名作を読もう 読書日記 -17ページ目

名作を読もう 読書日記

名作を読んで、内容や感想をまとめていきます。その他、日常の雑感など。



「人類は過去500年に技術面での統一を果たした。


将来は、政治と精神の分野の融合を成し遂げるだろう」





池田・トインビー対談より 


☆トインビー氏は、英国の著名な歴史学者。

 20世紀最大の歴史家ともいわれ、『歴史の研究』等が有名。

 

 500年の先の人類は、どうなっているでしょう?

 戦争や貧困をなくして、平和に幸福に暮らせているでしょうか。


 凡人はつい、今日一日のことでもキュウキュウとしてしまいますが、

 こんな遠大な未来を、

 ゆるぎない歴史観に基づいて明るい見通しを断言してもらうと

 目の前がパーッと開けるような気がします。



  





読書力。


本を読む力。 



例えば、ゲーテの『若きウエルテルの悩み』。


私も大好きな名作ですが、この小説、実は発表当時、

いくつかのヨーロッパの国で発刊禁止処分になりました。


理由は、(ネタバレですみません) 

主人公が人妻に恋して苦しんで、最後には自殺をしてしまう話なため。


これを真似して、当時、同じように拳銃自殺してしまう若者が

大勢いたそうです。


あまりのベストセラーぶりと、真似した若者の自殺の発生件数に驚いた

政府が、国内での発刊を禁止したのですね。



本を読むのはとても良いことですが、

自分の栄養にするためには、読む力、読書力が必要です。


本も読みすぎては健康に悪いし、という素朴なところから、

(目が悪くなるし、本にかじりついてしまって運動不足になるのもいかんですし、

 つい徹夜で読んで、翌日ふらふらと仕事に行ったりするのもいけません。

 これも、本にのまれてしまっている例です。。。って私のことです。。)



上記の若者たちのように、本の影響を無防備に受けてしまうのではなくて、

「この作者は、こういう時代状況のなかで、こう考えているのだな」と、

突き放して、冷静にみる力も必要です。


 という私は、大変影響をうけやすい性質でして、怖い話を読むと、

 しばらくは思い出して怖がる読書PTSD的症状が出ますし、

 高校くらいまでは、そのときどきの流行の小説の世界に浸りこんで、

 小説のキャラになったつもりで日常会話をしてみたり、

 なかなか現実に帰ってこられませんでした。。(笑)


 その頃に、悪影響、たとえば自殺してしまうような小説ではなくて、

 ヒロインが明るく元気に困難に挑戦してはハッピーエンドを迎える小説を

 沢山読めたのは、本当に幸せなことだったと思います。

 藤本ひとみ先生、ありがとうございました(^o^)/

 


これからの時代、読書にかぎらず、ネットやテレビも含めて、

情報をどう受けとめて、どう読むか、メディアリテラシーの養成は

とても大事ですよね。


そこにある情報をどう受けとめるか、どう読み解くか。


発信者がどう発信しても、どう受けとめるかは、受信者によるわけです。



なので(!?) このブログでも、引用だけではなく、

私なりの見方や感じ方を、なるべく書いていこうと思っています。

もちろん、違うご意見やコメントも歓迎です。


この作業を通じて、読者の皆さんと一緒に、

読書力、読む力を養えるといいな、と思っております。


「自分で自分の価値は容易に分かるものではない」





「君なども死ぬ迄進歩する積(つも)りでやればいいではないか。


 作(さく)に対したら一生懸命に自分の有らん限りの力を

 尽くしてやればいいではないか」






「余は君に、もっと大胆なれと勧(すす)む。


 世の中を恐るるなとすすむ」



「大いに勇猛心を起こして進まなければならない」





「世の中は苦にすると何でも苦になる


 苦にせぬと大概な事は平気で居られる」






「男子堂々たり」




「君が生涯はこれからである。


 功業は百歳の後に価値が定まる」




『漱石人生論集』講談社  


 漱石が、文筆家を志す後輩たちを励ました手紙より


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「凡て(すべて)人間の研究というものは

 自己を研究するのである。


 天地といい山川(さんせん)といい

日月(にちげつ)といい星辰(せいしん)というも

皆自己の異名に過ぎぬ」



夏目漱石『我輩は猫である』より 猫が語った言葉


有名な、「我輩は猫である。名前はまだない」のあの猫の言葉です。

 明治時代は、ネコもすごいぞ!なんて哲学的な(笑)


