3月のライオン 第10巻 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

いろいろと峠を乗り越えた感のあった9巻。
(キャラクター的には人生の谷・・・あれ、表現が逆だわ。)

それに対して、帯に「前進の第10巻」。
まさに紛れも無く前進。いや、大躍進の桐山零。
「好きな女の一大事に『空気読んでて何も出来ませんでした』じゃ
男に生まれた意味がねーだろ!!」
こんな科白がこのマンガで桐山零の行動で出てくるとは思いもしなかった。
(桐山の科白ではないが)

一皮向けた桐山零といい、
ゲストキャラの「溺れて終わりに出来るくらいなら俺は40年も将棋指してねえ!!」といい、
三浦健太郎が評した「ヤングアニマルで一番男らしいマンガ」が
羽海野チカのほんわかとした絵柄と独特の進行・コマ割りで展開されるという
なんともミスマッチさが本当に素晴らしい。
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