ムラサキエンレイソウとヒメイチゲ | nemophy photo-blog

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花などを記して残す雑記帳

6月6日の霧ケ峰から。


樹叢をぬけた岩の陰にムラサキエンレイソウが咲いていました。



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樹叢の苔生した岩にはちヒメイチゲが小さな白い花を咲かせていました。



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ヒメイチゲ(姫一華)

キンポウゲ科イチリンソウ属


亜高山帯から高山帯の明るい林内などに生える草丈3~20cmの多年草で、花期は5月~6月。


茎葉は3個輪生し、3出複葉で小葉は3全裂、裂片には鋸歯があります。



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花は小さく直径約1cm。


花弁はなく、花弁状の白色、長楕円形の萼片が5個あり、白色の葯をもつ雄しべは10数個、雌しべもたくさんあります。



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既にたくさんの痩果(そうか)からなる集合果ができている株もありました。



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