ブランキーニョという推進力を得て。
勝ちました、町田戦。
前半のうちに勝負を決めて、後半はある程度課題も残しつつもチームは新たなステージに突入している感じ。
直近2試合をテレビで観戦したわけですが、新加入のブランキーニョのキープ力とパスセンスはしっかりとチームの中に組み込まれていますね。
3点目中央でワンタッチで右サイドにボールを流したのは、亮の姿が見えていたのかな?
それとも、“いるだろう”という信頼した上でのプレーだったのかな?
2点目のボールを持ちだしてから左足でまたいで、亮の上がってくる時間とスペースを作ってからのスルーパスは、J2ではなかなかお目にかかれないプレーですね。
優雅さすら感じさせるプレーでした。
時折、ボールを持ちすぎてしまう場面もありますが、そこは周りが合わせることでなんとかなるでしょう。
いやぁ、借りパクしようそうしよう。
セレッソさんは再びクルピを呼び戻すなど、迷走しているようなので、混乱に乗じてさ。
兎にも角にも、彼の加入をもって、新たなモンテディオ山形のカタチが見えてきました。
勝ち切れない試合もありますが、それは他も一緒。
気持ちを緩めず、切らさず戦っていきましょう。
ところで魂のキーパー・修行のケガは大丈夫でしょうかね。
後半にも交代した相澤に対して、中島さんが再び突撃したシーンにはヒヤリとさせられました(中島さん有休消化~)。
彼の気迫あふれるプレーが好きなので、たいした怪我じゃないことを願います。
そして次はサトタクさんの町田本のレビューになるかな。
↓今日ははとこと遊んできました。子供と遊ぶと元気もらえるんですけど、お別れした後のズシッと疲れが覆いかぶさってくるのはアレですかね、歳ってヤツですかね。ふてえ野郎だ、歳ってヤツは。
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徹壱本プレイバック『股旅フットボール』。
こんばんは。
甲府戦はなかなか見どころのある試合だったかと思います。
荻や富田の決死のディフェンスに阻まれましたが、得点まであと一歩というシーンも多かったので、明日の町田戦に期待。相手も3試合無失点と調子を上げていますから、いい勝負になるのではないかと思っております。
さて、だいぶ周りのブログ離れが進行しているようですが、周りに流されずに更新。
ネタがないので、結局前回の最後に書いたとおり、2008年に徹壱さんが出した『股旅フットボール』(東邦出版)を引っ張り出して一気に読みました。
ざっくり内容を紹介すると、4部リーグからJリーグを目指すチームを取材した本です。
『その国のフットボール文化は、下部リーグにこそ現れるのではないか――』(前口上より)との仮説を基に、著者が北は北海道から南は長崎まで、Jのほのかな香りをする場所を求めて旅をしています。
とはいっても、取材した時期は2005年~07年まで。
2012年現在と取材時ではクラブを取り巻く環境がガラっと変わったところがほとんどです。
だけど、というか、“だからこそ”今読み返してみると面白いんですね、これが。
紹介されているクラブをざっと並べてみますと、
○グルージャ盛岡
○V.ファーレン長崎
○ファジアーノ岡山
○ツエーゲン金沢
○カマタマーレ讃岐
○FC岐阜
○FC Mi‐o びわこ Kusatsu(現・MIOびわこ滋賀)
○FC町田ゼルビア
○ノルブリッツ北海道FC
○とかちフェアスカイジェネシス
の10クラブ。
うち、岡山、岐阜、町田が晴れてJリーグに入会、長崎、金沢、讃岐、滋賀がJFLで戦っています。
讃岐と長崎は悲願のJが目の前。
今、改めて見ると徹壱さんのセレクトセンスはすげぇな、と。
北のチームの残念感が半端ないですが、上を目指すのだけがすべてではないのも事実。
ちなみに1シーズンだけ山形に在籍し、初出場、初ゴールをやってのけた田中康平(仙台や鹿島にもいた)は、地元のとかちに加入してがんばっているようです。…なんてことも知れてしまう徹壱本恐るべし(本に載っているわけじゃなく、今現在のチームの状況を調べたら出てきた情報です)。
読んでいてちょっと悲しくなったのはFC岐阜の章。
06年の東海リーグ1部の時の岐阜が載っているわけです。
4部リーグのスーパークラブ、新たな地方クラブの星のような扱いで紹介されているわけ。
当時は1万人以上の観客を集めたこともあったというのに、貧すれば鈍した現在の岐阜は、成績ではない部分でJにいられるかどうかというお荷物扱い。
今西さんが退任し、なんとか出資を引き出した(?)ようで、運営資金不足に陥らずに済みそうですが(このへん、報道しか見てないので勉強不足です)、その存在が岐阜の市民や県民にとって本当に必要な存在かというと、微妙なところ。
一方、同じく06年の中国リーグ当時に取材を受けている岡山。
しっかりした運営組織ができる前で、サポーターからもフロントへの不満が出ている状態でしたが、今やJ2でも客を呼べるクラブへと変貌しています。
この辺のコントラストが明暗くっきり。
それも今読むと楽しめます。…楽しんじゃダメか。
明日対戦する町田も2007年、関東リーグ時代の苦闘とともに紹介されています。
そう考えるとすごいよね。ついこの間まで4部だったんだから。
町田については結局『FC町田ゼルビアの美学』を今日買ってきたので、そっちも併せて読むと良いと思うよ(出版業界の回し者)。
