SW道東旅行(4/12) サロマ湖 | michyのブログ

michyのブログ

ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

小学生の社会の時間に、オホーツク海との湖口を人為的に変更したことを
習ったのが始めてサロマ湖を知ったきっかけ。
元々は湖の東端の不定の場所が、春に湖口が開き、秋に流砂で閉塞するという
状態だった。自然に開かないときは、住民が融雪期に開削。
しかし、西側の漁民が海に出るのは遠いこと、増水期に氾濫しやすいこと、
湖口の流れが悪く水質を悪化させていたことから、
砂州の中央を住民が開削しはじめ、いくつかの失敗ののちに1929年春に作った
ものが安定して100mを超える湖口になり現在に至ったというもの。
何が凄いって、まだ重機もない昭和初期に、しかも行政主導ではなく
住民がこれだけのことをやったというのが非常に印象的。

その砂州の部分に西側から向かう。
道道の突き当たり、展望台やキャンプ場があるところまで来てみた。
こういう、左右に水面が見える風景というのはなんとも楽しい。







このあと戻って、対岸の国道238号線を通るが、湖口の部分は
肉眼では見えたものの写真は上手く撮れなかった。

追記
これを書く際に改めてwikipedia で調べると、1979年に東側に第2湖口が掘削されて
現在は2箇所で海と繋がっている。