バーミンガム Birmingham 便り from the U.K.
no.32 フットボール大好き
ワールドカップ真っ盛りである。思えば4月くらいからイングランドの国旗をつけた車をたくさん見かけるようになり、友人と「あの旗はなんの意味があるんだろうね」と話していたのを思い出す。なんのことはない、イングランドチームの応援の旗だった。それから、開幕が近づくにつれユニフォームを着た人を多く見かけるようになり、テレビニュースでもルーニーが出場できるのだろうかなんていう話題で持ちきりだった。ベッカムと奥さんのビクトリアが催したパーティもテレビで放映されていた。
イギリス人はフットボール(イギリスではフットボールと呼ぶ)大好きである。イギリスには至るところにパブがある。そのほとんどに大型テレビやスクリーンがあり、ビール片手にフットボールの試合を見ている人たちがたくさんいる。ワールドカップ開幕が近づくにつれ
ワールドカップの試合はここで見よう!!
などという看板がパブに掲げられるようになった。試合はBBCとITVの2局で全て地上波で生放送されている。日本戦見れるかなあと心配だったのだけれど、そんな心配は無用であった。さすがである。その一方で
イングランドの誇りを!!
という「道徳心」を忘れるなという趣旨の啓蒙ポスターも見かけた。警察はかなり警戒しているらしい。そういえば、ワールドカップ開幕前テレビでワールドカップ期間中は家庭内暴力が増えるので注意をというニュースが流れていた。冗談のようだが本当のことらしい。理由は簡単、アルコールが増えるせいである。
イングランドチームの初戦の日、ちょうど街に出かける用があったのだが、2:00キックオフにあわせてパブに繰り出している人たちをたくさん見かけた。ユニフォームを着てなんだか楽しそうに歩いていた。試合終了後(そのときは家にいたのだが)、近くのパブの方から騒がしい声が聞こえてきた。勝利がよほどうれしかったらしい。そして、夕方また用があり外に出ると、パブの前でかなり酔っぱらって人たちを見かけ、通りではまだ夕方6:00くらいだったにも関わらず、かなりできあがった人たちと遭遇し、ちょっと怖かった。勝ってこれでは負けたらどうなるんだろう。恐ろしい。
少し前のニュースでは、イングランド人が暴れて逮捕されたとか、暴力事件が起きたとか・・・。
友人によると、この間の試合(予選最終)があった時間には彼女の家のまわりからは人が消えてしまったらしい。どうやらみんなテレビにかじりつきみたいだ。
そういえば、驚いたのが、イングランド人に限らずワールドカップ大好きな人がたくさんいたということ。自分の国が出場しているのなら分かるのだけれど、出場していない国の人たちも試合を楽しんでみているらしい。日本は惜しくも負けてしまったけれど、「日本応援してたのよ」などと言われるとうれしかった。
明日、決勝トーナメントの初戦があるらしい。また、ユニフォーム着た人で街はあふれるんだろうな。
イギリス人はフットボール(イギリスではフットボールと呼ぶ)大好きである。イギリスには至るところにパブがある。そのほとんどに大型テレビやスクリーンがあり、ビール片手にフットボールの試合を見ている人たちがたくさんいる。ワールドカップ開幕が近づくにつれ
ワールドカップの試合はここで見よう!!

などという看板がパブに掲げられるようになった。試合はBBCとITVの2局で全て地上波で生放送されている。日本戦見れるかなあと心配だったのだけれど、そんな心配は無用であった。さすがである。その一方で
イングランドの誇りを!!
