兵庫・斎藤知事の「パワハラ告発職員」追いつめに維新県議が協力していた!自殺した元幹部職員は吉村知事肝いり「阪神優勝パレード」めぐる疑惑も告発

 

なんだこの知事は?いったい何人亡くなれば辞職するのか?

 

 

 

維新増山誠県議は「つるし上げ」をしでかした人間。維新が政治に絡むと「命」まで削られる。どんだけ怖い集団なのかかがこれだけで分かる。兵庫県民の怒りの声↓

『増山よ、斎藤元彦ともに辞めてもらわないとな!
被害者がいつまで経っても成仏できんわ、お前らが辞めんと。』

 

 

県民局長が勤務する西播磨県民局に副知事と人事課長が乗り込みました。神戸にある県庁舎と西播磨県民局は100キロ以上も離れているのですが、そこへアポなしで訪れ、県民局長のパソコンを押収していったのです。
ここにも、片山安孝副知事が出てきます。そして、このパソコン強奪が、自死へとつながるのです。

 

 

維新の議員は、やっぱり「パソコンの中を全部晒して、吊し上げたる」と言ってました。
維新の議員がね。↓確信犯だ!

 

「維新の県議」≒ 岸口みのる 増山誠 
渡瀬さんを殺したのは維新の岸口実と増山誠

 

 

 日に日に世間の批判が高まっている、兵庫県の斎藤元彦知事の「パワハラ疑惑」。今月7日、斎藤知事のパワハラなどを告発した元西播磨県民局長のA氏が自ら命を絶ったことが判明し、昨日12日には右腕だった片山安孝副知事が辞職の意向を表明したが、それでも斎藤知事は「県職員などとの信頼関係を再構築して県政を立て直す」などと宣言。この期に及んでも知事の座にしがみつこうとする姿勢に、ネット上では大きな非難の声があがっている。

 そもそも斎藤知事はこれまでも、強権的なパワハラ体質を全開にしてきた。実際、聞き取り調査もおこなわれていない段階から記者会見で告発文書について「嘘八百」「事実無根」とがなり立てた上、「当該文書をSNSなどを通じて公然に流布することが法的な措置の対象になるのでご注意いただきたい」と記者たちを“恫喝”。5月には内部調査の結果として「文書の内容は合理的根拠がなく、誹謗中傷に当たる」と認定し、A氏に停職3カ月の懲戒処分を下したが、その後、内部調査に協力した弁護士が、じつは告発文書内で斎藤知事の政治資金疑惑を指摘された県信用保証協会の顧問弁護士だったことまで発覚した。ようするに、利害関係者に内部調査を担わせていたのだ。

  斎藤知事といえば、2018年に総務省から大阪府へ出向し、財政課長として当時大阪府知事だった松井一郎氏や吉村洋文氏に仕えてきた人物で、2021年の県知事選では維新と自民が斎藤氏を推薦、大阪以外では初の「維新系知事」となった人物。裏付けもないままに「事実無根」などと言い放つ姿勢や、記者への恫喝、パワハラ隠蔽といった言動は、まさしく吉村・大阪府知事や松井氏を彷彿とさせるものだ。

 だが、今回の「パワハラ自殺」事件についていうと、斎藤知事と維新は単に体質が似ているというレベルの話ではない。自殺した元幹部職員A氏は、パワハラ以外に、吉村知事がぶちあげた施策にからむ県の疑惑を告発しており、維新の県議らが斎藤知事と一体となって、A氏の口封じをしようとしていたのではないか、という見方が流れているのだ。

実際、ここにきて、維新の県議らが、告発をおこなったA氏を追い込んでいた問題が報じられている。

 10日付の「デイリー新潮」と13日付の「AERA dot.」の記事によると、告発文書が関係各所に送付されたあとの3月25日、副知事と人事課長がA氏のパソコンを押収。6月14日に実施された疑惑の真偽を調査するための百条委員会の初会合では、そのパソコンに残っていた告発文書とは関係のない、A氏にとって他人に知られたくない「ごく私的な内容」の文書までをも、百条委で開示しようとする動きがあった。このことに、A氏は「かなりナーバスになっていた」といい、7月初旬に弁護士を通じ、内部告発と関係のない部分は百条委で開示しないよう求める申入書を提出していたという。


 

維新県議は「吊るし上げる」との発言も
 

 では、いったい誰がA氏のプライバシーにかかわるような資料まで開示しようとしたのか。「AERA dot.」では、それが「維新の県議」であると指摘。このころ、維新の県議から「元局長をつるし上げてやる」といった発言を聞いた、という証言もあったという。