 いや、いまのネコたちも、実はそんなことを考えて暮らしているのかも?(笑)

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「命がけで求めないと先人の苦闘の本当の心境が分からない」


「一切の根源にあるものをつかみたい」




日本画家・平山郁夫画伯

「仏教伝来」が代表作の一つである氏が、

命を賭して仏教を西から東へ伝えた先達への思いを通し、

ご自身の画家としての真情を述懐された言葉


最近の新聞より孫引き



☆"命がけで求める"

こんな求道の人の言葉は、私には、宝石のよう。大好き。

触れるたびに、背筋が伸びるようです。

私はこんな風に、真摯に生きているだろうか。


一切の根源にあるものをつかむ、、って、どんな感じだろう。


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私の師匠によると、本の読み方には、3通りあるそうです。


1.あらすじだけを、面白おかしく読む 読みかた。

   もちろん、これでも良いけど、もっとも浅い読み方ともいえる


2.作者が何を言おうとしているのか、その意図を読む 読み方。

   小説などの話の筋をこえて、その奥にある、作者の意図をつかむ読み方。

   表面だけの筋を読むより、一段深い読み方。


3.その本が書かれた当時の時代や作者の状況などから、

  歴史の流れのなかで、その本を位置づけ、内容をとらえる読み方。

   どんな文豪でも、時代の子。

   その本がどんな歴史的背景のなかで生まれてきたのか、

   作者の思想は、どんな時代状況や生い立ちのなかで育まれてきたのか、

   おおきな歴史的流れのなかでとらえる、もっとも広く深く読む 読み方。



たしか、こんな風に習ったと思います。ご参考に。


ちなみに、このブログでは、3.までの読み方で書けたら・・・かっこいいなぁ。そのうちいつか。。

なかなか、まとまって時間をとれず、1.にもたどり着かない、

断片の拾い読み&抜書きになってしまっていますが。。


読者の皆様は、ぜひ、この3つの読み方を意識してみてくださいね。


本に、読まれてしまってはいけません。

読書は、知的格闘技でもあります。

ぜひ、本を読みこなして、英知を養っていきましょう☆ (と、他人には言える・・(^^; )



「私は君たちに


勇敢とはどういうことなのか、


その模範をみせてあげよう」




ハプスブルグ家出身の皇帝・マクシミリアンI世が、戦いに臨んで語ったとされる言葉

江村洋著『中世最後の騎士』中央公論新社

最近の新聞より孫引き


さすが皇帝☆ かっこいい~。


こんなセリフをさりげなく自然に言って、先陣をきって困難に飛び込んでくれる上司が

いたら、はい、一生けんめい、ついていきます(笑)


世界中にこんな上司がいっぱいいたら、不況なんて吹き飛ばせるかも♪(笑)


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春、弥生。


もう3月ですね。


いかん・・・なかなか、本を読めていないぞぉ~。



つまみ読みはできるのですけど、なかなか、

まとまって読めないですね。。



今年の目標、名作100冊を読もうと思ったら、


あと10ヶ月で、毎月10冊。 つまり、3日に1冊は、読まなくては。



あわわ・・(笑)  そろそろ、本気を出しますか



(と、いいながら、また日々の多忙さに流されていく・・のかな・・・


 いやいや、それではいかん、ファイト~☆)






学ぶことは 


心に誠実を刻むこと




教えることは


共に希望を語ること



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フランスの文学者 ルイ・アラゴン「ストラスブール大学の歌」

2次大戦中、ナチスへの抵抗運動に参加した人




曙が銀のきらめきを放つごとく、


君は太陽となって、


皆に善の光を注ぐのだ






ウズベキスタンの大詩人・ナワイー


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☆最近の新聞より、孫引き。


詩人って、素敵な言葉をつむぎだしますね。


ナワイーさんは、銅像の写真をみたら、


ローブを羽織って、頭にターバンを巻いていました。


異国の地にも、こんな思いを呼びかけた人がいたのですね。


素敵な人だったのだろうな。