祭り上げられたヒーローを見て思うこと。
【ヒーロー】[hero=英雄]
①[スポーツで]その日の試合において、勝つために最も貢献した選手。
②小説などの男性の主人公。⇔ヒロイン。
斬新(たまに意味不明)な解説でおなじみの「新明解国語辞典」にはこう載っております。
佑ちゃん、佑ちゃん。
なんなんすか、もう。
ちなみに彼に罪はありませんよ。
彼は被害者です。
ここでは彼にまとわりつくお金が大好きで大好きでしょうがないオトナを糾弾します。
何度でも書きますが、彼は被害者です。
もし、彼が活躍できずにマスコミから血祭りにあげられた場合、ここで彼を擁護する記事をUPすると思います。
さて。
メディアって何ですか。
今、冬季のアジア大会やってんすけど。
一般の人、どれだけ知ってますかね。
公式試合でもない、練習試合でもない、ただの練習風景を延々と流して。
自称・スポーツコメンテーター(野球しか解説してない)が佑ちゃんの初マウンドでの注目ポイントとかを延々解説して。
テレビ局って公共の電波を"使わせてもらっている"立場じゃないんですか。国からの許認可制でしょ。
何かおもしろいネタがあれば、とにかく群がる。
どこもかしこも同じネタを同じ視点で同じように語る。
そして旬が過ぎればす~っと引いていく。
今、海老蔵のことが頭の片隅にでもある日本人はどれだけいるのかって。
きっと佑ちゃんも同じ。
使い捨てなんだよね。
もちろん、活躍次第ではある程度は持続するでしょうけど、それが当たり前になれば普通の状態に戻っていく。
活躍しなければ、ゴミ同然の扱い。
野球だと、雄星とか中田翔とか、古くは松坂&荒木のW大輔とかこの時期毎年こんなことがあるのは分かってるんだけど、佑ちゃんフィーバーは誰がどう見ても異常。
ウチの家族ですらスポーツ新聞の一面が佑ちゃんだと、「またか~」とか言ってるわけで、こないだ一緒に仕事した人も「騒ぎすぎ」と一刀両断していました。
一般の人々の捉え方はそんなもんよ。
あと、ゲンダイというソースとしては弱いんですが、こんな記事が出ていました(薬球ブログからの借り物)。
記事によると、声援はやらせだそうな。
それでも、マスコミは彼をヒーローに祭り上げなきゃいけない。
なんなの、この矛盾。
申し訳ないけど、テレビを見ていて佑ちゃんを追いかけて沖縄まで行っちゃう人を見ると悲しくなります。
例えばね、早稲田実業の頃から彼のことが大好きで大好きで、早大時代の4年間も彼を追いかけていました、っていう人ならいいんですよ。本当のファンだろうから。
でも大半は違うでしょう?
マスコミの喧伝に乗っかってしまって、悪く言えば洗脳されてしまって、沖縄まで行っちゃったんだから(そんなに人多くないみたいですけど)。
マスコミというフィルターを通して出来上がったヒーローを追いかけている。
そこに主体性はないわけで。
そういう人が本当の野球好きであればまだいいですけどね、きっとそうじゃない。
佑ちゃんグッズ買い漁っている人に「年間何回球場に足を運びますか?」って聞いてごらんよ。
情報っていうのは、どう取捨選択してそれをどう扱うかは受け取る側次第。
その取捨選択する行動を放棄したってことは自分がないっていうことだと思うんですね。
これは佑ちゃんフィーバーに限ったことではないけどね。
郵政選挙も政権交代があった2年前の衆院選の時も同じ構造。
マスコミに踊らされすぎなんだよね。
おかげさんで今日本はボロボロでんがな。
天邪鬼で言ってるんじゃないんです。
本気でこの国を憂うからこそ書いているんです。
大本営発表しか情報源がなかった先の大戦時じゃないんだから、もっと情報をね精査して自分のために生かしましょうよ、と言いたいわけです。
とある番組でデーブ・スペクターが空気も読まずに言っていました。
「どれだけ期待のルーキーだとしてもアメリカで開幕前にこれだけ取り上げられることはないですね」
実に当たり前のことを言っているんですけどね。
前にも書きましたが、野球は実に緻密で戦略性に富んだおもしろいスポーツだと思っています。
でも、そこに付随するメディアがもう嫌で嫌でしょうがない。
そんな思いで書いた次第です。
野球好きの方、誤解なさらずに。
今野球界が取り組むことは、虚構のヒーローを作り出すことじゃなくて、いかに野球のおもしろさを世界に伝えていくかだと思うんですがね。
ドメスティックなままで広がりがない、広がっても環太平洋圏の一部の現状では五輪復帰も難しいでしょう。
もっと大局的に物事を捉えて、先を見据えていかないと、本当に廃れますよ。
だれが10年前に今の野球界の惨状を予見できましたか?
