クロバナロウゲ | nemophy photo-blog

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花などを記して残す雑記帳




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8月3日の釧路湿原温根内歩道の木道沿いで、一株だけクロバナロウゲの花を付けている株を見つけました。





クロバナロウゲ




クロバナロウゲ(黒花狼牙)

バラ科クロバナロウゲ属(キジムシロ属クロバナノウゲ亜属として扱われることもあります)

山地~亜高山帯の湿原などに生える多年草で、花期は6月~8月。


クロバナロウゲ属とした場合は、一属一種の植物です。

名前は、ミツモトソウ(漢名でロウゲ、黄色の花を咲かせます)に似ていて、暗紅紫褐色の花を付けることから付けられたものです。


葉は、奇数羽状複葉で、粗い鋸歯がある長楕円形の小葉が3枚~7枚付きます。



暗紅紫褐色の花は、直径2㎝ほど、萼片5個、副萼片5個、花弁5個、雄しべと雌しべが多数あります。 


萼片は、大きく目立つ卵形の花弁状の部分で先端が尖っています。


副萼片は、萼片の後方、萼片の間から見える線形緑色の部分で、下の写真の左の蕾でははっきり見えます。


花弁は、萼片の間にある小さく尖っている部分です。




クロバナロウゲ





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