相変わらずBlu-ray、4K UHD BDのソフトを買ってはいるが、最近はネット配信で見ることも多くなった。とにかくパッケージソフトではディスクを探すのが大変で、ネット配信ならすぐに見られることが魅力。WiFiが安定していない場所でも、アプリならダウンロードできることも多く、タブレットに録画しておけばどこでも見られるのが魅力。
映画館は大画面で見るという魅力があるので無くなることはないと思うが、レンタルビデオ店は・・・
最近の子供はテレビを見ないで、スイッチかタブレットでYouTubeで動画を楽しむのが普通なのだが、テレビ、パッケージソフト、新聞などのレガシーメディアは消えつつあるのだろう。
[見所]
トム・ハンクス主演の第二次世界大戦もので、駆逐艦 vs Uボートの戦いを描いている。
37隻の護送船団がカナダのハリファックスからイギリスのリバプールを目指す。4隻の戦闘艦が護衛に当たるが、複数のUボートが船団を攻撃するため、船団の民間船が次々と炎上していく。
原題:Greyhound (2020) ネット配信(Apple TV+)
アメリカ・カナダ・中国映画 91分(アメリカ劇場公開:2020.7.10)
邦題:グレイハウンド(日本ネット配信開始:2020.7.10)
ジャンル:アクション、ドラマ、歴史、戦争
監督:アーロン・シュナイダー
脚本:トム・ハンクス
原作:C・S・フォレスター "The Good Shepherd (1955)"
製作:ゲーリー・ゴーツマン
音楽:ブレイク・ニーリー
撮影:シェリー・ジョンソン
編集:マーク・クロウゼウスキー、シドニー・ウォリンスキー
[出演]
トム・ハンクス(アーネスト・クラウス船長、米国海軍駆逐艦キーリング、コールサイン”グレイハンド”)
[ストーリー]
第二次世界大戦の大西洋、37隻からなる護送船団HX-25が、ハリファックスからリバプールを目指していた。船団の護衛に当たるのは米国海軍駆逐艦USSキーリング(コールサイン:グレイハウンド)、英国海軍駆逐艦HMSジェームス(コールサイン:ハリー)、ポーランド海軍駆逐艦ORPヴィクトール(コールサイン:イーグル)、カナダ海軍コルベット艦ダッジ(コールサイン:ディッキー)の4隻で、護衛艦隊の指揮官はクラウスだった。
クラウス艦長にとってはこれが初めての実戦任務だった。HX-25は大西洋中部の航空支援を受けられない海域に達する。ここにはドイツ海軍の潜水艦Uボートが多数待ち受けており、複数の潜水艦で同時に船団を襲う群狼作戦で大きな戦果を上げていた。
グレイハンドは船団から離れ、Uボートを探す。レーダーにて浮上中のUボートを発見するが、荒波のため見失う。再びソナーでUボートの位置を突き止めたときは、敵船はグレイハウンドをかわして、グレイハンドと輸送船団の間に入ろうとしているところだった。クラウスは爆雷を投下、しばらくしてUボートからの油と船体の破片が海面に浮かび上がり、Uボートの沈没が確認できた。
しかしそのすぐ後、輸送船団から緊急連絡が入り、一隻が燃えているのが目撃される。
[感想]
海洋冒険小説で有名なセシル・スコット・フォレスターの小説の映画化で、第二次世界大戦中の大西洋におけるUボート対連合国の駆逐艦との死闘を描いている。
護衛艦隊の司令官は新任のクラウス艦長(トム・ハンクス)で、実戦経験はないものの沈着冷静な彼の指示により、Uボートは一隻、また一隻と沈没していく。
[補足]
2020/11/2に日本も正式に開始されたApple TV+による配信で、対応しているTV(ソニー、サムソン、VISIO製スマートテレビ)を持っていないため、iPad Air(10.9 inch、第4世代)にて視聴した。
海洋での戦いを描いているので、10.9 inchの画面では明らかに小さすぎる。海面にUボートの破片が浮いているシーンなど何が何か分からなかった。
[おすすめ]
戦争もの特にUボートものが好きなら見て損は無い
[ソフト]
Apple TV+による配信
多言語対応なので音声・字幕ともいろいろ選べるのは便利。iOSアプリだと、ダウンロード可能なのも便利
残念ながらApple TV+のアプリやウェブはまだまだベータ版といった段階で、かなりストレスが貯まる。しかし、少しずつ改善されているので、今後に期待できる
音声:英語、日本語
字幕:日本語、英語