 その上、7月8日に開かれた百条委の臨時理事会では、維新の県議はこのように主張したのだという。

「告発文書には、斎藤知事の自宅や好き嫌いなどの記述がある。プライベートなことを取り上げているのだから、(元局長が)自らの調査結果はプライベートな問題だから公開しないでとは、あまりに都合のいい身勝手な論理ではないか」

 結果として、この日の臨時理事会ではA氏の申し入れが認められ、告発文書とは関係のない資料については開示しないことが決定したというが、すでにこのときA氏は亡くなっていた。

 本来、公益通報者であるA氏は保護されるべき対象だ。何度もA氏を取材してきたというジャーナリストの今西憲之氏は「AERA dot.」の記事のなかで、6月末にA氏を直接取材した際、「百条委員会で語ることが兵庫県の未来のためになると信じている」と前向きに語っていた、と記している。維新の県議が、プライバシーを含むすべての情報の開示を求めるという脅しのような暴挙に出ていなければ、A 氏は自死に追い込まれていなかったのではないか。

 そもそも、県議会で百条委の設置を求める動議が提出されたときも、維新の県議は揃って反対に回った。少なくとも、斎藤知事と維新の県議が真実の追及に後ろ向きな言動をとってきたことは、たしかな事実だ。

 斎藤知事だけでなく維新の県議までがなぜ、ここまでして真相を明らかにするのを妨害しようとしたのか。それは、A氏が斎藤知事と維新にとって暴かれたくない、もっと大きな問題を告発しようとしていたからではないのか。

 

 

自殺した元幹部職員は吉村知事肝いりの阪神・オリックス優勝パレードの不正を告発していた!
 

 テレビでは斎藤知事によるパワハラ疑惑やおねだり体質ばかりにスポットを当てているが、それらはA氏の告発の一部にすぎない。じつは、さらに重大な問題をA氏は告発していた。

 A氏が作成した告発文書では、斎藤知事のパワハラやおねだり体質のほかにも、2021年の知事選で斎藤氏の当選のために事前運動をおこなった4人の県職員が論功行賞で昇格した疑惑や、商工会議所に圧力をかけて斎藤知事の政治資金パーティ券を大量に購入させた疑惑など、7項目を設けて問題を指摘。そのなかでも目を引くのが、「優勝パレードの陰で」と記された項目だ。

 ご存知のとおり、吉村知事は昨年、斎藤知事らとともに、大阪万博の機運醸成を狙って阪神タイガースとオリックス・バッファローズの「優勝パレード」の開催をぶち上げた。その際、開催にかかる資金に公費は投入しないとし、資金確保のためクラウドファンディングで5億円を集めることを目標に掲げたが、集まった金額は1億円程度。最終的に大阪府と兵庫県が地元企業から約5億円の協賛金を集めて賄った。

 だが、告発文書では、その裏側でとんでもない協賛金集めがおこなわれていたと記されているのだ。

〈信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。幹事社は■■信用金庫。具体の司令塔は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課。その他、■■バスなどからも便宜供与の見返りとしての寄附集めをした。パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気療養中。〉(編集部注:伏せ字部分は原文では実名)

 県が補助金を増額し、それを協賛金としてキックバックさせていた。これがもし事実であれば、違法性も問われかねない公費の不正支出だ。「まさか、そんなことまでするだろうか」と、にわかには信じがたい話ではある。

 しかし、実際には「まったく根拠のない話」でもないようだ。たとえば、丸尾牧・兵庫県議(無所属)が5月15日付で斎藤知事に宛てた申入書では、この優勝パレードに絡んだ告発について、こう言及している。

〈私が、地域産業経済課に確認したところ、10月頃に中小企業への事業継続支援として、事業者への伴走支援を実施する金融機関に対する補助を継続することを決め、実際の支出はまだ先ですが、既に4億円の交付決定が行われています。その補助を受ける金融機関20社中12社が優勝パレードで寄付をした金融機関です。
「前年度よりも補助総額が下がったから問題なし」ではなく、翌年度に継続が決まっていない事業が、なぜ継続されるようになったのか、その経緯について、もう少し掘り下げた調査が必要です。〉

 また、鹿児島県警の不正を追及し、内部告発問題で不当な家宅捜索を受けたことで一躍注目を集めているニュースサイト「HUNTER」では、兵庫県内の会社経営者で地元商工会でも活躍するという人物が、こんな証言をおこなっている。

「優勝パレードに寄付した信用金庫がうちの会社の取引金融機関です。昨年12月の忘年会で信用金庫の幹部と話した時に、『兵庫県は、小さな信用金庫にまで寄付を求めてくる。すぐ返事しないでいると補助金がついた。そのお礼で寄付した。いい宣伝にはなったが、露骨だ』とぼやいていました」