この『股旅』を読んで、すっかり地域リーグに魅了されたわたくし、当時は東北リーグやJFLへの登竜門・地域リーグ決勝を観に行くなどし、家族から酔狂扱いされる始末でした。
こっちに越してきて調べてみると、近所にも上を目指しているクラブがあったり、JFLの横河武蔵野FCがあったり。Jリーグができて20年。あちこちにフットボールが根付いて、芽吹いています。
どうでしょう。たまの休みに地元にある小さなサッカーチームを観に行くってのは。
殺伐とした出来事ばかりの世の中に、一時の清涼感を与えてくれる…かもね。
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↓松尾潤騒動を見ていて、一言。確かにあれは山形側からすれば馬鹿にされたと感じても致し方ないものでしたが、鬼の首を獲ったが如く、ライターの人格否定や中学生レベルなどと中傷するのはなんだか恐いなぁと。自分があのスタイル前から好きだったので、なおさら(汗) 一言、二言余計だったのは間違いないですし、消すなら書くなというのもごもっともですが、ね。明日はフットニック行きまーす。
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松本山雅はJが待ち望んだクラブではなかろうか、という雑文。
あついですね。
部屋の日当たりがいいので、帰ってきて家で玉のような汗をかくという不思議。
誰かあせもを止めてくれ。
ご無沙汰です。
ブログ復活宣言をしておきながらこの体たらく。
お手軽なツイッターにべったりでごめんね。
わが軍は勝ちに見放されている現状ですが、まだ2位と勝ち点4差。
何も悲観することはありますまい。
アウェイ連戦という逆境での反発を期待しましょう。
今日はこちらも久々のサッカー本レビュー。
敬愛する宇都宮徹壱氏の新著『松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン』(カンゼン)。
画像の貼り方忘れてしまうレベルですが、がんばっております。
サブタイトルどおり、松田直樹が在籍した2011シーズンの松本山雅FCを追ったノンフィクションです。
正直、この本、最初は買おうかどうか迷っていました。
松田の死が執筆するきっかけだと思ったから。
でも実際は10年シーズンにマリノスから戦力外通告を受けた松田へのインタビューがきっかけ。それを見た編集者の「松田とその在籍する松本山雅の昇格ストーリー」というテーマで宇都宮氏への執筆を依頼したというのが真相でした。
迷って損した。
松本山雅。
かつて数々の大物食いを達成し、ファンの熱狂度はJ2でも屈指の地方都市・松本のクラブ。追い込まれたり、強大な相手を前にするとなにかを起こす様はまさに『山雅劇場』といえるでしょう。
チーム創設当時に選手が通っていた喫茶店の名前(山雅)がクラブ名になっている純然たる市民クラブです。
そんなJFL所属の地方クラブと松田がいかに出会い、どんな想いを抱いて松本でプレーしていたか。
その想いを引き継いだ監督・選手・スタッフたちの苦悩と苦闘。
それを取り巻くサポーター、ライバル・長野パルセイロとの関係、JFLというステージの特殊性とその魅力…。
映画『クラシコ』の監督・樋本淳や北信越リーグ時代から鎬を削った金沢の元選手・木村龍朗をはじめ、時には松本のサポーター集団の代表や天皇杯で対戦した新潟の古参サポの話を交えながら、宇都宮氏が松本山雅の魅力、そしてJFLの魅力、ひいては日本サッカーのあり方を綴られています。
古くからJFLより下の地域リーグを追い続けている宇都宮氏の本領が発揮された一冊。
プラス面ばかりではないJクラブの拡大路線ですが、それがなければこの“J40番目”のクラブは生まれなかったのも事実。
あとがき(正確には『「40番目のJクラブ」へのエール』)にある一文を引用させていただくが、
『駅前の喫茶店の名を冠した純然たるアマチュアクラブが、さまざまな紆余曲折と多くの人々の努力と情熱によって、全国区のプロサッカークラブへと発展・成長してゆく――。
端的に言えば、これこそがJリーグがこの国にかけた「魔法」であった。そして、40チームをもっていちおうの完成とするJリーグの、まさに総仕上げとなるラストピースが山雅であったことに、ある種の必然性を感じずにはいられない』(引用終わり)
という部分に共感せずにはいられませんでした。
大仰な言い方をさせてもらえば、上がるべくして上がってきたクラブなんだな、と。
さまざまな失敗を重ね、犠牲を払い、「紆余曲折」という4文字で語るには失礼に値するほどの苦労を重ねたクラブには失礼な物言いかとは思いますが、最後の最後にJリーグが目指したクラブが上がってきたんだな、と。
そう思わずにはいられないのです。
3月に松本で感じた想いをしっかりと補完してくれた名著だと思います。
また松本に行きたいなと、アルウィンでサッカーが見たいな、と思った次第。
今年は上に上がる予定なので(笑)、ぜひとも松本さんにも後を追いかけてきていただきたいなと思います。
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↓宇都宮熱の高まりを抑えるべく、『股旅フットボール』をもう1回読んでみようかと思うこの頃。我が母校の先輩・佐藤拓也氏の町田本もいいなぁ。拙い文章で魅力を伝えきれないのが歯痒いですが、『松本山雅劇場』、ええ本ですよ。ぜひ。