という「道徳心」を忘れるなという趣旨の啓蒙ポスターも見かけた。警察はかなり警戒しているらしい。そういえば、ワールドカップ開幕前テレビでワールドカップ期間中は家庭内暴力が増えるので注意をというニュースが流れていた。冗談のようだが本当のことらしい。理由は簡単、アルコールが増えるせいである。
イングランドチームの初戦の日、ちょうど街に出かける用があったのだが、2:00キックオフにあわせてパブに繰り出している人たちをたくさん見かけた。ユニフォームを着てなんだか楽しそうに歩いていた。試合終了後(そのときは家にいたのだが)、近くのパブの方から騒がしい声が聞こえてきた。勝利がよほどうれしかったらしい。そして、夕方また用があり外に出ると、パブの前でかなり酔っぱらって人たちを見かけ、通りではまだ夕方6:00くらいだったにも関わらず、かなりできあがった人たちと遭遇し、ちょっと怖かった。勝ってこれでは負けたらどうなるんだろう。恐ろしい。
少し前のニュースでは、イングランド人が暴れて逮捕されたとか、暴力事件が起きたとか・・・。友人によると、この間の試合(予選最終)があった時間には彼女の家のまわりからは人が消えてしまったらしい。どうやらみんなテレビにかじりつきみたいだ。
そういえば、驚いたのが、イングランド人に限らずワールドカップ大好きな人がたくさんいたということ。自分の国が出場しているのなら分かるのだけれど、出場していない国の人たちも試合を楽しんでみているらしい。日本は惜しくも負けてしまったけれど、「日本応援してたのよ」などと言われるとうれしかった。
明日、決勝トーナメントの初戦があるらしい。また、ユニフォーム着た人で街はあふれるんだろうな。
no.31 緑がいっぱい
最近すこし時間の余裕があったので、近くのparkへ行ってみた。ずっと行ってみたいと思っていたのだけれど、時間と心の余裕がなかったのだ。
歩いて少しすると緑が見えてきた。一応"○○ park"という標識はあるのだけれど、とくに入り口があるわけでもなく、そこは緑の柴が一面に広がった場所であった。木々には花が咲き、その下には草花が自然に生えていて、急にどこかの山のなかにでもきたのだろうかという気がした。日本語に訳すと「公園」となるのだろうけれど、「公園」みたいに遊具があるわけではない。そのかわり、中央に池があり、そこにはたくさんのカモや名のしらない大きな鳥が悠々と泳いでいた。
その日はちょうど休日。数人のグループがサッカーをしていた。(さすがサッカーの国)また、その向こうでは子供たちが鬼ごっこでもしているのかうれしそうに緑の柴の上を走り回っていた。その一方で、犬をつれて散歩をしている人たち。
そんなに大きい公園ではないのだけれど、イギリスにはあちこちに緑の場所がある。ぜいたくだなと思った。でも、ここに生まれ住んでいる人にとってはこれが自然なのだろうな。
いい場所を見つけた。
歩いて少しすると緑が見えてきた。一応"○○ park"という標識はあるのだけれど、とくに入り口があるわけでもなく、そこは緑の柴が一面に広がった場所であった。木々には花が咲き、その下には草花が自然に生えていて、急にどこかの山のなかにでもきたのだろうかという気がした。日本語に訳すと「公園」となるのだろうけれど、「公園」みたいに遊具があるわけではない。そのかわり、中央に池があり、そこにはたくさんのカモや名のしらない大きな鳥が悠々と泳いでいた。
その日はちょうど休日。数人のグループがサッカーをしていた。(さすがサッカーの国)また、その向こうでは子供たちが鬼ごっこでもしているのかうれしそうに緑の柴の上を走り回っていた。その一方で、犬をつれて散歩をしている人たち。
そんなに大きい公園ではないのだけれど、イギリスにはあちこちに緑の場所がある。ぜいたくだなと思った。でも、ここに生まれ住んでいる人にとってはこれが自然なのだろうな。
いい場所を見つけた。
no.30 春だ
気づいたら春だった・・・。
前回書いたのが2月のはじめ。それから今日まで、ばたばたとした日々を送っていて、なんだか気づいたら春が来ていたという感じである。
