筋肉の働きについて
こんにちは、ヨガ・体操講師の星野敦子です。
筋肉の働きについてお話します。
歩く・話す、食べることはすべて筋肉の働き
体の情報が神経を介して脳に伝えられ、脳は、手足を動かうように筋肉に指令をだいます。

脳と神経、筋肉が一緒に動くことで、行動ができます。
話すときや食事の時は、口周辺の筋肉が動いています。顔の表情にも筋肉が必要です。
私たちが生きて生活する全ての活動に、筋肉が活躍しています。

力を発揮するのは筋肉の連携と神経が重要
自由な動きをするためにも筋肉同士の協力です。片方の筋肉が縮むと反対側が緩むという相反する動きをすることで、素早く軽やかに、安全に動けます。
コントロールするのは神経です。ですから筋肉とともに神経の働きを高めることも大切です。

加齢に伴って筋肉量も筋肉も低下する
加齢に伴って筋肉量・筋肉が低下します。脚の筋力の低下は、80代で20代の半分位に激減すると言われています。
そのままにしておくと、やがて生活習慣病や転倒・骨折へとつながっていきます。
とっさの一歩 脚力・柔軟性・・・大丈夫?痛みや転倒があってからでは遅い
何かあってつまずいても若くて体力があれば、転倒をまぬがれることができます。
筋肉量や筋力が極端に落ちてしまうと、転倒しやすくなり、腰の骨や太ももの骨を骨折して、寝たきりになる恐れがあります。
生活の中で体力の衰えを自覚することは多いはずです、自分の体力チェックをしてみましょう。

筋力低下の理由には神経が関わっています。
年齢を重ねると、活動量が減り、筋肉をあまり使わなくなり、筋力低下の原因になります。
筋肉は脳指令を受けて動きます。年をとると指令を受ける運動神経と受取る受容体部分の働きが悪くなり指令が伝わりにくくなります。

いつまでも軽やかに動く体を手に入れましょう
筋トレといっても重いダンベルを上げるのでなく、ゆっくりと体を動かして筋肉を鍛えます。
筋トレと同時に筋肉に栄養を与える食事に気をつけましょう。
筋トレの効果は、筋肉や関節だけでなく、内臓の働きやホルモン分泌など、体の中の働きが活発になります。
血流の流れもよくなり、内面からイキイキしてきて、生活習慣病の予防にも効果的です。
また、運動することで日ごろのストレスが解消されます。

今が始めるタイミング!筋肉を鍛えて「動ける体」をつくりましょう。
40歳を過ぎたら衰えを感じなくても筋トレをはじめましょう。1度しっかりと筋肉を鍛えておくと、筋肉は記憶しているので、再会したときにしていない人より筋肉が早くつきます。
まだ”衰えていないから”とおもわず、今すぐ始めましょう。
参考資料 NHKきょうの健康

教室には鹿沼市内・粟野・南摩・西大芦・東大芦・久我・板荷・楡木・樅山・石川・池ノ森・壬生・栃木・今市・日光・宇都宮などから生徒さんが通ってくださってます。