老人ホームで退屈な日々を送るパット(ウド・キアー)。
かつてはヘアメイクドレッサーとして、さらにドラァグクィーンとして一世を風靡したこともありました。
ある日、町一番の大金持ちの顧客だったリタが亡くなり、パットに死化粧をしてほしいとの遺言が…。
彼女は過去にパットの弟子の店に鞍替えして疎遠になっていました。
即座に弁護士の申し入れを断るパット。しかし過去の思い出があふれ出てきます。
パットはエイズで亡くなったかつての恋人のデビットの墓参りをするために重い腰を上げます。
裾がめくれているスエットスーツのパットがどんどんおしゃれになっていく変化が面白いです。
昔の友人たちが幽霊になって出てきます。
人生はまだまだ捨てたものではない!?
パットは実在の人物をモデルにしているそうです。