけに2000~3000万以上余計に軽く出せる!という人
中古はそれ以外の場合です。
このエリアでは戸建は10年落ち、マンションは30年落ち以降をおススメしたいです。(転売時のローンや建物耐久性など技術進歩の期待や未知なリスクもいくらかあります)
どっちみちこのエリアのマンションはバブル期の地価の影響やその後の政府や金融機関の方針で昭和後期~平成9(1997)年くらいまでに建てられたものはかなり極端に無いです。そして築後10~15年くらいのものは所有後建物価値が以前よりはかなり緩やかにはなりましたがまだまだ減価します。(専有面積が小さい場合は限定的で済みそうなものもあります)
ただ現在はこのエリアは極端に価格上昇しましたのでマンションは数の少なさから平成10~15年くらいの物件でも逆に分譲時より高くなっているものもたくさんあります。
(当時は今よりも建築コストが低かったのと景気低迷で売価も低かった、とも言えます。)
新築マンションをお探しの際は「新築だから・・・」という強烈な眼鏡(フィルター)は外して、仮に10年以上、もっと言えば20~30年以上経過した状態の中古マンションだったとしてもその立地・部屋位置に住みたいか!?という視点で選びましょう。
新築の割りに価格が低い、新築だから駅から遠くても・・・、新築だから日当り悪くても・・・、新築だからうるさくても・・・は危険です!
どちらがあなたに向いてましたか?
客観的に一度考えてみましょうね。
「買うか借りるか?」とかも読んでみてくださいね。