寒くて暗いイギリスの冬も3月最後の日曜日にサマータイムが始まり、終わりをつげたようだ。(といっても、まだ、風は寒さを感じ、今日はみぞれが急に降ってきたのだけれど・・・。)道ばたには黄色い花がたくさんさいていて、冬にはめったにお目にかからなかった太陽もよく出るようになった。曇りの薄暗さに慣れてしまった身には太陽の光がまぶしく感じられる。サマータイムになり、一時間時間が遅くなったおかげで、今は7時半くらいまで明るく、冬は4時になるともう暗かったのが嘘のようである。
イギリスの天気はあてにならないのだが、春の天気は特にあてにならない。晴れたと思ったら曇り、雨が降っていたと思ったら急に晴れ・・・。本当に気まぐれである。
3月、4月は日本では別れと出会いの季節。イギリスでも去年からともに学んでいた友人たちの多くがこの3月で日本に帰り、少ししみじみとした気分を味わっている。
日本は桜が咲いているのだろうな(もう散ってしまった頃だろうか)。ここイギリスで桜が咲くのはもう少し先になりそうである。
前回書いたのが2月のはじめ。それから今日まで、ばたばたとした日々を送っていて、なんだか気づいたら春が来ていたという感じである。
寒くて暗いイギリスの冬も3月最後の日曜日にサマータイムが始まり、終わりをつげたようだ。(といっても、まだ、風は寒さを感じ、今日はみぞれが急に降ってきたのだけれど・・・。)道ばたには黄色い花がたくさんさいていて、冬にはめったにお目にかからなかった太陽もよく出るようになった。曇りの薄暗さに慣れてしまった身には太陽の光がまぶしく感じられる。サマータイムになり、一時間時間が遅くなったおかげで、今は7時半くらいまで明るく、冬は4時になるともう暗かったのが嘘のようである。
イギリスの天気はあてにならないのだが、春の天気は特にあてにならない。晴れたと思ったら曇り、雨が降っていたと思ったら急に晴れ・・・。本当に気まぐれである。
3月、4月は日本では別れと出会いの季節。イギリスでも去年からともに学んでいた友人たちの多くがこの3月で日本に帰り、少ししみじみとした気分を味わっている。
日本は桜が咲いているのだろうな(もう散ってしまった頃だろうか)。ここイギリスで桜が咲くのはもう少し先になりそうである。
no.29 イギリステレビその1
最近テレビをよく見るようになった。忙しくなると現実逃避したくなるのかも・・・。
イギリスには主要なテレビ局が5つある。BBC1, BBC2, ITV, Channel 4, Channel 5である。最初は5つしかないのかと思っていたのだが、それらに加えてデジタルテレビのチャンネルがたくさんある。しかし、これらはそれらのチャンネルに加入しなければ見られない。今の家に引っ越すときにインターネットを引いたのだが、それに無料のデジタルテレビがくっついていた。そのときはあんまりテレビに興味がなかったので、
「テレビはいいです。」
と断ったのだが、インターネット会社の人に、
「free(無料)なのに?」
と半ばあきれたように言われ、「じゃあお願いします。」とつけてもらったのだった。だから、今は基本5局に加えてたくさんのデジタルテレビが見られるようになった。
イギリスのテレビは日本より「あっさり」している感じがする。日本みたいなバラエティ番組は少ないかな。音楽番組もあるのだけど、歌だけ歌ってインタビューがなかったり。イギリスにも人気のお笑い番組(この言葉はあてはまるのかなあ)はあるのだけど、30分なら30分コントのみで構成されている。だから、登場している人たちが実はどんな人たちなのかは、すこし謎である。他のトーク番組などにゲスト出演しているときに生の声を聞くことができるくらい。
お笑いを理解するのは難しい。でも反対に、基本的にはおもしろいと思う所は共通するところが多いんだなあとも思う。例えば、いまどきの若者の扮装をして、しゃべり方のまねたりとか。早口で何言ってるのか分からなくても、笑えます。会社の女性の同僚同士の会話とかも「いるいるこんな人」という感じ。時にどぎついのがあって、
こんなの・・・許されるのか?
