投資のいろは(パーク24の売買) | ぶらっくまーさん

投資のいろは(パーク24の売買)

パーク24(4666)を売りました。

 

それは前回のエントリーで書いた通りです。地合いが悪いと感じたのでとりあえず売りました。その結果です。まず、9日のエントリーで書いた通り10日の寄り付きで買いを入れました。NYがまずまずの動きをしているので200株の買いを入れました。

 

1762.5円でした。それで200株です。

 

そして後場の地合いを見て昨日のエントリーを書いたすぐ後に成り行きで全て売りました。1792円です。従って以下のようになります。

 

     100株@1700円   →   1792円  +9200円

     200株@1762.5円 →   1792円  +5900円

 

というわけで合計で15100円の利益となりました。どう考えるべきでしょうか。結局日経平均の地合いが想定以上に悪かったということです。

 

 

こちらは日経平均日足の3ヶ月チャートに移動平均線とMACDを重ねたものです。こちらを見ると非常に分かりやすいのですが、3月下旬以降の揉み合いの局面で25日移動平均で何度も頭を抑えられています。

 

ゴールデンウィーク明け最初の営業日に大きな窓を開けての陽線引けでも25日線にぎりぎりかかる程度で、これを見た時に7日の夜11時にあげたエントリーで書いたように大勢の投資家YouTuberやブロガーが上昇と述べていても、あまりそれを信用できないと書いた最大の理由です。

 

あの翌日に、もしさらに上伸していたらその日の夜のエントリーで素直に判断のミスを認めていたはずです。

 

 

こちらは同じ期間の日経平均日足のチャートにボリンジャーバンドを重ねたものです。こちらの上のリンク(2つ目のリンクです)に同じボリンジャーバンドを挙げましたが、バンドがスクィーズしています。日経平均自体も中央線に絡みつく動きで、この動きをしているため、クレジットスプレッドの含み益が増加して、証拠金維持率が急速に高まっています。これはそれだけ遠くのコールやプットのプレミアムがポジションを取った時の理論値よりも急速に剥落していることを意味しています。

 

日経平均VIも18まで下がってきています。全体として日経平均が揉み合うことを示唆していると思います。

 

さて、それでは来週の相場展望です。まず、日経平均がこのまま続落するのかということですが、日経平均に影響を与えやすいSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)が金曜日のNY時間で上昇しているため、おそらく週初は安く始まって陽線を引くのではないかと思います。

 

今の作戦としては、日経平均にフォーカスして話すと、この四半期決算でEPSが2200円にまで落ちてきています。来週前半で概ね決算が出揃いますが、そこでの予想ではおそらく来期のEPSは更に下になると思います。

 

従って少なくとも次の3ヶ月程度で見た時に、日経平均が40000円をつける可能性は無いと思います。利益が上振れるためには大幅な円安が必要ですが、そろそろ政府も物価高に困窮する庶民の怨嗟の声を無視できなくなっていると思います。

 

私はドル円が160円となったのは、あの時点でだと行き過ぎだと思いました。しかしそれはあくまで4月の時点での話であって半年ごとに1~2円程度の円安のトレンドがあり、そこからいくらか円安に動く程度なら問題ないと思っています。従って次の3ヶ月程度で170円程度まで動くことは日本経済にとって良いことだと思っています。投資的にもその方が市場を底上げする原動力になるように考えられます。

 

従って政府がゴールデンウィークに160円で介入したからといって、勝手にそこを何かの水準だと考えることがあってはならないと思います。当然アメリカも水準での介入についてはかなり強く牽制してくると思います。

 

何となくですが、今回の介入に関しては日米の当局の間で意見に齟齬があったまま行われたような気配を感じます。これは両国の政府当局者の話をよく聞いて出した私の判断で根拠があるわけでは無いですが、介入直前には日本側がどこかの時点で行う、と通告を行ったように思えます。その時には急速な為替変動が確かにあったので日本の当局者のその言葉に説得力があったと思います。

 

