こうたの白内障[中編] | 尚志の妻なんです

尚志の妻なんです

神奈川県在住のアラフォーです。
インコ と暮らしてます。
次男ジャンボセキセイ (もしかしたらハーフジャンボ)きみ♂気胸を患ってます。
三男セキセイこうた♂肝臓疾患で投薬中。
長男セキセイ空は、永眠しました。

現在、こうたの白内障は治ってますが、白内障が治るのは稀です。ほとんどは、白内障がこれ以上悪化しないように、現状維持するしかないそうです。


前回の続きです↓

病院から帰宅後は、脳震とうを起こしたのもあり、こうたは3日間放鳥禁止となりました。
その間、ご飯もしっかりと食べて、いつもと変わらない様子でした。
きみちゃんと遊びたがるので、こうたのケージにきみを向かわせて、ケージの中で二鳥でお喋りしてもらいました。


放鳥せずに3日間過ごしたせいもあり、久しぶりの放鳥時間では飛びかたに勢いがないというか、飛んだ後の着地も上手ではありませんでした。

眼科検診を受けるまでの2週間は、こうたの行動に注意しながら過ごしました。
こうたが顔を傾けて片方の目で私を見たりすると、もう片方の目が見えにくくなってるんじゃないかと焦り、こうたの顔を何度も覗き込みました。
こうたが白内障になるわけない!そう自分に言い聞かせても、窓に頭をぶつけたのは私のせいなのに、そうやって良いほうに考える自分に矛盾を感じてました。

眼科検診当日。
いつも鳥を見てもらってる院長先生と、眼科専門の獣医師の2名で検査です。この眼科の先生がどえらい有名な方で、この先生に診てもらえて本当によかったです。いつもこの動物病院に常駐しているわけではなくて、とても忙しい先生なんだそうです。

プラケースのこうたを見て、眼科の先生が「どうしたの?目がなんともなってないけど」
院長先生「頭を窓ガラスに強打したの。ほら、オカメがパニック起こして頭ぶつけると白内障になるじゃない?だから診てもらいたいの」
院長先生がこうたを保定して、眼科の先生が機器を駆使して目を検査していきます。モニターにこうたの目が映し出されます。
1個目の機器で白内障の症状がみられず、別の2個目の機器でも白内障は見当たりませんでした。
院長先生「良かったわね。白内障になってなくて」
私はこの2週間張り詰めていたのもあり、一気に安堵して笑顔になったんです。なのに、他の3個目の機器で白内障が見つかったんです。
眼科の先生「あっ!あった!ある、あるよ。ここ、右下の所に2箇所」
その言葉を言われて私は頭が真っ白になり、とてもショックでした。

モニターで白内障の点を説明されても、私にはその2箇所の点がどれなのかわかりませんでした。僅かに濁った点なんだろうけど、私には見えない。

こうたをプラケースに戻すと、保定時間が長かったのもあり、暑いのと握られた怒りで、羽をワキワキさせて目が怒ってる。

先生たちがどの目薬を処方するか話し合ってました。院長先生が、白内障が見つかったのは右目だけど、左目にも一応点眼したほうがいいのかと眼科の先生に相談したけど、強い作用のある薬だから右目だけ点眼することになりました。
そんなに強い薬を点眼しなければならないだなんて、こうたは辛いよね。なんでこんなことになってしまったんだと、後悔しました。あの時、カーテンさえ閉めていれば頭を強打することはなかったのに。

1カ月後の検診まで、毎日朝と夕の2回、目薬をさします。この時はまだ肝臓の薬も飲んでたので(ペレット にふりかけてました)薬だらけでかわいそうでした。
長くなるので、この続きはまた今度書きますね。

読んでいただき、ありがとうございます。