と驚くこともあるけれど・・・。そういう時イギリスらしさを感じる。日本よりストレートに表現することが多い。
そういえば、デジタル番組の方で、Takeshi Castle, つまり、なつかしの「たけし城」を放送している。いつ番組を回しても「たけし」の番組ばかり流している。イギリスの高校生たちに「takeshi castle知ってるか?」と聞かれたことがあり、彼らの間ではかなり人気だった。別の局でも「sushi TV」とか言う変な番組があって、なんだろうと思って見てみると、日本の本当にばかげたお笑い番組、しかもかなり古いものを放送していた。日本ってこんな国なんだと思われていたらどうしようと思うのだった。
イギリスで話題になっているのがReality TV(現実テレビ)である。最近までBig Brotherという番組が放送されており、優勝者はニュースでも流れていた。10人くらいが閉ざされた場所で共同生活を送り、それらを24時間テレビで放送し、毎週視聴者の投票で一人ずつその家から追放されていって、残った人が優勝者。ただ、彼らの日常を追っているだけで、なんだか、私にはよく分からない番組だ。だが、人気らしい。この冬に放送していたのは有名人版で、歌手とか俳優とか政治家も含まれていた。素人版もあり、それに出ていた人たちはにわかに人気ものになったりしていた。
他のReality TVでは、年末に話題になっていたオーディション番組がある。これも、オーディション参加者たちがテレビで歌を歌い、視聴者の投票によって毎週一人ずつ落とされていき、最後に優勝者が決まる。このときの優勝者はすぐにテレビ局がCDをリリースし、クリスマスNo.1を取った。イギリスではクリスマスNo.1はひとつのステータスらしく、これもまたニュースにも流れるくらい話題になっていた。それを見ていて思ったのだが、イギリスでは「家族愛」とか「ここにいたるまでどんなに努力したか」とかが大切みたいである。その人物の人となりもかなり人気の要素になっていたようだ。日本と似ているかも。でも、違うところは「家族」と同じような感覚で、「boyfriend や girlfriend」が普通に顔を出してテレビに映っているところかな。
他にもテレビを見ているとイギリスらしいなあと思うものがあるのだが長くなりそうなので、今回はこのへんで。
イギリスには主要なテレビ局が5つある。BBC1, BBC2, ITV, Channel 4, Channel 5である。最初は5つしかないのかと思っていたのだが、それらに加えてデジタルテレビのチャンネルがたくさんある。しかし、これらはそれらのチャンネルに加入しなければ見られない。今の家に引っ越すときにインターネットを引いたのだが、それに無料のデジタルテレビがくっついていた。そのときはあんまりテレビに興味がなかったので、
「テレビはいいです。」
と断ったのだが、インターネット会社の人に、
「free(無料)なのに?」
と半ばあきれたように言われ、「じゃあお願いします。」とつけてもらったのだった。だから、今は基本5局に加えてたくさんのデジタルテレビが見られるようになった。
イギリスのテレビは日本より「あっさり」している感じがする。日本みたいなバラエティ番組は少ないかな。音楽番組もあるのだけど、歌だけ歌ってインタビューがなかったり。イギリスにも人気のお笑い番組(この言葉はあてはまるのかなあ)はあるのだけど、30分なら30分コントのみで構成されている。だから、登場している人たちが実はどんな人たちなのかは、すこし謎である。他のトーク番組などにゲスト出演しているときに生の声を聞くことができるくらい。
お笑いを理解するのは難しい。でも反対に、基本的にはおもしろいと思う所は共通するところが多いんだなあとも思う。例えば、いまどきの若者の扮装をして、しゃべり方のまねたりとか。早口で何言ってるのか分からなくても、笑えます。会社の女性の同僚同士の会話とかも「いるいるこんな人」という感じ。時にどぎついのがあって、
こんなの・・・許されるのか?
と驚くこともあるけれど・・・。そういう時イギリスらしさを感じる。日本よりストレートに表現することが多い。
そういえば、デジタル番組の方で、Takeshi Castle, つまり、なつかしの「たけし城」を放送している。いつ番組を回しても「たけし」の番組ばかり流している。イギリスの高校生たちに「takeshi castle知ってるか?」と聞かれたことがあり、彼らの間ではかなり人気だった。別の局でも「sushi TV」とか言う変な番組があって、なんだろうと思って見てみると、日本の本当にばかげたお笑い番組、しかもかなり古いものを放送していた。日本ってこんな国なんだと思われていたらどうしようと思うのだった。
イギリスで話題になっているのがReality TV(現実テレビ)である。最近までBig Brotherという番組が放送されており、優勝者はニュースでも流れていた。10人くらいが閉ざされた場所で共同生活を送り、それらを24時間テレビで放送し、毎週視聴者の投票で一人ずつその家から追放されていって、残った人が優勝者。ただ、彼らの日常を追っているだけで、なんだか、私にはよく分からない番組だ。だが、人気らしい。この冬に放送していたのは有名人版で、歌手とか俳優とか政治家も含まれていた。素人版もあり、それに出ていた人たちはにわかに人気ものになったりしていた。