けれどもそこから仮に2,3か月経過して、また円安が進んで介入をするのかということになった場合には大統領選挙が近くなってアメリカ政府が幾分ストールするような状況であっても日本の為替介入に強い牽制を行うように思います。

 

それも併せて考えると、この後市場が静かに日本政府に対して挑戦を試みてくると思いますが、どこかで160円を超えて円安が進むと思います。そしておそらくですが、そこで日本政府が為替介入を行わないのを見届けると日経平均が上昇トレンドに再突入すると考えています。

 

これを全て総合すると、これまで何度か述べていますが、次の数ヶ月は揉み合い、その間為替はドル円で160円を上限として、153円程度を下限としての揉み合いを続け、その間日経平均は緩やかな下落トレンドの中でボックス相場となるように思います。従って基本的に現物株は日経225に採用されていないプライム市場に上場する銘柄で、個別でテクニカルを見て売られ過ぎのシグナルが出たものをスウィングトレードとして見た時には割と短期のスパンで売買するスタンスとなります。

 

一方オプション側ではクレジットスプレッドを組むわけですが、その際にコール側をプット側よりも多く組成する方が合理的に思われます。

 

そして夏が終わりかけたころに為替が動いたタイミングでスウィングトレードを主体とした本来の手法に戻し、オプションにはヘッジの役割を果たしてもらうという今年のシナリオを描いています。その通りになると良いのですが・・・

 

さて、それでは本日までの成績です。

 

サンコール(5985)

 800株@480円                    +2400円(確定)

 

パーソルグループHD(2181)

3000株@215円                       ±0円(確定)

 

北恵(9872)

1000株@860円(概算)               +10000円(確定)

 

パーク24(4666)

 100株@1700円                   +9200円(確定)

 200株@1762.5円                 +5900円(確定)

 

小計                            +27500円 

 

 

4月までの損益                     +727300円

 

オプションの4月までの損益             -82500円

 

5月限P38500売り@605×1枚

5月限P38000買い@450×2枚            +76000円(確定)

 

5月限P36000円売り@135円×1枚

5月限P34000円買い@21円×8枚             ±0円(確定、概算)

 

6月限C40000円売り@365円×1枚

6月限C40500円買い@250円×1枚         +4500円

 

6月限P37500円売り@425円×1枚

6月限P37000円買い@310円×1枚         -3500円

 

6月限P36500円売り@320円×1枚

6月限P35500円買い@165円×1枚         +4000円

 

このオプションについては前回の成績のところとの比較をすると色々見えてくることがあると思います。上にもそのリンクがあるのでぜひ比較してみてください。

 

ちなみに今年の元日に挙げたエントリーでは今年1年の予想をしていました。色々思うところがありますが、いずれにせよ大晦日かその前あたりにオフ会という名の反省会をやってみたいですね。

 

願わくば、オフ会の時にみんなで翌年1年間の10大予想を立てて、それをそれぞれのブログなどにアップしてもらい、それを翌年の大晦日にまたオフ会で集まってみなで反省会をしながら豪華な食事とお酒のつまみにするというのはいかがでしょう?

 

ちなみに毎回願望的に書いていてもアレなので、今年は年末にオフ会を実施したいと思います。場所は東京駅周辺か羽田空港周辺、または大阪なら新大阪周辺るいは京都駅周辺、そして費用は学生と20代の人は一律2000円、それ以外の人は自分の飲食した分で、私は学生さんと20代の人の残りを全部出す形にしたいと思います。そしてこれを読んでいる人の中で億り人が生まれたら、その時にはその人と私で学生さんと20代の人の飲食した分の足りない部分を割り勘で支払うと。

 

さらに一次会はその日の昼過ぎから始めて、例えば東京駅や銀座周辺ならまずはどこかでランチ(含むアルコール)から始めておやつの時間に少し自由行動で、夕方からその周辺で再開して二次会、そして三次会という感じで、誰でもどこか参加できるタイミングのところにだけ顔を出すので良いというルーズな感じにしたいです。

 

私はその間の全てに参加しますので。