連続殺人鬼のドシク(韓国ドラマではよく聞く名前)役にウィ・ハジュン。
「最高の離婚」(2018)ではペ・ドゥナに好意を抱くイム・シホ役を演じていました。
星野源に似ています。
最近ではまだ観ていませんがディズニー・プラスの「最悪の悪」に悪役で出演しています。
聴覚障がい者の女性ギョンミ役にチン・ギジュ。
ギョンミの母親も耳が聞こえず二人は手話で会話をしています。
母親役のキル・ヘヨンは「99億の女」(2019)では高利貸しの因業婆あを演じていました。
今回は娘思いの母親で演技の幅の広さに脱帽してしまいます。
ギョンミは殺人現場を目撃したことから殺人鬼に一晩中追い回されます。
耳が聞こえないために都会の中では誰も助けてくれないどころか、犯人の言葉を信じてしまう人々。
ある意味、殺人鬼のナイフよりも周りの無邪気な人々の方が恐ろしく見えてきます。
最後にギョンミの取った行動は!?。
このような手段しかないとしたら私たちの社会は案外脆弱で頼りにならないのかもしれません。