投資のいろは(チャートについて) | ぶらっくまーさん

投資のいろは(チャートについて)

明日の日銀の金融政策決定会合には要警戒です。

 

今、NY時間ですが、ここで既にFOMCでの年内の利下げが事実上1回に確定したことの影響が出始めているように見えます。

 

本日の日経平均とTOPIXも非常に悪い形で引けていて、これに需給の悪さも加わって買いで利益を出すことはかなり難しくなっているように思えます。

 

 

こちらは6月9日のエントリーでアップしたチャートです。その時にも書いたのですが、短期的なグレーの平行チャネルから黒のやや長めの下落の平行チャネルに戻っていく可能性が高いということを示唆したものです。

 

 

こちらが本日までのローソク足でのチャートです。お絵描きの部分は自分で描いているのでやや傾きが異なりますが、全体の流れを見るのには十分かと思います。あとはこうしたお絵描きには主観が入るので、そもそもそこまで正確に描く必要も無いと思います。本日の日経平均が大きな陰線を引いたこと、ナイトセッションで既に38500円台をつけていること、そして需給がさらに悪化していることも勘案すると、今からでも現物株のヘッジのために先物やオプションで何らかのポジションを組んだ方が良いように思えます。

 

おそらく年頭からのラリーで大きく稼いだ人もここからの2,3ヶ月でその含み益を全部吐き出すような展開になるように思えます。ここ数週間を見ても外国証券は買ってきていません。個人が現金と信用で買っている始末です。ここから急落が来る可能性が高いです。何らかの信念で買うのはありだと思います。

 

単なるスウィングなどなら、少なくとも一度目の急落と、その後の長い下ひげをつけたローソク足を見届けた後でも十分利益を出せると思うので、今は動くべき時ではありません。ちなみに6月限でのアイアンコンドルは最大利益を獲得できそうです。

 

さすがに明日の寄り付きで日経平均が37500-40000の外側をつける可能性はゼロでしょう。7月限では先日書いたようにプットバックスプレッドを組んでいます。