皆さま



月曜の夜にこんばんは






今宵は

もう長い間
お付き合い頂いているブロガー
夏色インコさん立案の、はちみつバード
七夕感謝企画2021『愛されフード』に
イッチョ噛みヲさせて頂きました




どこからか
ボソボソッと聞こえてくる

『そうやってアンタはまたすぐ
人様の尻馬に乗ってからに、、、』

などという声は無視しといてですね
早速『愛されフード』話へと参りましょう



*・゜゚・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゚・*



幼稚園の頃の
話なのですけれどもね

その頃わたしたち一家は
母の実家近くに住んでいて
父は仕事柄、長期出張が多く
公務員だった母もフルタイムで働いていて

ですからわたしはほぼ毎日
母方の祖母に預けられていたんです

園から直接祖母宅に向かい
当時、真っ先にしたこと、、、

それは

ロンパールーム』を観ることでした



ロンパールーム』はみどり先生が
(代が変わっても名前は全員みどり)
幼児数名を相手にお勉強したり、遊んだりした後で
おやつを頂くといった構成の番組で、中でもわたしは
おやつの時間がもう大大大っ好きでした

自分と同じくらいの幼児たちが
牛乳を飲む姿をニヤニヤしながら観ることが
毎日のルーティーンだったっていう、、、
変わったお子でしてね(●´ω`●)

で、その様子を見ていたお婆ちゃん

『この子は食べさせてない子みたいに!』と
思ったんでしょうなぁ

お昼ご飯にどでかい塩むすびを
それも二つも握ってくれて(●´ω`●)
それがまたでら塩っぱくて



でも、
ご飯を残すなんてことは
絶対許してくれなかったお婆ちゃんは
明治一代女

母がまだ小さい頃に夫を亡くし
長兄と次兄の二人を戦争で亡くし
刀自として一家を統括、

やっと生活が落ち着いた矢先に
今度は伊勢湾台風で家屋が倒壊と、
そういった奇禍の数々を乗り越えてきた人です

女性にしては無口で
それらのことを彼女の口から聞いたことは
一度もなかったんですが、いつも付きっきりで
面倒を見てくれて、

『食事中に喋ってはいけません』

『箸の持ち方はこう!』と

躾の厳しい人でしたけれど
ある日の『ロンパールーム』にて
牛乳の他に、ナント、スイーツが出てきて
それが白いプルンプルンした物体で
もうすっごくすっごく美味しそうで

ふるふると打ち震えながら
惚けた表情でそれを見つめるわたしを
柱の陰から見ていたお婆ちゃん、、、

厳しいことを言っていても
孫娘が不憫だったのでしょう

おやつにだら焼きをこさえてくれました

だら焼きとは、
メリケン粉を牛乳で溶いて、
味付けは砂糖だけっていう
ホットケーキのプロトタイプスイーツで


正直あんまり美味しいって
わけではなかったんです←お婆ちゃん、ごめん

でも明治生まれのお婆ちゃんが
作ってくれた唯一のスイーツだったから


『お婆ちゃん、コレ、美味しいよ』って
北島マヤばりの演技力を発揮して完食したヤスミン  


だってわたしは
お婆ちゃんが好きだったから

なんなら
幾つになっても
お嬢さん臭が抜けなかった母より
好きだったかもしれなくて

どんなところが
好きだったのかと言えば

余計なことを一切言わないところでしょ

昔〇〇小町と呼ばれた美貌が
齢七十を過ぎて尚、健在だったところでしょー

(残念ながら、母もわたしもそれを受け継がず、、、)

絣の着物も、
髷をひとつに纏めたヘアスタイルも
背中に竹定規が入ってんじゃないかってくらい
いつだってシャンと伸びた姿勢なんかを、子供心に

『うちのお婆ちゃんって
 他所のお婆ちゃんたちとはなんか違う』って

要するに祖母が自慢だったわけです

大人になった今

あんな風に
毅然と生きたいと思いつつ
全くもって、なっちゃいないヤスミン、、、

孫でもできた日にゃあー
お嫁ちゃんの顔色窺って何にも言えずに
いそうだけど ←目を凝らして読まんといて

お婆ちゃんの真似はできずとも
残りの人生もわたしらしく愚直で行こう

そして

大人になった今もわたしは
人が物を食べるシーンを見るのが好きです

理由は幸せな気分になるから、、、

物が食べられるということは
元気だって証拠ですから

美味しく、笑顔で食べられるなら
なおベター

だからわたしもいつだって
出されたものは完食です✌︎('ω'✌︎ )

好まないものは
ウニ、イクラ、うなぎ等々
コスパが高いものばかりなんで
夫にとっては楽な妻だと思いますし

トーゼン、グルメではございません

なんたって塩むすびだら焼き
育ちましたので、、、

最近は健康重視で
納豆も食べられるようになったし

わたしにとっては
口に入れられるもの全てが、
愛されフードかもしれません、インコさん

以前からこの話を
ブログに書きたいと思っていたところへ
今回このような機会を与えていただいて
御礼申し上げます

本当にありがとうございました♡


最後に

ロンパールームに登場した
スイーツですが、あれは
森永製菓さんから発売されていた
ケーキロン』という名の粉だったみたいです
(地味に検索してみたのね)

何でも外側がババロア
センターがスポンジケーキという
炊飯器で出来ちゃうスイーツだそうで
ちょいcomplexなスイーツですが(*´◒`*)

長年の疑問が解けて カ・イ・カ・ン

いやぁーー、良かった良かったヽ(´▽`)/

で、また話が飛びますが、

昔、不明だったことが今わかった繋がりで
それがこの、映画のテーマ曲なんですけども




中学の頃、
ラジオで映画音楽特集を聴いていて
この旋律がずっと耳に残っていて

でも映画のタイトルを
ずっとフランソワ・トリュフォー
『恋愛日記』だと思い込んでいたヤスミン  

本編を観てみたらイメージの違いに
驚いちゃったわけですが、、


たまたまね
有史以来の鉄壁の美少年
ビョルン・アンドレセン
ドキュメンタリー映画を検索中に

ビョルン様のデビュー作として
引っかかってきた『純愛日記』

『ん?恋愛日記と純愛日記って
 映画のタイトル似てるけど、もしや?』と気づき

しかもご丁寧にテーマ曲も載っていたので
ポチっとしてみれば、ビンゴ!!!!

便秘が治ったかっつうくらい
スッキリいたしましたんで 笑笑

二度と忘れちゃわないように
ここに記させてくださいませな





しかしビョルン・アンドレセン

このお方も、美し過ぎたがゆえか

はたまたビィスコンティ親分に見染められたがゆえか

数奇な人生を歩まれたお方です、、、