ワクチン接種が急に進み、コロナ禍の出口が見えてきた。冬が始まるまでには、ワクチン接種証明書さえあれば、大型イベントや団体旅行などは解禁される可能性が高い。
一部のメディアや政党がオリンピックの中止を求めている。最初はコロナウィルスの感染拡大を防ぐためだと言っていたのだが、最近はなんとしてもオリンピックを中止させるためか、コロナウィルスのワクチン接種に反対するメディアまで登場する始末で、いったい何が目的?
[見所]
ネット配信の良いところは、映画を一本見終えると次に見る映画のおすすめが出るところ。レンタルとは違ってその場ですぐに見えるのはとても便利。
6/4に配信が開始されたエクストレモ (2021)という復讐もののアクション映画が気になって見ることにした。日本では珍しいスペイン映画なのだが、なぜか日本のヤクザ映画へのオマージュに溢れている。
原題:Xtreme (2021) Netflix配信
スペイン映画 111分(Netflix配信開始:2021.6.4)
邦題:エクストレモ
ジャンル:アクション、犯罪、ドラマ、サスペンス
監督:ダニエル・ベンマヨール
原案:テオ・ガルシア
脚本:イバン・レデスマ
原作:テオ・ガルシア、ジェナロ・ロドリゲス
製作:ヴィンセンテ・カナレス、ジュリエタ・ヴィデラ
製作総指揮:トニ・カリゾーサ
音楽:ルーカス・ヴィダル
編集:ピーター・アムンドソン
[出演]
テオ・ガルシア(マキシモ、マックス、主人公)
オスカル・ハエナダ(ルセロ)
オスカル・カサス(レオ、青年)
アンドレア・ドゥーロ(マリア、ルセロの妹)
フアン・ディエゴ(リカルド、犯罪組織のボス、ルセロの父親)
[ストーリー]
バルセロナの犯罪組織のボス、リカルドは息子ルセロ(オスカル・ハエナダ)に麻薬取引を任せる。ルセロと義理の弟でヒットマンのマックス(テオ・ガルシア)たちは麻薬密造屋のロメオの隠れ家を訪れる。ルセロは現金の入った鞄を開けるが、そこに入っていたのはロメロの息子の首だった。
銃撃戦が始まり、ルセロとマックスはロメロの手下たちをを全部殺してしまう。マックスは家に帰り、そこにリカルドが現れるが、ルセロはリカルドを殺し、組織を乗っ取る。マックスの家にも殺し屋が現れ、マックスは打たれ、マックスの1人息子も殺される。
2年後、麻薬密売組織の男たちに密売人レオ(オスカル・カサス)が半殺しの目に会わされる。レオが金をちょろまかしていたのがばれたからだったが、彼は通り掛かった男に助けられる。レオは男の家まで着いていくが、その男は生き延びたマックスだった。
マックスはリカルドの娘マリアとルセロに復讐する計画を立てていた。
[感想]
マックスはリカルドの居所を探すため、犯罪組織のチンピラたちを次から次へと血祭りに挙げていく。マックスも何度も深い傷を負うが、鍛え抜かれた肉体を持つマックスを止まらなかった。
悪役のルセロは日本でヤクザに犯罪教育を受けているという設定で、日本のヤクザにかぶれている。劇中でも日本人のボディーガードと日本語で喋るシーンがある(ほとんど理解不能な日本語というのが残念)。
ラストではルセロはちょんまげ風のポニーテールで、上半身にヤクザ風の入れ墨をして、日本刀でマックスと対決する。
とにかくマックスは次から次に人を殺すのだが、その殺し方がバラエティに富んでいるのが、ひたすら撃ち殺すジョン・ウィックとの違い。
[補足]
マックス、マリア、レオの3人は劇中ではかなりの重症を負っていたはずだが、ラストでは皆元気にそのもので、続編が期待できそう。
英語版劇場予告編: Xtreme | Official Teaser | Netflix
[ソフト]
Netflix配信
スペイン語・日本語吹替音声、日本語、英語字幕
画質・音質とも悪くないが、画質はFullHD止まり