 
もう1人の犠牲者? 不正を告発された優勝パレードの担当職員も自殺していた

 さらに問題なのは、告発文書のなかで「病気療養中」と記載されている、パレードを担当した課長についてだ。5月16日の県議会では、このパレード担当課長について「お亡くなりになったのではないか」という旨の質問がおこなわれたのだが、答弁に立った県側の職員は「亡くなったかどうか、現時点ではお答えできません」と回答。斎藤知事も個人情報を理由にしてノーコメントを貫いている。

 だが、「FRIDAY DIGITAL」5月27日付記事では、捜査関係者が「今年4月20日、たしかに当該の総務課長さんが遺書を残して亡くなられています」とコメント。同様に「現代ビジネス」や日刊ゲンダイでも「亡くなったことはまず間違いない」「4月20日に自宅で自ら命を絶ったと聞いています。パレード直前は相当な超過勤務を強いられていたようです」という証言が掲載されている。

 優勝パレードを担当した課長がなぜ自死を選んだのか、その理由はわかっていない。しかし、告発文書の記述がもし事実であったとすれば、とんでもない不正行為を強いられていた可能性もある。

 吉村知事が大阪万博のPRのためにぶち上げた「優勝パレード」の裏側で、どのような協賛金集めがおこなわれていたのか。不正に手を染めさせられたかもしれないパレードの担当課長、そして強い覚悟で告発をおこなったにもかかわらず、自死に追い込まれたA氏の思いを無駄にすることは、けっして許されない。

 斎藤知事は辞職することはもちろんのこと、A氏が遺した告発の真相究明をおこなうことこそが課せられた責任だ。そして、斎藤氏を知事に推薦した維新にも責任は伴う。吉村知事は斎藤知事の進退について、「政治家なので、最終的には政治家本人が判断することだと思う」などとコメントしているが、吉村知事は他人事のフリなどできない立場であると指摘しておきたい。

 

 

【申し立て後に自殺か】兵庫・斎藤知事のパワハラ告発の元県民局長が命を絶った「深刻な理由」

 

「百条委員会設置に反対したのは維新の会。本件に関係のない資料の非開示に反対したのも維新の会だけでした。緊急理事会では、ある維新の会の議員から『本文章には、知事の好き嫌いに関する記述、片山副知事の家族や学生時代の学友など、個人を特定した上でのプライベートについての記述が散見される。当事者として(A氏は)、プライベートなことを取り上げながら、自らの調査結果についてはプライベートな問題だから公開してくれるなというのは、あまりにも都合のよい身勝手な倫理。プライバシーに関係しているかどうかについても、A氏の代理人が判断するのは不適切だ』という旨の発言がありました。これにはさすがに暴論だ、という指摘もあり、他会派からの反対意見が出て調査に関係のない資料は一切提出を認めないことが賛成多数で可決されます。それでも、維新の会の議員は食い下がっていました」

 

 

1人の元職員の自死により、兵庫県政はさらなる混乱に陥っている。

7月7日、斎藤元彦(46)・兵庫県知事のパワハラなど7つの疑惑を告発していた元西播磨県民局長のA氏(60)が、姫路市内で亡くなっていたことが明らかになった。兵庫県では、A氏の告発を発端に斎藤知事の疑惑に対して51年ぶりに百条委員会が設置され、6月より本格的な調査が始まっていた。A氏も19日に証人として出頭を予定していた最中の出来事だったのだ。県政関係者も突然の死に驚きを隠せず、県には抗議の電話が鳴り止まないという。
 

5月27日公開のFRIDAYデジタルの記事『内部告発で右往左往…県知事の「おねだり」「パワハラ」疑惑文書拡散で兵庫県政が“異例の大混乱”』では、知事のパワハラ疑惑や県の混乱ぶり、百条委員会設置へ向けた内情などを詳報している。いったい、なぜ勇気ある告発者は死を選ばざるを得なかったのか――。

「彼が自ら命を断ったとは未だに信じられません。あれだけ百条委員会へ向けて着々と準備をしていたのですから……」

A氏と長年にわたり友好があった知人男性はこう明かす。

この男性によれば、A氏は19日に予定されていた百条委員会の証人出頭に向け、着々と準備を進めていたという。

「最後に連絡をとったのが亡くなる1週間ほど前。その時は『百条委員会に向けて準備を進めている。頑張ります!』という意思表明の連絡でした。県関連の会合に参加した際も、『百条委員会で真実を明らかにする』とやる気満々だったといいます。それだけに自殺への驚きが大きいのです……。遺書には百条委員会の継続を求めるメッセージが残されていたとも聞いており、誰よりも県の未来を憂いていた彼らしいな、とも感じます」

