ゴルゴ13よりもこちらの方が世界情勢に通じている気がして、
背伸びをしながら、解らないところはimidasで調べながら読んでたっけ。
当時はインターネットなんて無いので簡単に調べることもできなかったし。
そのMASTERキートンの続編が、まさかまさかの連載!
原作者の勝鹿北星没後のトラブル(それも遺族じゃなく雁屋哲というのがなんとも・・・)で
一時は元のMASTERキートンですら絶版の恐れがあったわけで
続編が読めるなんて思いもしなかった。
しかも、続編らしく20年経過した舞台設定。
キートン・太一さんは白髪交じりの初老で老眼鏡をかけているし、
百合子ちゃんは妙齢で父親譲りで考古学を専攻。そして親子3代・・・。
太平さんは変わらんな(笑)
20年経過したことで、当然ながら世界情勢も変わる。
冷戦は終わりユーゴスラビア分裂が舞台としては多い。
(さすがにアラブ絡みはリアルタイム過ぎて無理。)
読後感として、20年前とあまり変わらない雰囲気だったのが
何事にも変えがたく良かった。
1巻表示は無いのだが、続巻希望です。
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