ソウル大学を出た気鋭の弁護士ジョンイン(シン・ヘソン)。
父の暴力から逃れて家出をして独力でソウル大学を卒業した有能な彼女。
田舎の実家の父の葬式で農薬入りマッコリを飲んだ集団食中毒事件をテレビで知ります。
容疑者として認知症の母親ファジャ(ペ・ジョンオク)が逮捕されます。
自閉症の弟も重要参考人として検察に連行されます。
調べていくと市長(ホ・ジュノ)や検察などグルになって何かを隠蔽していることに気が付きます。
味方は小学校の同級生で交番の巡査ワンヨン( テ・ハンホ)だけです。
そして驚愕の事実が次々と明らかになり、裁判の行方は⁉
実話をもとにしているそうですが、日本の「帝銀事件」が思い浮かびます。
随分前に観たポン・ジュノ監督の「母なる証明」(2009)と似ているような気がしました。