他のReality TVでは、年末に話題になっていたオーディション番組がある。これも、オーディション参加者たちがテレビで歌を歌い、視聴者の投票によって毎週一人ずつ落とされていき、最後に優勝者が決まる。このときの優勝者はすぐにテレビ局がCDをリリースし、クリスマスNo.1を取った。イギリスではクリスマスNo.1はひとつのステータスらしく、これもまたニュースにも流れるくらい話題になっていた。それを見ていて思ったのだが、イギリスでは「家族愛」とか「ここにいたるまでどんなに努力したか」とかが大切みたいである。その人物の人となりもかなり人気の要素になっていたようだ。日本と似ているかも。でも、違うところは「家族」と同じような感覚で、「boyfriend や girlfriend」が普通に顔を出してテレビに映っているところかな。
他にもテレビを見ているとイギリスらしいなあと思うものがあるのだが長くなりそうなので、今回はこのへんで。
no.28 なんでも自分で。
1月に入り、寒い日が続いていたが、最近は気温も上がり過ごしやすい日が続いている。とはいえ、まだまだ寒い日々だ。
昨年の暮れから正月にかけての一番の問題だったボイラーもなおり、今は忙しく働いている。大家さんが直してくれた。今住んでいるフラットは100年以上前に建てられたとかでかなり古い。以前書いたように、長屋のように家がくっついているのだが、それぞれの家がそれぞれ改装しながら維持してきたらしい。
だからなのか、この家に住み始めていろんなものが順番にこわれている。時には窓が閉まらなくなったり、電気のスイッチがつかなくなったり、洗濯機の取っ手が取れてしまったり(これは家とは関係ないか)・・・。その度に大家さんに電話をして修理してもらっている。幸い、大家さんはとてもいい人で、すぐに駆けつけてくれ、修理してくれる。
しかし、驚いたのはいつも大家さん自身がDIYの道具を持参して、手作業で直してくれること。イギリス人は物を大事にするというのは聞いていたのだけど、修理も自分でするのが普通なのだろうか。あるイギリス人が話していたのだが、その人がアメリカに行ったときに
「イギリス人は自分で物を修理しようとする人が多いということに気づいた。」
と言っていたので、これが当たり前なのかもしれない。
ボイラーーが壊れた時はさす がに、ガス会社の人に来てもらうんだろうと思っていたのだが、やっぱり、今回も部品を買ってきて自分で直しはじめた。最初はどこが悪いのか自分ではわからなかったらしく、誰かに電話をしてどう直したらいいのか聞いていた。その後、大家さんの友人の「専門家」がやって来て2人で修理に取りかかり、どうにか動きだした。
しかし・・・働き始めたと思ったボイラーは再び止まり、また修理してもらい、また働き始めたと思ったら止まり・・・何日が通ってきてくれ、やっとのことで直ったのだった。その途中の段階ではボイラーはすさまじい音をたてて、爆発するんじゃないかと冷や冷やしたものだ。なかなか調子よく動いてくれないボイラーを見ながら、私やフラットメイトたちは
「やっぱりボイラーをなおすのは無理だよね。」
と言っていたのだが、最終的には調子よく働き始めた。よかったよかった。
それにしても、いろいろと壊れるのもどうかと思うのだが、それを修理できる大家さんはすごい!!そういえば、この家に入る前に台所とバスルームを改装してくれたのだが、よく考えると、その改装も大家さん自身が全て手作業でしたんだっけ。
昨年の暮れから正月にかけての一番の問題だったボイラーもなおり、今は忙しく働いている。大家さんが直してくれた。今住んでいるフラットは100年以上前に建てられたとかでかなり古い。以前書いたように、長屋のように家がくっついているのだが、それぞれの家がそれぞれ改装しながら維持してきたらしい。
だからなのか、この家に住み始めていろんなものが順番にこわれている。時には窓が閉まらなくなったり、電気のスイッチがつかなくなったり、洗濯機の取っ手が取れてしまったり(これは家とは関係ないか)・・・。その度に大家さんに電話をして修理してもらっている。幸い、大家さんはとてもいい人で、すぐに駆けつけてくれ、修理してくれる。
しかし、驚いたのはいつも大家さん自身がDIYの道具を持参して、手作業で直してくれること。イギリス人は物を大事にするというのは聞いていたのだけど、修理も自分でするのが普通なのだろうか。あるイギリス人が話していたのだが、その人がアメリカに行ったときに
「イギリス人は自分で物を修理しようとする人が多いということに気づいた。」
と言っていたので、これが当たり前なのかもしれない。
ボイラーーが壊れた時はさす がに、ガス会社の人に来てもらうんだろうと思っていたのだが、やっぱり、今回も部品を買ってきて自分で直しはじめた。最初はどこが悪いのか自分ではわからなかったらしく、誰かに電話をしてどう直したらいいのか聞いていた。その後、大家さんの友人の「専門家」がやって来て2人で修理に取りかかり、どうにか動きだした。
しかし・・・働き始めたと思ったボイラーは再び止まり、また修理してもらい、また働き始めたと思ったら止まり・・・何日が通ってきてくれ、やっとのことで直ったのだった。その途中の段階ではボイラーはすさまじい音をたてて、爆発するんじゃないかと冷や冷やしたものだ。なかなか調子よく動いてくれないボイラーを見ながら、私やフラットメイトたちは
「やっぱりボイラーをなおすのは無理だよね。」
と言っていたのだが、最終的には調子よく働き始めた。よかったよかった。
それにしても、いろいろと壊れるのもどうかと思うのだが、それを修理できる大家さんはすごい!!そういえば、この家に入る前に台所とバスルームを改装してくれたのだが、よく考えると、その改装も大家さん自身が全て手作業でしたんだっけ。
no.27 新しい年
新年 あけましておめでとうございます。
A Happy New Year!!
