Episode.69 超人大戦~VSイーヴィル・グレゴール~ | 千樹憐のウルティメイトストーリーズ

千樹憐のウルティメイトストーリーズ

基本的には好きなウルトラマンのオリジナル小説を連載しています。

読者申請、いいね、コメントも大募集中です!!
お気軽にどうぞ~



超古代狛犬怪獣ガーディーは3000万年前、光の巨人(イーヴィルティガ)と共に暗黒の支配者率いる闇の眷属と戦っていた相棒だった。


しかし、現代でこの光の巨人像とマサキ・ケイゴが邪悪な心を持ったまま一体化したため、巨人の力を制御できずに暴走、悪のティガ=イーヴィルティガになってしまった。


ガーディーは間違った心を持ってしまった主人であるイーヴィルティガを取り返すために訴え続けていた。


マサキはイーヴィルティガとガーディーの関係を知る由もなく、自分に刃向かうガーディーの息の根を止めてしまい、それに激怒した凌はウルトラマンティガに変身し、イーヴィルティガとの決戦に臨む。


そのとき、影野率いる全ての刺客が一挙に集結した。


ウルトラマンネクサスとウルトラマンガイア、ウルトラマンダイナも駆けつけ、それぞれの敵と決着をつけるため、対峙する。



超人大戦の幕開けだ。





メフィストはダークフィールドを展開し、ネクサス(ジュネッスメイジ)を連れ込んだ。



カオスウルトラマンカラミティはガイアを宇宙へ誘い込む。


ガイアはそれを追いかけて行った。




ニセダイナ(ミラクルタイプ)はイーヴィルティガと共にダイナ(フラッシュタイプ)とティガ(マルチタイプ)との2対2の戦いを挑む。







イーヴィルティガはガーディーを倒し、ティガに不敵な笑い声を聞かせる。



ティガ(マルチタイプ)は拳を握りしめ、イーヴィルティガに駆け込む。



お互い互角の力だ。


激しい蹴りの応酬。




ニセダイナスラッシュとダイナスラッシュを相殺するニセダイナとダイナ。



ニセダイナ=グレゴール人「そんなんじゃいつまでたっても俺には勝てないぞ。」


ニセダイナはダイナの頭上を飛び越え、振り向きざまにキックの一撃を決め、ダイナを吹っ飛ばす。



ニセダイナがイーヴィルティガの踏み台になり、イーヴィルティガの飛びつき攻撃を受けるティガとダイナ。



イーヴィルティガの光弾を弾いたダイナはビームスライサーで反撃する。



イーヴィルティガは両腕にエネルギーを集約し始めた。


ティガもエネルギーを集約し、お互いの必殺光線イーヴィルショットとゼペリオン光線を相撃ちにする。



       


爆発が起き、両者とも吹き飛ばされる。


その爆風の中でニセダイナとダイナのダークソルジェント光線とソルジェント光線が激突していたが、ダークソルジェント光線がソルジェント光線を押し返し、ダイナに命中した。




ニセダイナが挑発する。



      


ダイナのカラータイマーが点滅を始めた。


ニセダイナがダイナの肩を掴み、膝蹴りを加え、投げ飛ばす。



ニセダイナ=グレゴール人「たわいない。」




ティガ=凌「剣斗ー!!!」


ダイナを案じるティガにイーヴィルティガが襲いかかる。


イーヴィルティガ=マサキ「よそ見をするなよ。」



ティガは倒れ込む。

カラータイマーが点滅。



孤門「二人が危ない!」


和倉「よし、ウルトラマンを援護するぞ。」


ハイパーメガキャノンチェスターから放たれたハイパーメガキャノンバニッシャーがイーヴィルティガとニセダイナを吹き飛ばした。



ダイナは駆け出す。


しかし、ニセダイナのビームスライサーで倒れ込む。




人々「負けるな!ウルトラマン!」


この戦いを見守っていた人々。


人々「ダイナー!!ティガー!!」




ニセダイナは周囲を見渡す。


ニセダイナ=グレゴール人「何!?お前たち・・・」



イーヴィルティガの怒りは頂点に達し、人々へ向けて光弾を乱射する。



ハイパーメガキャノンチェスターがそれを相殺した。



孤門「自分たちの街を自分たちで守る!」



人々「ダイナー!!あんなニセモノに負けるなー!!」



人々「ティガー!!ダイナと二人であいつらから俺たちを守ってくれ・・・お願いだ。」



ダイナとティガは人々の声援を受け、立ち上がる。



奮起したダイナはストロングタイプにチェンジした。



ニセダイナは再び構える。


ニセダイナはダイナ(ストロングタイプ)にパンチやキックの連続攻撃を叩き込むも、先ほどとは違いビクともしないダイナは渾身のパンチを決め、一撃でニセダイナを吹っ飛ばした。



ティガはスカイタイプにチェンジし、イーヴィルティガの攻撃を連続でかわす。



空に飛び上がったティガ(スカイタイプ)はイーヴィルショットとランバルト光弾をぶつけた。



大きな爆炎が発生した。



その炎の中からティガが突然現れ、ティガスカイキックをイーヴィルティガに決め、イーヴィルティガを吹き飛ばす。



イーヴィルティガのカラータイマーも点滅を始めた。




ティガはマルチタイプに戻る。



イーヴィルティガとティガは飛び上がり、イーヴィルキックとウルトラチョップをすれ違いざまに決める。



       


静かに背中合わせに着地したティガとイーヴィルティガ。

       

       


鳴り響くのは両者のカラータイマー音。



ダイナとニセダイナはクロスカウンターの相撃ち。


沈黙したダイナとニセダイナ。


こちらもダイナのカラータイマー音が鳴り響いている。 

       


ニセダイナの顔が割れ、破片がぞくぞくとはがれ落ちる。



グレゴール人の姿を晒した。


      



和倉「あれが、正体。」



グレゴール人は膝をつく。



ダイナはフラッシュタイプに戻る。





イーヴィルティガはわるあがきのイーヴィルショットを放とうとするも、エネルギー不足により不発に終わる。



グレゴール人も最後の抵抗でダークソルジェント光線を放つ。



ティガ(マルチタイプ)とダイナ(フラッシュタイプ)は上空へ飛び上がり、ゼペリオン光線とネオソルジェント光線の同時発射でこの戦いに終止符を打つ。



       


グレゴール人のダークソルジェント光線を押し返し、イーヴィルティガと共に吹き飛ぶ。



グレゴール人「俺はここでもお前に勝てないのか!!」


グレゴール人とイーヴィルティガは消滅した。



着地したティガはガーディーの亡骸に寄り添い、抱きかかえる。


  







       











その光景に孤門、平木隊員、人々、西条凪副隊長でさえも涙を流す。




吉良沢「お疲れ様、ガーディー。君の主人にもうすぐ会えるよ。ゆっくりと休むんだ。」


吉良沢も参謀室からモニターのガーディーに優しい言葉をかける。




ティガはガーディーの亡骸を持ち上げ、ダイナと共に空へと去って行った。





吉良沢「さて、戦いはまだ終わってはいない。」





月面で対峙するウルトラマンガイアとカオスウルトラマンカラミティ。



ダークフィールドにはウルトラマンネクサスとダークメフィスト。




カラミティとガイアが駆け込んでいく。



To be continued