ヒューストンへ行きました。
移動に利用したのは
我がアトランタに本社のある
デルタ航空です
選んだチケットですが
エコノミーのさらに安い
ベーシックエコノミーにしました。
ベーシックエコノミーは
・航空チケットの変更ができない
・座席の指定ができない
という制限に加えて
マイルが加算されない
長距離だったら惜しい気がするけど
アトランターヒューストン間は
往復で1300マイルぐらいなので
まあ、いいか
そんな格安チケットだったのに
ある出来事があって
マイルが加算されたんです。
2000マイル×2人分も
マイルが加算されないチケットに
なぜマイルが付いたかというと
ドリンクサービスのCAさんが
夫のテーブル上に置いたコーヒーを
見事に倒したからでした
現場を見ていた私は
スローモーションのように
その瞬間を
はっきりと覚えています。
CAさんがコーヒーをそそぎ
夫のテーブルに置くか置かないかの
ギリギリの瞬間に
別のCAさんから声をかけられて
振り向き動作が大きくて
コーヒーが満タンに入っていた
カップが倒れた~、というもの。
幸いなことにその事件は
テーブルの真ん中で起こったので
液体はテーブルが受け止めましたが
ほんの数滴が
夫のズボンに落ちてしまいました。
昔のアメリカの航空会社の
悪いイメージのせいで
まあ、これぐらい
揺れる機内だし
仕方ないよね
という対応かなと思いましたが
こぼしてしまったCAさんは
すぐに謝罪してきて
夫に大量のナプキンを渡し
CAさんはテーブルを拭いて
再度謝罪しました。
えっ
アメリカ人って
謝るの?
と、私はびっくり。
夫も、大丈夫だから、と
何度も言いましたが
CAさんが
このカートの中で欲しいもの
ありますか?
と聞いてくれたので
みんな大好き
ビスコフをいっぱいもらいました。
食べきれなくて持って帰ってきました
そしてCAさんが使う
タブレットを持って来て
私と夫の名前とEメールを
チケット予約画面から確認して
お詫びに
2000マイルずつ差し上げます
と言ってくれました。
夫は
そんなことしなくていいよ
と言ったのですが
私は
Wow、サンキュー
国際線のチケットを
マイレージで取ろうとすると
何万マイルも必要ですが
国内線は割と少ないマイルでも
取れることがあるので
これはありがたかったです。
ところでこのCAさんは
多分、まだ若い。
でも、事後対応は
上司に相談するまでもなく
自分の判断でやっているように
見えました。
そういう点も
とっても好印象でした。
きっと会社も
各社員の裁量を
かなり認めているのでしょう。
また飛行機を利用するなら
デルタ航空にしたいなと
思ったのでした。