新入荷① | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
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新入荷生体のご案内です。




ベルバタフライアガマ?(Leiolepis. belliana?)もしくはリーブスバタフライアガマ(Leiolepis.reevesii)と思われますが、どちらでもない可能性もあります。
ベトナム産・ベビーよりは育ったサイズ。
状態は良好です。

バタフライアガマの仲間は中国南部からインドシナ、タイ、マレー、スマトラ等に分布する中~大型の地上性アガマ類で、かってはLeiolepis.bellianaつまりベルバタフライアガマ一種(とその亜種)のみと思われていましたが、現在では細分化されて複数種(九種)とその亜種に分けられています。(30年以上前の文献では一種四亜種とされています)
大体の種は体長30~50㎝、大型になるバタフライアガマとしては近年は日本にも輸入されているジャイアントバタフライアガマや、ロイヤルバタフライアガマ、タイガーバタフライアガマの名前で流通する事もある見応えのある美麗種で、かってのベルバタフライアガマの亜種の一つだったベトナムバタフライアガマ(Leiolepis.guttata)は60㎝を優に超えて70㎝に達する個体もいると言います。
バタフライアガマの名前の由来は体側に皮膚のヒダがあり、その部分の肋骨が長く伸びている為にそこを膨らませて威嚇や求愛等に用いる、その様子が蝶のように美しい事からバタフライの名前が付けられています。
野生では海岸に近い砂質地域を棲みかとしていて、そこに深く長い巣穴を掘って暮らしています。
繁殖期には雄が雌を巣穴に招き入れて、産まれた幼体も暫くの間はそこで暮らすという社会性も知られています。
餌は草食性で、飼育下でも野菜や果実等を食べますが、昆虫(野生では甲虫類の幼虫を好むそうです)や他の節足動物もよく食べて、配合飼料にも餌付きます。
バスキングを好み、体温の上がったバタフライアガマは非常に活発で、かなりの速度で動き回る為に捕獲するのは容易ではなく、更に水に飛び込んで泳いで逃げるといい、陸棲種ですが泳ぎは達者で、体を膨らませて水に浮きます。
ただし、バタフライアガマ類はかなり美味らしく、少なくともベトナムやタイではよく食べられていて、専門の料理店もあるほどです。
単為生殖する種も四種が知られていて、近年に新種記載されたLeiolepis.ngovantriiが有名です。(余談ですが、Leiolepis.ngovantriiは食材店で売られていた個体が発見されて、記載されたものでバタフライアガマ類の食用としての需要が高い事を端的に示すエピソードです。
今回入荷したのは単にバタフライアガマのインボイスで入荷したものですが、幼体でイマイチ種類が分からないので、ベルバタフライアガマ?とさせて頂きました。
育ってみないと分かりません(笑)
餌食いも良くて、状態は良好です。
価格5000円→セール価格4000円(税込み)






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