ラグビーワールドカップの開幕に話題を譲るかのように、３週間のブエルタ・ア・エスパーニャが幕を閉じた。
世界３大ツールと言われながら、
世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランス、
世界最高の自転車レース(とイタリア人が言う)、ジロ・デ・イタリアに比べると
何となく影が薄い。
春だった大会スケジュールを秋にして選手を集めようとしたものの、
シーズン終盤＆世界選手権に近いということで忌避されたり、
地元のスーパースター・コンタドールも今年は欠場したり、
２年前にもリーダージャージの色が変わったり、
世界に中継されているはずのテレビ中継もスペインクオリティで時計がずれてたり、なんかグダグダ。
しかし、見てみりゃやっぱり面白いのが自転車レース。
ジロ、ツールがボーナスタイムを無くす中、ステージによっては1位で－20秒というボーナスタイムで
総合争いが最後まで熱かった。(結果、伏兵コーボが第15ステージでトップに立ち、優勝)
33年ぶりのバスク地方の第19ステージでは、地元チームエウスカルテルのイゴール・アントンが凱旋ゴールを果たした。
新鋭ペテル・サガンはステージ３勝。
日本人初出場の土井雪広が第７ステージで大逃げ。
終わってみれば、ジロやツールよりも面白かったかもしれない。
スペインの夏は今年も熱かった！
追記
おいら、この間までバスク地方とカタルーニャ地方を素で間違えてたよ・・・