まさか地上波中継がなくなるとは思いもしなかったでしょうに。
それでも野球界もそれを取り巻くマスコミもやってることは10年前と変わらないまま。
驕れる者久しからず。
栄枯盛衰。
今や人々の趣味趣向は多様化の一途をたどるばかり。ただでさえ、人口減ってるっつうのに。
マスコミの作り出すムーブメントを、全国民が右へ倣えして乗っかる時代はとうの昔に終わってるのに。
佑ちゃんフィーバーを見て、そんなことを考えておりました。
最後に。
こないだの記事のコメントでトモエキリさんからとあるスポーツメーカーのナイスなコピーを教えてもらったので、紹介します。
「ヒーローは生み出されない。そこへたどりつくだけだ」
ごもごもごもごも、ごもっとも~(そんなサルいませんでしたっけ)。
・・・今回、全編まじめに行くつもりがふざけてしまいました。
すごいヤツは勝手に活躍して取り上げざるを得ない状況になるんだって。
もう一度、問います。
メディアってナンダ?
いったいナンナンダ?
↓さ、サッカーのこと書いてねぇ!てことで、新たなテーマ「スポーツメディア」を創設してごまかしました。これを機にマスコミについての考え・あり方なども書いていくことにしますかね(ほぼ悪口間違いなし)。
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誇れ、もっとこの国を。
やさしいだけの男じゃいずれ身を滅ぼすな、と思う今日この頃。
ああ、いろいろめんどくせ。
さて佑ちゃん、すごいね。
そのくせスポーツニュースの扱いはささやかなものだね。
ふざけた国ですよ!(松木安太郎風)
あ、長友の佑ちゃんの話ですよ。
本家の方はやれ集合写真撮っただの、やれダルビッシュと何か話しただの、やれ「コンディションを整えるトレーニング」(映像を見る限りどう見ても体幹トレーニング)をしただの。
騒ぐの結果出してからにしませんか。
結果出してくれれば大いに騒いでかまいませんよ。僕もここでネタにすることもなくなるでしょう。
もうだめだ、この国のマスコミは。
長友のインテル移籍については、ツイッター上で「長友がインテルと契約するためにミラノに向かっている」という情報をキャッチし、ずっと追いかけておりました。
そしたらメルカート(市場)が閉まる直前、日本時間の午前3時にオフィシャルサイトにアップされたことを知りました。
すごい時代になったものだなぁ、と痛感させられた次第です。
もはやマス・メディアを通さずとも、情報をタイムリーにキャッチできてしまう。
ということは、マス・メディアの必要性って何さ?
笑いを提供してくれることと、ちょっとした暇つぶし、そして年配者の娯楽程度の存在でしかなくなってしまうのではないか?
