「思いを紡ぐ」№480(社会福祉士・スペースmas sa小風呂敷エッセイ | スペースmassa

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NHKのプロフエッショナルで名古屋のかけつぎ専門店松本氏の「思いを紡ぐ」を感動して見ている。その女性は母から贈られた思い出の赤いカーディガンに数か所大きく破れ穴があいている。

脳梗塞で不自由な身になっても放さず着続けてきたので、なんとしてもなおして着たかった。

その絶対不可能な依頼をあえて引き受け、神業ともいえる技と努力で見事なおした。これは商売ではない、依頼主の想いと亡き母の心の想いを見事紡いでよみがえらせた。

喜んで不自由な体の腕を通してもらい涙ぐむ依頼主、さりげなくみて静かにほほ笑む松本氏の眼には涙は無かった。

人の想いを紡ぎ続ける松本氏の背中に、温かく柔らかい光をみたような気がした。