釧路の街 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

釧路に行ったのは通り過ぎただけも含めりゃ5度目、まともに街に出たのは2度目。
一言で言えば、「車社会の行き着いた末の街」。

中心街であった十字街は大型店舗が次々と撤退し、10年前の丸井今井閉店後は
大型店はもとより中小の店すらろくに無い。
もっとも、足元は圧雪で歩きにくく、アーケードすらないのでちょっと天気が悪いと
寒くてかなわないという事情は考えないといけないが。
十字街を歩いていると、防災無線を兼ねたと思える市の公共放送が
ずっと流れているのだが、それが響き渡って却って寂しさを醸し出している。

こんな十字街近辺だが、夜バスで通ったときには煌々としたネオンに照らし出されていて
昼と違う風景に驚いた。飲み屋だけは残っているんだな。
(個人的には、あまりの寒さに一度ホテルに戻ると出る気はしなかったが。)
駅前周辺のホテルの多さから推測するに、街自体が衰退して支店経済となっている分、
ホテルとその周辺の飲み屋は生き残っているのかなと思った。

一方、郊外のロードサイドショップはと言うと、「あと100km」の看板が有名な
イオン釧路店(正確には釧路市ではなく隣の釧路町)やイオン釧路昭和店が栄えている。


くしろバスもイオン合わせた路線に変更している。
数年前に来た際には試合後にバスに乗って帰れた記憶があるのに、
今回行った際には鳥取大通3丁目を通る土日の最終が19:09と乗れず、
ちょっと離れた別の通りのイオン昭和店~釧路駅前間のバスに乗って帰った。
バスが少ない他の街と比べても車の通りは多いだけに、なんとも複雑。

寒さを考えればやむを得ない事情はあるが、倍以上人口がいる旭川はともかく
同規模(というか、元々人口で勝ってたのに抜かれつつある)帯広と比べても
街の規模に比べあまりにも寂しく衰退している印象を受けた。
が、いざ、どうやって街を活気づかせるのかの策を考えようとしても
おいらの頭ではちょっと思いつかないのがちょっと悔しい。