おいたわしや。
話によると、今日早朝の番組では「長友がインテル入りのためミラノに向かった」という情報のままストップしていたとか。6時台のめざましテレビではかろうじて長友入りが報じられていましたが、首都圏版かのスポーツ新聞の情報をそのまま紹介する形でした。自分たちでネタ元追っかけて裏取ればすぐにわかるようなものを・・・。
最早なんのための存在なのか。
お天気情報と、めんごい女子アナたちに癒されるための存在か。
深夜とか、ものすごいためになるドキュメンタリーやってるのにねぇ。
さて、ここまで読むと何を誇れっつう話なんですが、Jリーグですよ、おれたちのJ。
ほんの数ヶ月前までJのピッチで躍動していた選手が・・・、インテル行っちゃうんですよ、インテル。
NDのピッチでも躍動した彼が1年もたたずにインテルのユニフォームに袖を通すなんて。
そのまま青黒のユニを着続けられるか、白ユニに戻っちゃうかは本人次第でしょうけど、Jがインテルに目を付けられる選手を輩出したという事実は揺るぎません。
この移籍はJの進んできた道が間違いではなかった証左に他ならないというのは話がデカすぎでしょうか。
いや、そんなことはないはず。
この冬、岡崎に細貝、槙野がドイツに活躍の場を求め、日本でのキャリアのほとんどをJ2で過ごした香川がブンデスの前半戦のMVPになり、オランダではひっそりとみっちぇる(安田ね)がアシストをマーク。
家長も選手登録を果たしたようだし、阿部ちゃんもひっそりとエリクソンの下で試合に出続けています。
ついこないだまでJリーガーだった奴らが、どんどんヨーロッパに進出していく。活躍している。
実に分かりやすい評価じゃないですか。
Jの空洞化を懸念する声もあるでしょう。
でも、最近まで一緒にプレーしていた選手、対戦していた選手が欧州で活躍する姿はJでプレーする選手に刺激を与えてくれるでしょうし、空いたポジションを奪おうと新たなモチベーションになるかもしれない。
上が閊(つか)えるとうまく循環しないもんですし。
なにより、モンテ発欧州行きなんてのもあるかもしれない。
そんな夢を描くだけでニヤニヤしちゃう(笑)
ヒーローってのはね、作り出すもんじゃない。勝手に出てくるもの。
今年はどんなニューカマーが、ヒーローが登場するでしょうか。
もちろん円熟味を増したベテランの味や、見知らぬ外国人の意外性のあるプレイも楽しめちゃうかもしれない。
そんなJをもっと、もっと誇っていいんだよ、きっと。
てなわけで2月はJモード全開でいくぞぉ。
↓チェゼーナにモンテが生きる道を見た気がする・・・。ウーゴは複数年か?中東に売れるか?笑(人材仲介業)
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※Jをネタにしてますが、テーマは「欧州リーグ」としました。
グランデグランデ~。
いやあ、結局1月の更新数過去最低。
母ちゃん、かんにんやぁ~。
いや、別におかんにせっつかれているわけではありません。
ま、いろいろと忙しかったものでして。
韓国戦後とかねいろいろ書き綴りたいことがいっぱいあったんですが、忙しさにかまけて書かないままネタの鮮度が落ちたと判断しまして、書きませんでした。
さてさて、そのザックジャパン。劇的な試合展開続きで見ていて単純に楽しいチームでしたね。
どんだけ絶叫させてくれたことか(笑)
改めてサッカーが楽しいものだと教えてくれました。
格下相手に先制されガチガチに守り固められ、キーパーを退場させられ、センターバックが退場した後に突き放され、終了間際で追いつかれ・・・。
サッカーで想定しうるすべての苦境が体験できたのは今後の大きな糧となるのではないでしょうか。
2000年レバノン大会のような相手を圧倒するようなサッカーはできなかったですけど、アジア全体のレベルが向上している現在、それを望むのは酷というもの。
