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鎌倉時代、由良の興国寺を開山した心地覚心(法燈国師)は、中国の宋、径山寺へ5年間留学し、禅の修行中に径山寺味噌の製法等を学び、禅の奥義をきわめて帰国しました。

 

帰国後、興国寺にて、径(金)山寺味噌を作り始めました。

その時に味噌の槽底にたまった液がしょうゆの始まりだと言われています。

 

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醤油発祥の地の由良に、醤油を醸造し、販売している檜屋(ひのきや)さんがあります。

 

由良町を通る国道42号線の門前交差点に建っている興国寺の看板。

その敷地、興国寺の門前に店を構えているのが、

 

檜屋さんです。

 

蔵のような建物

 

駐車スペースはあります。

 

趣のある建物が販売店です。

 

看板商品の「天狗しょうゆ」や、

 

金山寺味噌も販売しています。

 

店内には天狗しょうゆがずらり。

 

商品名の「天狗」は、興国寺の天狗伝説から命名されています。

 

本堂を焼失したお寺のために、赤城山の天狗が一夜にして本堂を建てたという伝説があり、この天狗のご利益をさずかりますようにと天狗しょうゆと名付けられているそうですよ。

 

天狗しょうゆを買って帰りました。(*^.^*)

 

「天狗しょうゆ」は熟成に1年以上、

「紀州天狗」は2年以上の年月を費やし、

桶内で完全熟成発酵させてようやく完成されたお醤油です。

 

今回買ったのは、

 

天狗しょうゆ 300ml

小さい方です。

こいくち醤油(混合醸造)です。

 

天狗しょうゆの特徴なのですが、

 

『大量生産では醸せぬ天然の風味、まろやかな香り、琥珀の色つや等、本格醸造ならではの味。
材料には、国産丸大豆、小麦、原塩を粉砕したものを使用、水はうつくしい自然の地下水を使用』

 

とありました。

 

すみません・・・麻巳子には醤油の違いがよく分からないけれど、トロッとしていて、まろやか(甘め)なのでリピしているのだと思います。

 

この天狗醤油はかけ用とあったけれど、何も気にしていなかった麻巳子は、煮物用にも使用しています。(*^.^*)