新しい年が始まった。去年はいろいろなことがあった。いいことも悪いことも・・・いろいろあったなあ。なんだかあたふたしているうちに2005年は終わってしまった。
よく考えてみると、家族と離れて過ごす年越し・新年は始めてで、前回も書いたが、どうもお正月らしくない。これも、いい経験なのかな。
大晦日は大掃除をした。というより、その週の掃除当番だったので、(フラットメイトと掃除を分担しているのだ。)大晦日だし、ちょっと張り切って掃除をしてみた。それから、夕食には日本から送ってもらっていた「そば」を作って食べ、ちょっと大晦日気分に浸ってみたのだった。ここまではよかったのだ。ここまでは・・・
ボイラーが動かなくなってしまった・・・
少し前から調子は悪かったのだが・・・
ボイラー停止=お湯が出ない=シャワーも使えない・・・Oh, my God!!
なんという年越し・・・
しかし・・・こんなことでへこたれていたらいけない。ここでは何が起こるかわからない。悪いことは考えない・・・考えてはいけないのだ・・・。
ううむ・・・
新しい年はBBCでやっていた年越しのカウントダウンのTVを見て迎えた。ロンドン・アイでの花火の中継をしており、なかなかすごかった。バーミンガムからの中継も少しあり、ブラウン管の中の人たちはとても盛り上がっていた。やっぱり、新しい年が始まったのだな。
そうだ、ボイラーが壊れたくらいでへこたれていたらいけないのだ。新しい年なんだから・・・!!
お正月にはこれも日本から送ってもらっていた白玉粉で、団子を作り、もち気分(?)を味わってみた。団子をこねていた私を見たフラットメイトは
「それ何?」
と、興味津々の様子であった。
そんな新年の幕開けである。
ちなみに、ボイラーはまだ復活していない。(4日現在)
A Happy New Year!!
新しい年が始まった。去年はいろいろなことがあった。いいことも悪いことも・・・いろいろあったなあ。なんだかあたふたしているうちに2005年は終わってしまった。
よく考えてみると、家族と離れて過ごす年越し・新年は始めてで、前回も書いたが、どうもお正月らしくない。これも、いい経験なのかな。
大晦日は大掃除をした。というより、その週の掃除当番だったので、(フラットメイトと掃除を分担しているのだ。)大晦日だし、ちょっと張り切って掃除をしてみた。それから、夕食には日本から送ってもらっていた「そば」を作って食べ、ちょっと大晦日気分に浸ってみたのだった。ここまではよかったのだ。ここまでは・・・
ボイラーが動かなくなってしまった・・・
少し前から調子は悪かったのだが・・・
ボイラー停止=お湯が出ない=シャワーも使えない・・・Oh, my God!!
なんという年越し・・・
しかし・・・こんなことでへこたれていたらいけない。ここでは何が起こるかわからない。悪いことは考えない・・・考えてはいけないのだ・・・。
ううむ・・・
新しい年はBBCでやっていた年越しのカウントダウンのTVを見て迎えた。ロンドン・アイでの花火の中継をしており、なかなかすごかった。バーミンガムからの中継も少しあり、ブラウン管の中の人たちはとても盛り上がっていた。やっぱり、新しい年が始まったのだな。
そうだ、ボイラーが壊れたくらいでへこたれていたらいけないのだ。新しい年なんだから・・・!!