あくまでも14年のブラジルW杯で結果を残すことが最大の目的であること、国内組がオフシーズンであること、ザックジャパン最初の公式戦であったことなどを考えれば、この優勝という結果は賞賛されていいと思います。
杉山茂樹あたりが「喜べない」とか言っちゃってるように改善すべき点や課題もたくさんあるとは思いますよ。
でも今は馬鹿みたいに喜んじゃっていいんじゃないかと思います。
お杉さんみたいに、何事もすべて否定から入るような人間にはなりたくないですね。
そうし続けないと自身の存在を示せないというのも悲しいものです。
さて、テレビに出ずっぱりのチュンソン。
彼を見られるのはJリーグ。
渋谷でバカ騒ぎするのもいいですが、そんな元気があるならゴール裏で飛び跳ねた方が健全だと思いますぞ。
ちなみにチュンソンに興味を持った方はいい本があるので紹介しておきましょう。
というか過去記事を貼っておきましょう(笑)
前者が戦力外を言い渡されながら諦めない男たちを追いかけた一冊、後者が在日選手たちを追いかけた一冊です。
個人的には、テーマがサッカーだけに留まらない
後者がおすすめです。
「在日」というマイノリティの苦悩やサッカーが紡ぐ在日の歴史、北朝鮮のことなんかも学べちゃいます。
なぜチュンソンが「李忠成」という韓国名をそのまま日本語読みにしたのかなんて理由もわかると思います(大きな理由があるんです)。
ちなみに前者もザイや祐太朗、由紀彦とモンテに関係のある選手も登場するので、面白いですよ。
今回の優勝でね、とても大きいと思うことがあるんです。
日本代表が死力を尽くして戦う舞台がW杯だけじゃないのよ、ってことを一般の方にも知っていただけたかな、っていう。
過去、アジアカップで数々の激闘を繰り広げてきましたけど、アジアカップが世間一般にこれほど浸透したのは今回が初めてじゃないかと思うんですよ。
07年大会までもそこそこ注目は集めていましたけど、ワイドショーで取り上げられるほどではなかったはず。
ワイドショーで取り上げられるのがいいのか悪いのかは置いといて、サッカーのもつハラハラドキドキをこれだけ分かりやすく世に示せたのは大きかったなぁと思うのです。
劇的な展開続きだったので、メディアも取り上げやすかったってのもあるでしょうけどね。
それにしても森脇、素晴らしいポジショニングだよなあ(メディアでの露出に限る)。
そして素晴らしい飛び出し(日本に不利な判定があった場合や日本が得点した場合に限る)。
なんてね、彼もこうやっていじってもらってナンボでしょうから、いじってみました。
今回の代表を見ていて、彼のような選手って改めて大事だよな、と感じさせられましたね。
素なのか狙ってなのかは知りませんが(たぶん素でしょうけど)、ああいう道化になれるというのも素晴らしい才能だと思うんですよ。
怪我で離脱した槙野の代わりに召集された彼に「槙野の役割を」という意識があったとしたら、それはそれである意味プロ意識の塊なのかな。
今大会で一番好きになった選手かもしれません。
彼も含め、岡崎、本田×2、細貝、柏木、西川、内田、長友、チュンソン(あと誰かいますか?)となんだかんだで北京世代がチームの最大勢力なっての優勝というのも、日本サッカーがスムーズに世代交代できている証拠なので、とてもいい傾向だと思います。ここに豊田陽平の名前があればベストなんだけどね(泣)
ま、我々アテネ世代もまだまだ行けるぜ!(がんばれ今ちゃん、松井あたり)
そしてもっと出て来い、ロンドン世代!
先週、モンテについてもいろいろ書きたいこととかあったんですがねぇ。
悔しいですっ(お、久しぶり)。
ま、今月は1月以上の更新数を目指してかむばりまっす(目標低い)。
2月も張り切ってまいりましょー。
↓twitterで松木さんが大ブレイクしちゃいましたが、そんなん何を今さら感がありながらもしっかり乗っかっている僕です。「ああ!1人、ポチッと、ポチッと行かなきゃだめですよ!」(安太郎風誘導文)