IHは、いらないブロックを脱ぎ捨て、潜在意識の望みを明らかにし、そこへ向かえるように調整するセッションです。
自分らしさが全開になり、その人らしい最高の人生が開花していきます。
頭で考えて答えるのではなく、筋反射で潜在意識と対話するセッションですので、クライアントさん、施術者両者の主観が入らないことが信頼度の高さ、人気のポイントです。
＜IHキネシオロジー個人セッション＞
今日はKさんシリーズをお休みして、別の話題を…。
今日から学生の就職活動がスタートというニュースを見て、私が新入社員だった頃のことを思い出していました。
私が入社した頃といえば、ちょうどバブルがはじけた直後で、就職活動はすごく厳しかった時期でした。
1、2年上の先輩は、遊んでいるように見えてもみんな大手企業に就職していったというのに…。
とはいえ、さんざん苦労はしたものの、私は運良く希望していた大手自動車会社に就職できたのです。
思えば、わたしは運がいい人間だと思います。
ここぞという時には願いがかないますからね。
この頃は、うまくいかないというネガティブな刷り込みもなかったのだと思います。
その頃は会社はまさに男社会。
女性の先輩たちは「男女雇用均等法」によって、総合職で華やかなポジションにいながらも、男性に劣っていないことを証明しなければならないとばかりに、肩に力が入っていましたよ、それは。
女性同士でも、総合職と一般職という区分けがあって、大卒総合職で入社した私に、同い年で短大卒の2年上の先輩からの視線がひじょーーに冷たかったのを覚えています。
「給与明細見せて」って言われたことは忘れられません
「いいよ」って返事をしたら、それ以上何も言われなくなりましたけど。（見せてはいません。念のために）
話がそれちゃった…。。
そう、男社会だったという話がしたかったのです…（笑）
その頃は、今では信じられないですが、社員はデスクでタバコを吸ってたんですよね
女性社員だけに「お茶当番」というのがあって、当番の人はいつもより早く出社して、
みんなのデスクを水ぶきして、灰皿を回収して洗って、部署の人の湯のみを洗って、ポットにお湯を用意する。
女性社員が少ないから、一人の負担を少なくするために、ベテラン社員でも当番になるのです。
バブル後の就職氷河期には、新人が入ってこないから、延々そのメンバーでお茶当番をしてきました。
私のいた部署の女性の先輩たちは、手を抜かないのです。
仕事が超忙しい時に当番になってしまった先輩に変わって当番をしようとしたら、「これは自分の仕事だから！」って怒られたことがあります。
「せっかく女性の総合職の先輩たちが、男性に仕事の能力で劣らないことを示すためにがんばってきたんだから、あなたももっと自分に厳しくね」「男性と同じ仕事ができる環境にいるという高い意識をもつように」「あんなに意識の低い男性の下で働くのが我慢できない」という環境で育ってきました。それは自分にとっては、いい面もそうでない面もあると思います。
私と同世代の40代の女性は同じような経験をしてきていると思います。女性でも男性に負けない仕事ができるとか、しなければといった意識が少なからずあるのではないでしょうか。
今思うことは、女性も男性も、また性別に関わらず、向き不向きを考えずただ女性も男性と同等にという考えは、無理があるということ。
ただし、それは比較的男女の差別なく機会が与えられている今だから言えること。これまで女性の機会を向上させるためにそれこそ必死でがんばってきた人たちの努力があるからこそ。
私と同世代の人たちは、少なからず必死でがんばってきた世代ですよね。
一生懸命やらないといけない、必死にやらないと食べて行けないという思い込みが、今の現実を作っているかもしれません。
今、そのがんばりぐせによって、つらくなってきているかもしれません。なにか行き詰まりを感じているかもしれません。
それは意識の奥底にある本当の自分からのサインですから、どうぞ見逃さないであげてほしいです。
自分が気づかないだけで、本当の自分はもっと自由なのですよ。