お正月にはこれも日本から送ってもらっていた白玉粉で、団子を作り、もち気分(?)を味わってみた。団子をこねていた私を見たフラットメイトは
「それ何?」
と、興味津々の様子であった。
そんな新年の幕開けである。
ちなみに、ボイラーはまだ復活していない。(4日現在)
no.26 年末かなあ。
クリスマスも終わり、Boxing Day (ボクシング・デイ)も、Bank Holiday (バンク・ホリデイ=祝日)も終わってしまった。クリスマス後の静けさは日本の正月に似ていて、間違って「あけましておめでとう」と言ってしまいそうな感覚に襲われる今日この頃である。
日本人だからなのか、年末はあれをしてこれをして・・・といろいろな行事があるものだと思っていたのだけれど、友人たちはそわそわする風でもなく、普通に日々を過ごしており、「お正月はどんな風に過ごすの?」と聞いても「私の国ではそんなにお祝いしないのよ。」と言っていた。そんな風なので、今年の年末はどうも年末っぽくないなあと思っているところである。
イギリスでは一般的には24日から27日までお休みになっていたようだ。26日はボクシングデイと呼ばれる休日で、名前の由来は教会がクリスマス前に置いた貧しい人のための寄付箱をクリスマスの次の日に開けたからなど、いろいろあるようだ。
しかし、現在は「ボクシング・デイ=バーゲンの始まる日」らしい。クリスマス前のテレビではボクシング・デイに始まるセールのコマーシャルがたくさん流れていたし、街に出るとよくセールの広告を見かけた。26日の朝のニュースではデパート前に並ぶ行列の話題が取り上げられ、次の日のニュースでも朝早くからお店を回り、手いっぱいに買い物袋をぶら下げた女の人がインタビューに答えていて、「昨日もいろいろ買ったんだけど、今日もたくさんお店を回るのよ。」とうれしそうに答えていた。
実は私も、好奇心からうわさのボクシング・デイの街を見てみたくなり、クリスマス翌日、街へ探検しに行った。
しかし・・・
ここはイギリスであった。
まず、駅に行ったら、駅が閉まっていた。嫌な予感はしていたのだ。でも、駅が閉まるとは・・・。しかし、ここまで来たんだからと思い、近くのバス停でバスを待つことに。バス停にはたくさんの人がいた。彼らはすでに長い間待っていた様子で、何人かはグループを作ってタクシーを呼んで一足先に街へと出発。やっぱり今日はやめようかなと思ったところでバスが来て、そのまま街へと出かけたのだった。
しかし・・・
街は思ったより人は少なく(電車がないんだからあたりまえかな。しかもバスは本数が少なくなっていたし。)、確かにどこもかしこもバーゲンをしていたのだが(でもスーパーは閉まっていた。)、欲しいものは安くなっていなかった。残念。
その後、帰りのバスに乗るためにバス停へ。バス停にはたくさんの人がいた。バスの本数は少ないだろうとは思っていたのだが、待てども待てどもバスは来ない。ベンチで隣に座っていた女の人はかなり長い間待っていたらしく、あきらめてタクシーに乗って帰っていった。その日はとても寒い日で、待っている間に体温がどんどん低下していくのを感じながら、永遠に家には帰れないような気がしてきた。そして、50分近く待ったところでやっとバスが来た。あんなにバスを見て幸せな気分になったのは始めてだったかもしれない。
ここはイギリスであった。
慣れて来たつもりだったが、やっぱり日本の常識は通じない。気をつけねば。そういえば、朝バス停でバスを待っていたのは全員東洋人だったような・・・。ううむ。
その翌日(27日)に街へ出かけた友人は「街はすごーい人がいて、レジに並ぶだけで1時間はかかるわね。」と言っていた。
そうか、いくら26日セール開始と言っても、やはり人が集まるのは交通の便のよくなる(でも、いつもより悪い)27日からなのか。地元人はよく知っているのだ。(あたりまえか。)
今日は30日。市場へ出かけた。市場はきっと人でにぎわっていているのだろうなと思っていたのだが、いつもより店が少ない。品物も少なく、人も少なかった。ここでも、日本の常識は通じなかった。もうすでにお休みモードなのだろう。
そういえば、まだ、クリスマスツリーは普通に飾られている。ツリーっていつまで飾っているんだろう?
