MDS15ABCエンジンはパソコンでラジコンショップをググり、閲覧していたら 滋賀県大津 のお店で8.000円位でチューンドパイプ付きで出ていたロシア製レーシングエンジンで、安いのでガラクタでも良いと思い購入したエンジンでした。
購入して直ぐに分解点検してエンジンの出来具合を調べたら、購入して直ぐに使えるエンジンでは無かったです。
でもある程度自分で分解して改造出来る人にはお宝エンジンだったと思います。
CYCLON .15 PC-4もこのお店からの購入でした。
購入後の点検ではシリンダーにクロームメッキのバリが沢山有ったりしたので、ベアリング迄完全分解点検したエンジンですが、綺麗にベアリングを入れてもなおクランクシャフトの長さが合わず、プロペラを取り付けて締め付けるとシャフトが重くなるので0.2mmのシムを入れたら軽く回り大丈夫でした、シムを入れたのでコンロッドが心配でしたが今回点検してもコンロッドは異常有りませんでした。
購入状態から点検しバランス取りしただけのエンジンのテストではパイプインしても回転数が上昇せず、ニードルをセットする必要も無いので頭が???状態でした、吸入空気量が増えていないと思い再度分解して吸気タイミングを調べました。
吸気タイミングが異様に狭いのが原因と思い、Rossi15の吸入タイミングと同じにクランクシャフトを加工したらパイプインして回転数が上昇したが、付属チューンドパイプは大人しすぎで余り上昇しなかったのでRossi15ABC用パイプでテスト、他も所々修正する所が有りましたが修正出来ない程では無く上手く修正出来、回転数測定すると76年型Rossi15より1.000回転程余計に回ってくれてビックリです。
タイミング変更で削ったクランクシャフトも強度に問題無かったようでした。
今までレーシングエンジンは排気タイミングでレーシングエンジンになっていましたが、今までのエンジンには無かった吸入タイミングでもパイプイン後の特性が変わるのを教えてくれたエンジンでした。
クランクシャフト径 MDS15は12mm有り内径は8.0mmでした、 72年型Rossi15は10.5mmでしたが、80年型Rossi15はクランクシャフト径12mm内径9.0mmとなっていました、クランクシャフトの強度的には9.0mm迄拡大出来そうですが、76年型Rossi15ABC以上のパワーなので手をつけませんでした、今回分解して思ったのはポッテイングすれば良かったのにでした。
ただ旋盤のバイト加工された傷とか仕上げが荒いと思ったエンジンです。
排気口は5.5mmと以外と狭い開口です。
コンロッドのオイル穴は2カ所開いていますが、メタルは無くアルミのままなので、偏摩耗を心配しましたが10Sパイロン機で300回程度飛ばしたのですが、コンロッドの摩耗は特に異常はなかったので思ったより丈夫ですね。




