「満月に祈る」№351(83歳社会福祉士・スペースmassa風呂敷エッセイ。 夜7時に東の空低く鏡のような大きくてやや赤みを帯びた満月を仰ぎ見た。 地球の夜を照らしてくれる月の存在を改めて身近に感じたひと時だった。 足元では涼しい風に乗って虫の声がジージーと広がっていく。月と虫と自分だけの静かな世界に、何も語りたくない。ただこの時間が明日へ無事に続くことだけを祈りながら月光を浴びつづけた。 全米オープンで日本人初の決勝進出をして、準優勝となった錦織圭選手にもこの満月の月光を届けて健闘を讃えたい。