GW放浪記5 十津川温泉と谷瀬の吊り橋 | michyのブログ

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ダラダラした日常で興味を持ったことを、ぼちぼちと書きなぐります。

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本宮大社前→(十津川村営バス:十津川温泉行き)→十津川温泉
十津川温泉→(奈良交通バス:特急八木駅行き)→県立五條病院前

新宮から乗ってきた八木駅行きバスと次の八木駅行きバスまで2時間ちょっとの間隔。なので、熊野本宮大社参拝以外にも温泉と昼食をと考えていた。道すがらに見た湯峰温泉の雰囲気に非常に魅かれたが、戻る分だけ時間のロスを考えなければいけないし、まだ昼食時間には早い。幸い、いい時間帯に十津川村営バスがあるので、十津川温泉 に向かうことにした。





日本一広い村・十津川村の南に位置する十津川温泉。バス乗り場前に公衆浴場がありそちらへ。
GWの合い間とはいえカレンダー的には月曜日のせいか、それともまだ午前11時という時間のせいか、客はおいら一人。5人入れば満員になりそうな湯船も1人だと快適この上ない。綺麗な檜風呂。つんとつく硫黄臭も温泉の醍醐味。露天ではないものの目前に熊野川の流れを見ることができ大満足。




十津川温泉から再び新宮行きバス。
このあたりから国道168号線は熊野古道とは分かれるが、支流が分かれ十津川と名前が変わっても熊野川水系にずっと沿って北上することは変わらない。




上野地でバスは休憩で20分停車。八木新宮線は長い旅程だけあって十津川温泉と上野地、どちらも十津川村内で休憩を取る。



上野地バス停から歩いて1分のところにある谷瀬の吊り橋 。住民が資金を出し合って作った吊り橋らしい。日本一長いと謳っていたが確かどこかの吊り橋が長さを更新したんじゃなかったかな?と思って後で調べてみたら4つも上があった。ただ、これらは完全に観光のみなのだが、こちらは向こう岸に住民がいる。インフラとして、どちらが優れているかは言うまでもない。

なかなかに足がすくむ高さ。10m程度で引き返す。
べ、べつに高さで目がくらんだんじゃないんだからねっ。靴が雨で滑りやすかったから危ないと思っただけで滑らない靴なら怖くても渡ったんだから。(言い訳)




上野地を出発したバスは、五條市内の旧大塔村地区を経て新天辻トンネルへ。奈良県内に入ってしばらく経つが、ようやくここが紀伊半島の分水嶺。トンネル開通まではまさに陸の孤島だったことだろう。

(つづく)