
「駐留米兵が撮ったカラーの仙台」という写真展に行きました。
日本でカラー写真が普及したのは、確か1970年代だと思います。
ですから、それ以前の写真はほとんど白黒でした。
こんな感じです。

そして、人物や行事の写真などは時間が経つとセピア色に変色し、時計が止まったような非現実感を与えてしまう気がします。

反対に、おなじ写真でもカラーだと、いきいきとした様子が伝わってくるように思いませんか?

写真展では、農作業の写真の前にしばらく立ち止まる男性がいました。
カラーの写真によって記憶が瞬時によみがえり、来し方への郷愁や時代の進化に隔世の感を覚えてしまったのかもしれません。

会場では、「〇〇はこうだったんだ」とか、「今の△△あたりか」とつぶやく声が聞こえてきました。

また、場所が確定しきれていない25枚は、“NPO20世紀アーカイブ仙台”の事業の一環として、市民の記憶や思い出、推理を頼りに場所を確定する作業が行われていました。
その当時生まれてなくて、かつ仙台で育っていない私に、記憶も撮影場所も分かるはずがありません。
しかし、写真をじっくり見て回ると、不思議なことに、懐かしさで胸がいっぱいになりました。
写真展は、仙台人になろうとしている私へのエールだったようです。
























