会長の3110です。
もうすぐバレンタインだし、なんか菓子作ろうかなぁ。食べるのは私だけど笑。
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
『シックス・センス』
1999年 107分 監督:M・ナイト・シャマラン
※画像をお借りしています。
TADAさんと同じ職場の人が面白いと言っていたので、ずっと気になっていました。
そんで調べてみたんですが、Wikipediaに最低最悪のネタバレが書かれていてもうがっかりしたのなんの。
〔あらすじ〕
小児精神科医のマルコムには、過去にたった一人、救うことのできなかった少年がいた。
その少年、ヴィンセントは、10年後、マルコムの元を訪れる。
ヴィンセントは、10年間の苦しみと、自分を救ってくれなかったマルコムへの憎しみをこぼした後、銃でマルコムを撃ち、自分の頭も撃ちぬいたのだった。
1年後、マルコムはヴィンセントによく似た少年、コールと出会う。精神状態や悩みまで、ヴィンセントを思い出させる少年だった。
今度こそ救ってみせる。マルコムは決心する。そうすることで、自分も、そしてヴィンセントも救えると信じて。
─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ コ コ マ デ!
さて、昨年までホラー映画では興行収入歴代1位だった作品ですね。間違ってたら教えてください。
幽霊系ホラーは観ないとプロフィールに書きましたが、怖い映画ではないときいたので観ました。普通に怖かったです。
これなぁ、ほんと予習なんて余計なことしなけりゃよかった。
まだこの映画を観てない人、絶対Wikipediaなんて開くんじゃないぞ。
本作は絶対ネタバレしちゃいけないタイプの映画だと思うのですよ(まぁ、公開から20年近く経つし既に有名なオチだと思うけど)。
だから今回は(今回も?)、私が本作を観て思ったことをただ淡々と書いていきます。
見どころとか書かないので、未観の人はまったく意味わかんないと思いますが、ご了承ください。
以下、ネタバレを含みます。
本作は、商店街の古本屋に並んでいたDVDを買って観ました。
DVDで観てよかったと思うのは、製作者たちの解説が見られること。
あの意外性のあるオチに繋げるため、至る所に小さな伏線を忍ばせているのです。
温度に関しては私もちょっとだけ気になっていました。息白くなってんなぁ、と。室内の描写でもすごい寒そうに見えたのは、そういった意図があったのですね。
私はその衝撃的なオチを不本意ながら知っていたのですが、だからこそ1回目で気づく伏線がたくさんありました。
コールは、普通の人にはない第六感を持っています。それは、死者の姿が見えるというもの。
コール曰く、死者はお互いの姿は見えず、自分の見たいものしか見えず、自分が死んだことに気づいていない。
ラストシーンでは、このことが欠かせない要素になります。
このシーンびっくりしたなぁ。
ただのびっくりシーンではなく、伏線でもあります。
この時点では、まだマルコムはコールの秘密を信じていません。
そしてこのシーン。
これマジでゾッとしました。
このシーンってより、ラストシーンの答え合わせが。
前知識一切なけりゃ間違いなくもっと楽しめたでしょうが、知ってるなら知ってるで楽しめました。
ただ、それなら2回目でもよかったな。
意外性ももちろん本作の魅力ではありますが、マルコムとコールの2人のドラマが切ない。
ドラマパートはネタバレ関係ないので、新鮮な気持ちで楽しめました。
かつて救うことのできなかったヴィンセントに似た少年。
マルコムは今度こそ救いたいと思いますが、彼はヴィンセントの、また、コールの根本的な部分を理解できていませんでした。
そしてマルコムは、自分のことも理解できていなかったのです。
一方のコールは、自分のみんなとは違うところに悩まされていました。
その様子を見るに、「昔から見えているから慣れた」というわけでもなさそう。
死者が自分に何を求めているのか理解できず、周囲はコールを理解できていない。
宙ぶらりんな自分の存在に苦しむコール。おそらくヴィンセントもそうだったことでしょう。
そんなマルコムとコールは、お互い欠ける部分を補っていくようにして、徐々に変わっていきます。
初めてコールが心を開いたマルコム。コールは彼に、自分の秘密を打ち明けます。
しかし、コールは最後まで、すべてを教えることはありませんでした。
ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
いかん。もうでかけねば。
ちょっとまとまりのない記事になりましたが、お読みいただきありがとうございました。
次回も是非。
続く……赤に注目して観ましょう