そんな年末である。今日、インターネットで紅白の話題を見つけた。日本はいよいよ「年末モード」だ。紅白か。年末らしくていいな。
明日は大掃除でもしようかな。
日本人だからなのか、年末はあれをしてこれをして・・・といろいろな行事があるものだと思っていたのだけれど、友人たちはそわそわする風でもなく、普通に日々を過ごしており、「お正月はどんな風に過ごすの?」と聞いても「私の国ではそんなにお祝いしないのよ。」と言っていた。そんな風なので、今年の年末はどうも年末っぽくないなあと思っているところである。
イギリスでは一般的には24日から27日までお休みになっていたようだ。26日はボクシングデイと呼ばれる休日で、名前の由来は教会がクリスマス前に置いた貧しい人のための寄付箱をクリスマスの次の日に開けたからなど、いろいろあるようだ。
しかし、現在は「ボクシング・デイ=バーゲンの始まる日」らしい。クリスマス前のテレビではボクシング・デイに始まるセールのコマーシャルがたくさん流れていたし、街に出るとよくセールの広告を見かけた。26日の朝のニュースではデパート前に並ぶ行列の話題が取り上げられ、次の日のニュースでも朝早くからお店を回り、手いっぱいに買い物袋をぶら下げた女の人がインタビューに答えていて、「昨日もいろいろ買ったんだけど、今日もたくさんお店を回るのよ。」とうれしそうに答えていた。
実は私も、好奇心からうわさのボクシング・デイの街を見てみたくなり、クリスマス翌日、街へ探検しに行った。
しかし・・・
ここはイギリスであった。
まず、駅に行ったら、駅が閉まっていた。嫌な予感はしていたのだ。でも、駅が閉まるとは・・・。しかし、ここまで来たんだからと思い、近くのバス停でバスを待つことに。バス停にはたくさんの人がいた。彼らはすでに長い間待っていた様子で、何人かはグループを作ってタクシーを呼んで一足先に街へと出発。やっぱり今日はやめようかなと思ったところでバスが来て、そのまま街へと出かけたのだった。
しかし・・・
街は思ったより人は少なく(電車がないんだからあたりまえかな。しかもバスは本数が少なくなっていたし。)、確かにどこもかしこもバーゲンをしていたのだが(でもスーパーは閉まっていた。)、欲しいものは安くなっていなかった。残念。
その後、帰りのバスに乗るためにバス停へ。バス停にはたくさんの人がいた。バスの本数は少ないだろうとは思っていたのだが、待てども待てどもバスは来ない。ベンチで隣に座っていた女の人はかなり長い間待っていたらしく、あきらめてタクシーに乗って帰っていった。その日はとても寒い日で、待っている間に体温がどんどん低下していくのを感じながら、永遠に家には帰れないような気がしてきた。そして、50分近く待ったところでやっとバスが来た。あんなにバスを見て幸せな気分になったのは始めてだったかもしれない。
ここはイギリスであった。
慣れて来たつもりだったが、やっぱり日本の常識は通じない。気をつけねば。そういえば、朝バス停でバスを待っていたのは全員東洋人だったような・・・。ううむ。
その翌日(27日)に街へ出かけた友人は「街はすごーい人がいて、レジに並ぶだけで1時間はかかるわね。」と言っていた。
そうか、いくら26日セール開始と言っても、やはり人が集まるのは交通の便のよくなる(でも、いつもより悪い)27日からなのか。地元人はよく知っているのだ。(あたりまえか。)
今日は30日。市場へ出かけた。市場はきっと人でにぎわっていているのだろうなと思っていたのだが、いつもより店が少ない。品物も少なく、人も少なかった。ここでも、日本の常識は通じなかった。もうすでにお休みモードなのだろう。
そういえば、まだ、クリスマスツリーは普通に飾られている。ツリーっていつまで飾っているんだろう?
そんな年末である。今日、インターネットで紅白の話題を見つけた。日本はいよいよ「年末モード」だ。紅白か。年末らしくていいな。
明日は大掃除でもしようかな。












