ここ数年、競輪の売り上げの落ち込みが続いている。
そんな競輪の打開策の一つとして、ある試みが始まった。
それがミッドナイト競輪
。
観客ゼロ…でも戦いは熱く 小倉「ミッドナイト競輪」（asahi.com）
現在の日本では、公営競技の開催は21時に終了が原則になっている。
理由は、周辺住民への配慮、客の帰宅手段および安全の確保などと
いった問題があるからである。
ならばだ。
本場には全く客を入れずに場外発売もせず電話投票＆ネット投票のみ
での発売とすれば、21時以降も車券が売れるのではないか。
開放型の従来のバンクではどうやっても音と光が洩れるため無理だが、
幸い、日本にはドームの競輪場が小倉と前橋にある。
これは、競馬、競艇、オートには絶対にできない手法。
これで今まで発売の無かった時間に車券を売ってどれだけ売れるか。
壮大な実験である。1/14、15の２日間、その第１回開催は行われた。
概要としては
・第１レースが21時17分、最終第７レースが23時17分発走
（ネット中継、ＣＳ中継は21時から）
・通常は９車立てに対し、７車立てで実施
・２日間開催により、初日は全レース予選で１着のみが２日目決勝に進める番組
（いわゆるサマーナイトフェスティバルと同じ考え）
・ＦⅡ戦で全てＡ級１班、２班選手
・発売賭式は２車単、２車複、３連単、３連複（２枠単、２枠複、ワイドの発売は無し）
（続く）