庭のフクジュソウが開花しました。
写真は2月10日の様子
今日2月11日、日が差したところで再び撮影しました。
2月7日(水)は、野鳥観察のため、北葛飾郡松伏町のまつぶし緑の丘公園とさいたま市緑区の見沼自然公園をはしごしました。
まつぶし緑の丘公園を訪れたのははじめて。
里山ゾーンの丘です
先日の雪が残っていました。
セイヨウタンポポ
もう花を咲かせています。
丘の上はとても見晴らしがよい。
シジュウカラ
ツグミ
ニシオジロビタキ
はじめてなのでたくさん撮りました。
私の持っている野鳥図鑑には、オジロビタキは掲載されていますが、ニシオジロビタキは掲載されていません。
図鑑をよく見ると、オジロビタキ(学名 Ficedula parva)のページにヨーロッパ産亜種(学名 Ficedula parva parva)の写真が掲載されていましたが、その解説に日本に主に渡来するのは、亜種(学名 Ficedula parva albicilla)と書いてありました。
ネットでさらに調べてみると次のような文献が見つかりました。
『Ⅱ.日本鳥類目録改訂第 7 版で「検討中」とした種および亜種について
73.ニシオジロビタキ Ficedula parva
【記録の出典について】
本種は 6 版において検討種とされており,過去の記録とその検討については池長ら(2012)を参照されたい.
6 版の検討では「オジロビタキ F. parva の基亜種」という扱いであったが,7 版では,従来日本で記録されているオジロビタキを F. albicilla として独立種としたことから別種扱いとした.
その上で,本種の記録について検討したが,下記の問題点が挙げられた.
1.ニシオジロビタキはそれらしい観察が国内に多数ある一方で,学術論文化された記録がないこと.
2.形態的にオジロビタキとニシオジロビタキの識別には困難な点があること.
3.大西(2011)において Lars Svensson 氏の意見として,分布から考えてニシオジロビタキが日本に迷行する妥当な説はないと述べており,分布の連続による中間個体群の存在や交雑の可能性に触れていること.
4.大西(2011)は,日本で越冬する個体のほとんどはニシオジロビタキとあるが,その確認はされていないこと.
ニシオジロビタキが日本に来ている可能性はあるが,目録掲載の根拠となる出版物がなかったため,検討種とした.』
第7版により、オジロビタキは亜種から独立種(学名 Ficedula albicilla)になり、ニシオジロビタキは検討種となりました。
今年9月に発行される予定の第8版では、ニシオジロビタキも種(学名 Ficedula parva)として掲載されるようです。
ジョウビタキ♀
カワラヒワ
シメ
モズ
アオジ
カワセミ
水鳥もいろいろ見られました。
カイツブリ
オオバン
マガモ
対岸近くにミコアイサがいました。
ミコアイサ♀
ミコアイサ♂
こちらの岸に向かって泳いできてくれました。
ヤマハンノキ
時刻は13時となり、次に見沼自然公園へ移動しました。
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