A氏と交流が深かった県の元幹部も、こう続ける。

「彼とは頻繁に連絡をとっていましたが、やはり百条委員会に向けて綿密な準備をしているというものでした。人望が厚い男でしたので、県の職員は深い悲しみに包まれています」

A氏の自殺を受けて、県職員の労働組合は、斎藤知事に対して辞職を求める申し入れを行った。これに対して、知事は「よりよい県政を立て直すのが責務」などと語り辞職を否定している。

県の関係者は「A氏は百条委員会に対してプライバシーの侵害を強く懸念していた」とも述べる。会議のなかで一部委員からは、告発文と関係のないパソコン内のデータファイルの開示も求められた。A氏のパソコンは、告発後の3月末に人事課に押収されたという。

しかし、証人出頭が迫ったタイミングで、どういうわけかある委員からは、「人事調査にかかる資料はすべて開示すべきだ」との発言があった。当然ながら、調査に関係のない資料まで開示する必要はない。

本誌は、実際にA氏が弁護士を通して百条委員会宛に申し立てした文章を入手した。

そこには、「A氏のプライバシー権が侵害されること」「基本的人権に最大限配慮すること」などが記されている。その上で、データファイルをすべて確認したところすべて本件告発文の真偽の究明には関係ないもので、人事課に対して当該データファイルの開示を求めないように釘が刺されている。前出の県政関係者が言う。

「A氏が人事課に抗議したところ、『開示に支障があるなら百条委員会に申し立てを行え』と突き放された。それで代理人弁護士を通して正式に申し立てを行ったわけです。A氏は憔悴しており、思い詰めているように映ったとも聞きました」

ところが、A氏の申し立てにより7月8日に開催された百条委員会の緊急理事会では、耳を疑うような発言が飛び交った。ある県議会関係者が嘆息する。

「百条委員会設置に反対したのは維新の会。本件に関係のない資料の非開示に反対したのも維新の会だけでした。緊急理事会では、ある維新の会の議員から『本文章には、知事の好き嫌いに関する記述、片山副知事の家族や学生時代の学友など、個人を特定した上でのプライベートについての記述が散見される。当事者として(A氏は)、プライベートなことを取り上げながら、自らの調査結果についてはプライベートな問題だから公開してくれるなというのは、あまりにも都合のよい身勝手な倫理。プライバシーに関係しているかどうかについても、A氏の代理人が判断するのは不適切だ』という旨の発言がありました。これにはさすがに暴論だ、という指摘もあり、他会派からの反対意見が出て調査に関係のない資料は一切提出を認めないことが賛成多数で可決されます。それでも、維新の会の議員は食い下がっていました」

この緊急理事会は、A氏が亡くなった翌日に開催されている。「多くの県議は、当日朝の段階でその訃報を知っていた」と前出の県議会関係者は言う。それゆえに憤りも隠そうとしない。

「当件がA氏を精神的に追い詰めていた可能性は否定できません。亡くなったことを知った上で、死人に鞭を打つような行為や発言をしていたのなら、議員というよりも、いち個人としてその人間性を疑ってしまいます」

ある県議は、19日の百条委員会は予定通り開催される運びだと述べた。今後は県職員へのアンケート結果なども争点となってくる。斎藤知事は自民党と、維新の会が相乗りして誕生した知事でもある。A氏の死後、こんな声も聞こえてきていた、前出の県議が言う。

「自民党の中でも、A氏が亡くなったことで『百条委員会の継続は困難では』という一部議員もいたのです。ですが、真実を明らかにすべきだという方が大多数で会派として継続の方向性となった。維新の会の中でも、若手を中心に『知事の対応はさすがにマズイ』という意見も少なくなかった。ですが、会の意思決定は上層部の数人が行っており、完全にトップダウン型。その対応に違和感がある県議はいるものの、声をあげられない状態なのです」

A氏は県を退職する前に、こんなコラムを残している。その一部を抜粋する。

〈我々は公務員です。仕事は県民の皆さんのためにするものです。自分のため、自分の栄達のために、仕事はしてはいけない。仕事を利用してはいけない。そして、自分の損得勘定で行動してはいけない、人の選別をしてはいけない。昇任、出世は結果であって、それを目的にしてはいけない。(中略)人を大切にすること、義を通すこと、誠実であることを、ひとりの人間としてずっと心に持ち続けて欲しいです。そして、筋を通そうとして挫けることがあっても、理不尽な現実の壁に跳ね返されても、諦めないで下さいね。『いつかきっと』と心に念じながら〉

1人の告発文から始まった騒動は、大きなうねりをみせ、もはや知事の進退という枠組みを超え、政局争いや県政の健全性という問題にまで波及している。それは、A氏の願った義や誠実さという概念からはかけ離れた世界であるような気がしてならない。