こうたの白内障[後編] | 尚志の妻なんです

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神奈川県在住のアラフォーです。
インコ と暮らしてます。
次男ジャンボセキセイ (もしかしたらハーフジャンボ)きみ♂気胸を患ってます。
三男セキセイこうた♂肝臓疾患で投薬中。
長男セキセイ空は、永眠しました。

現在、こうたの白内障は治りましたが、治るのはごく稀です。


前回の続きです↓
頭を強打した日にステロイド注射をして、その2週間後に眼科専門獣医師の検査を受けて、右目に白内障が発覚しました。

目薬は1日2回、右目に一滴点眼します。
こうたは触られるのが嫌いです。唯一許されるのが、私の鼻でこうたの頭にタッチするだけです。それ以外は許しませんきみにすら、カキカキなど触らせません!
保定するにもケージ内で逃げまくり、捕まえるのに一苦労です。

こうたは得体の知れない目薬の容器が目の前に迫ってるので、恐怖で鳴き叫んでてかわいそうでした。
初めて目薬をした後は、こうたが私の腕に乗り、不安そうに私を見上げました。
こうたは「なんでこんな怖いことするの?僕のこと嫌いなの?どうして?」と言っているような、おどおどした顔をしてました。この行動は、2週間ぐらい続きました。
目薬の後は、我慢してくれたご褒美の種子をあげます。ご褒美と言うよりは、謝罪ですが。

素早く目薬を一滴落とそうとしても、手元がぶれてうまく目の中心に落ちない時もありました。目尻側に目薬が落ちると、羽の油分で目薬を弾いてしまい、コロコロと目薬が転がったり。

目薬の点眼をして1ヶ月が経った6月の上旬、2度目の眼科検診を受けました。
旦那が病院へ連れて行ったのですが、眼科医から言われたのは「良くも悪くもなってないね。このまま目薬を続けて、あとは若さに賭けるしかない」
若いと治癒力もあるってこと⁉︎

そこから更に1ヶ月後の7月上旬、旦那が3度目の眼科検診へ連れて行きました。
そこで眼科医からは「きれに白内障の点が消えてるね。むしろ、最初の頃よりも目がきれいになってる。眼球も柔らかいね」
治ったんです‼︎白内障が消えたんです‼︎
頭を強打した数時間後にステロイド注射をしたのが少なからず効いたのかもしれないし、白内障発症してすぐに治療を開始したのが効いたのかもしれないし。
こうた君、目薬がんばったね‼︎もう目薬はしなくていいんだよ。
この2ヶ月間、こうたの右目が近い将来見えなくなったらどうしようと、罪悪感と不安でいっぱいでした。

我が家はいつもレースのカーテンを閉めていて、あまり外の景色を見ることはありません。こうたは普段見ることができない外の景色に、どこまでも飛んで行けると思い、勢いよく飛んで行ったのだと。
普段から窓の外を見ている鳥さんたちは、窓を認識しているのかな?

うちの鳥たちはUVランプで日光浴をしてるので、外を見ることがないんです。
たまに網戸越しの日光浴だけど、ベランダの壁もあるし日があまり当たりません。

こうたには飼い主の不注意で辛い思いをさせてばかりなのに、それでも私の言葉を聞いてくれたり、肩や指に乗ってくれます。そんなこうたが愛おしいです。

肝臓の薬も飲まなくていいし、目薬もしなくていい。
普通の日常が、とても幸せです。

3度に分けて白内障の記事を読んでいただき、ありがとうございました。