キカイダー REBOOT | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

公開から3週間経っていまさらの感じがあるが見に行ってきた。
(おいらの場合映画館で映画見るって1~3回/年ぐらいだから、
結構思い切っているのよ、これでも。)

実は、期待を裏切られる覚悟もしていたのだが、予想外によかった。いや、本当に。
登場人物名はオリジナルのものを踏襲しているが、ストーリー的にはまったくの
オリジナルだし設定も改変されている。それ故に多少の突っ込みどころはあるものの、
作品としてはしっかりまとまっていた。
CGもアクションもなかなかだったが、役者さんが全員が全員いい味出していたのがよかった。
(キャスト見たときに一見して場違いに思えた長嶋一茂まで普通によかった!)
20日で上映終了の場所も多いが、できる限りスクリーンで見てほしいなと思える一作。。


以下徒然。(多少ネタバレあり)
・物語中盤の野宿中のジローとミツコの会話のシーン、両者の表情の変化が秀逸!
 「この体動く限り、僕はあなたたちを守る。それが僕の任務だ。」
 完全に製作側が狙っているシーンなのだが、まんまと心打ちぬかれた。
・CM映像見たときは、なんでロボットなのにああいうアクションがいるのかと思っていた。
 一応、言及ありましたな。
・ジローの殺陣、最初の模擬戦はともかくとしても、対人戦では顔を殴ったり蹴ったり
 してないなあ、これがワザとだったらよく考えているなあ、と思って見ていた。
 中盤でネタバレありましたな。
・キカイダーの赤青半々のデザインは最初っからというのは、仕方ないにしろちょっと残念。
 The Animationやキカイダー02あたりは、良心回路が不完全で苦悩した結果、ナノマシン
 が変調 起こして半々になったという設定だったと思う。
・一方で、変身は3D映像で表面の見え方を変えているだけというのは、なかなかいい。
 は!ってことはマリちゃんも・・・。
・ダークは営利的な死の商人兼犯罪集団では無い。
 今回はよくある設定だとは思うが、あの組織が光明寺姉弟を拉致したり、一人の科学者の
 暴走でハカイダー作るのはちょっと無理があるかなあ。
・そのハカイダーの脳は光明寺博士ではない。それだけにハカイダーと戦うジローに
 苦悩が生じないんだよな。ま、2時間じゃ無理か。
・CGは概ねよかった。が、コンクリート片が発泡スチロールと一見して解ったのは残念。
・本田博太郎は何演じてもどこに出ても本田博太郎。
・マリはビジンダーに変身しないのね・・・。
・ミツコさん役、どこかで見たことがあると思っていたら電人ザボーガー出ていた。
 22歳時にセーラー服、25歳で女子大生。童顔は得だな。
・原田龍二の、顔は2枚目なのに行動が残念な3枚目という役は秀逸!
・キカイダーのスーツアクターの人、凄い体格なんだろうなあ。
 かつてのキカイダーは、オートバイのプラモデルの部品で機械を表現したため
 どうしても頭が大きくなったらしい。が、それを差し引いても、今回のキカイダーは
 頭は小さいし、8頭身のすらっとした体格。