<そば処 わくわく>
・住所 和歌山県日高郡由良町中257-1
・電話番号 0738-65-3841
御坊市の「舞姫蓮の郷はす公園」で蓮の花を観賞した後、
お昼ご飯を食べに由良町へと向かいました。
やってきたのはNPO法人由良わくわく塾が運営している「そば処 わくわく」さんです。
入口は江戸末期に建てられたとされる庄屋のお屋敷、旧原邸の長屋門となっています。
産品販売所の方は以前に紹介したことがあるけれど、
こちらは食事に来たことがなく以前から気になっていました。
営業時間は11時半からですが、早めにやって来ました。
前日に夫がお店に電話してくれたのですが、一応名前は聞いてくれたそうなのですが、
「11時15分にはお客さんが待っているので」
とのことだったので、早めに来たのです。
基本予約はできません。
長屋門は、由良町の地域交流施設「ゆらっと紀州」として、産品販売所や事務所となっています。
待っている間、店内で地域の特産品などを見ていました。
きゅうりやなすび、そして
にんにく!
がたくさん販売されています。
そう、和歌山県の由良町は、にんにくも生産されているのです。
かつては日本一の生産量を誇っていたのだとか。
2006年度産ですが、全国の市町村別で見ると、
和歌山県の由良町のにんにくは、29位とけっこう上位にランキングしていました。
https://japancrops.com/crops/garlic/municipalities/
「黒宝ゆらにんにく」も販売されていました。
由良のにんにくは知っていましたが、黒いにんにくまで生産されているとは知りませんでした。
店内を見ているうちに、オープンしますとお声がかかりお店へ。
中庭を通って奥の建物へ行きました。
こちらの母屋がそば処です。
ガラス越しに見える店内。
こちらは開店前の玄関の様子です。
来た時に先に手前で名前や人数などを記入しました。
すでに2組が名前を記入していて、その後も産品販売所で私達と同じようにみなさん待たれていましたよ。
靴は脱いで上がります。
玄関を上がると正面にレジと奥に厨房がありました。
右手の棚には檜屋さんの天狗醤油など販売されていました。
左手に飲食スペースが広がっていました。
2部屋と縁側を飲食スペースにした感じです。
テーブル席が5つと座敷席が1つありました。
奥が床の間になっていて「由良わくわく塾」の掛け軸が。
床の間の横の違い棚
襖の書もすごいですね。
欄間
私達が案内された席は一番奥の窓際席でした。
座敷だと母が座りにくいと思い、テーブル席に予め記入していたのですが、
窓から中庭が見られる席で嬉しかったです。
縁になっていたのでしょうね。
席はすぐに満席となり、外で待たれていた方々もいられました。
お店の方が言われたように、すごい人気ですね。
こちらは表にあったお品書きです。
メニューは信州産の蕎麦粉を使ったお蕎麦がメインです。
おうどんもあります。
天ぷらやおろし、山かけのお蕎麦
わくわく蕎麦と、鴨つくね蕎麦は5食限定です。
鴨つくねはロースでなくて「つみれ」で提供されているので食べてみたい。
丼物もあります。
親子丼や天丼、かつ丼、ミニもあります。
親子丼は紀州梅どりを使用されています。
こちらも美味しそうですね~!
セットものです。
カレーもあるよ。
山菜、南高梅、十割そばもあります。
十割蕎麦は数量限定でした。
十割蕎麦は店内のホワイトボードに残数が書かれていて、
注文が入るたびに数を書き換えているのが面白かったです。
皆さんもっと数量限定に飛びつくのかなと思ったけれど、
意外とオーソドックスなお蕎麦を注文されていた感じで、
私達が帰る頃も十割そばはまだ残っていました。
今度食べてみたいです。
飲み物です。
食後のコーヒーは200円になります。
アルコールもあります。
注文した天盛そばが運ばれてきました。
天盛そば 1200円
ここで夫の「ツウ」のお蕎麦の食べ方のうんちくが始まる。
コシがあって滑らかなお蕎麦でした。
おつゆ
おつゆはこちらの味に合わせたお味で、
信州そばのような本場の辛い味を求めているような夫にはちょっと物足りなかったようです。
私は辛いのよりこのぐらいの方が好きでした。
薬味に大根おろしとわさび、そして関西では珍しく白ネギでした。
天ぷらは、かぼちゃ、ししとう、さつま芋、海老2尾、海苔が盛られていました。
熱々の天ぷらで、カラッとサクッとしていて軽く、とても美味しかったです。
あまり天ぷらを食べない母も、ペロッと完食していたのには驚きました。
天ぷらはお塩でいただきます。
お塩は御坊市の塩屋の天塩でした!
ついでにですが、地元の檜屋さんのお醤油も卓上に置かれていました。
レジそばの棚で販売されているので、お土産に買うこともできます。
テーブルの上には、さばの早ずしもちょうど3人分置かれていたので、みんなでいただきました。
1パック300円です。
さばのなれずしは、和歌山県でも北部や中部ではよく目にし名産となっています。
こちらのは由良町内にある「みよし寿司」さんの早ずしでした。
由良町の和菓子屋さん、錦花堂さんの裏手の方にあるお店なのですね。
パックにはあせの葉で包まれたさば寿司と、しょうがが添えられています。
お寿司は2切れ。
中華そば屋さんに置かれている早ずしに比べて、2切れなのでお値段が高いかなと思ったけれど、厚みがあります。
本なれ寿司が苦手な私も母も食べられたので、たぶんみなさんも大丈夫でしょう。
お寿司を頂いている途中で運ばれてきました。
そば湯です。
最後にそば湯で〆にしました。
3人とも満足してお店を後にしました。
お店の方々も親切で忙しい中でも対応もよくて、素敵なお店でした。
また来たいです。
帰り際に仕事場のお客様と出会ってびっくり!
こんな所で出会うとは驚きです。
普段から身なりはきちんとしておかないと、と改めて思いました。
今日は外で熊手ででも掃除しているの?
というジャジャともジッジッとも言えるような音が聞こえているなと思っていたら、
ジ~~~~ジ~~~~と
蝉の声が!
今年は梅雨入りが遅かったけれど、
今は梅雨時期といってももう7月。
もうすぐ夏が来るのかな
<そば処 わくわく>
・住所 和歌山県日高郡由良町中257-1(ゆらっと紀州敷地内)
・電話番号 0738-65-3841
・営業時間 11:30~15:00(LO 14:30)
※ 準備ができ次第開店します。
・定休日 毎週木曜日、第2水曜日、第3日曜日
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