実は私、世代的にそう思われがちなんだけどU信者って訳では無いので、UWFって名前が付いただけで無条件でウェルカムって訳でも無いし、逆にあんなのがUWFを名乗るんじゃねぇよ! こんなのはUWFじゃ無い! みたいな蘊蓄を垂れうるさ方でも無い。
*前田信者ではあるけど、別にUWF信者では無いって言うと、何それ? って言われるわな…
単なる前田日明ファンです。
単純にプロレスとして楽しめれば良い訳なんで、正直アレみたいな路線になっちゃったら面白く無いなって不安だったんです。
だから靖國奉納プロレスで初めて見た、ストロングハーツの絡みでかなり期待が膨らみ…
ハードヒットとの対抗戦で、少しガッカリした…
この大会はYouTubeでチェックしただけなので、会場で観れば違う雰囲気だったのかもしれないが、全体を通してみても第1試合のカズ・ハヤシの負けっぷりが格好良かったくらいで、後は特にお金を払ってまで観に行きたいとまで思う試合は見当たらなかった。
これはあくまでも個人的な好みになるのだが、格闘技の人やるプロレスというか、あの団体はどう、俺のテクニック凄くねぇ? Uだから別に面白くなくて良いんでしょ? 的な…
当然中には何人かは面白い選手も居るのだが、格闘技団体にありがちな、身内にチケットを売り捌き(ファイトマネーがチケットの為)、会場の大半が出場選手の知り合いで、その他極一部マニアが席を埋めるというアレに似た世界観が感じられ、あの路線でいくのなら新木場1stリングや新宿FACE以上には膨らまないのかな? という不安を感じていた。
必死になれた。
— カズ・ハヤシ (@kaz_hayashi) 2021年6月10日
戦う事は
1人じゃ出来ない事だからな。
明日もGLEATしよう!#GLEAT#LIDET#LIDETUWF pic.twitter.com/DUlzDBcpTm
それでもカズ・ハヤシの負けっぷりを買って、相方のナイフボーイを誘い2枚のチケットを購入して様子を見ていたら、やっぱり興行のプロだけあって箱の大きさに合わせた対戦カードを用意してるじゃないの!
女子プロが2試合組み込まれてるのは今どきっぽいけど、田村潔司は本来女子版UWFを作りたかったって言ってたけど、あの赤パンがそんなこと言うんだから、時代の流れは女子格闘技なのか?
なんてことを考えていたら、✖️となっていた伊藤貴則の対戦相手が新日本プロレスのSHOだと発表されると、別に団体のエースが出て来たという訳でも無いのに、プロレスマスコミやファンが瞬時にして騒ぎ出したのは、やはりメジャーの影響力だろう。
もうね、こういうカテェプロレスマニアからすると、遠い星に行ってしまったエンターテイメント集団なんて揶揄される新日本プロレスだが、こうやって他団体に打って出たときこそ、その強さを見せつけて欲しいと思いつつも、このマッチマイクの妙この体格差にある。
31歳173㌢93㌔のSHOに対して、27歳180㌢95㌔の伊藤貴則。
通常のプロレスルールであるならキャリア・格の差でSHOが負けるはずはないのだが、慣れないUWFルールでなら体格の差を活かして伊藤にもワンチャン有るかも? と期待させる絶妙な組み合わせに、チケット取っといて良かった〜! (当然、X発表後では入手不可能)と安堵したのも束の間…
GLEAT旗揚げ戦を直前にして、私以上にGLEATに入れ込んでいた柴田勝頼信者・駒芝(現・ネコシ)氏が謎の脳出血(飼い猫のヘッドバットが原因か?)で緊急入院してしまったというニュースが飛び込んで来たのだが、猪木信者で有る私も7.1旗揚げ当日に大腸を炎症させてしまい緊急入院入院が決定。
*いや、いくらファンだからって病気まで真似することはないだろう? よりによってこのタイミングで!
駒芝氏同様、私の前からもGLEATの扉は閉ざされてしまった。
ここまでは自分の不養生だと諦めるしか無いのだが、問題は当日東京ドームシティホール前で待ち合わせの予定だった為、私がナイフボーイの分のチケットを持っているということだ!
何分、当日の緊急入院ということでTDCHまでチケットを渡しに行くことが出来なくなってしまった私は、その旨をナイフボーイに伝えると彼の行動は迅速であった。
緊急搬送中の私の救急車を襲撃したナイフボーイは、ストレッチャーから私を引き摺り下ろすとチケットを強奪し走り去って行った。
自らGLEATの扉をこじ開けてみせたナイフボーイ!
走り去る彼の姿を眺めながら私は、『どうか、私や駒芝さんの分まで楽しんで来てくれよ!』と願うばかりだった。