新入荷② | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
住所大阪府高槻市郡家新町17-32・電話番号0726911741です。

新入荷生体のご案内です。②








ノギハラバシリスク(Basiliscus vittatus)
国内CB17・状態は無茶苦茶良好です!!
プリプリです!!
親はニカラグアのWCです。

イグアナ科(Iguanidae)は新世界を拠点に一大勢力を形作っているグループで、大は200㎝を超えるグリーンイグアナ(Iguana iguana)から小さなツリーユタ(Urosaurus.ornatus)まで大小の幅もあり、珍奇な種も多くいます。
旧世界に勢力を持つアガマとイグアナは分布地域が異なる事で(厳密にいえば、旧世界であるマダガスカルと南太平洋のフィジーにはイグアナ類がいます)お互いの生態的地位を補完しあっています。
熱帯アジアにホカケトカゲ(Hydrosaurus)類がいれば、熱帯アメリカにも似た様な外見と習性を持つバシリスク亜科(Corytophaninae)のバシリスク(Basiliscus)類が生息していて、新世界におけるホカケトカゲの生態的地位(ニッチ)を埋めています。
実際にバシリスクとホカケトカゲは水辺の樹木を棲みかとしていて、尻尾には高い帆状の皮膚の突起を持ち、後趾の側面には縁飾り様の鱗を持ち、これを利用して二本足で立ちあがり水面を駆け抜けて外敵から逃れます。
勿論!バシリスクもホカケトカゲ同様に潜水も得意な南米の忍者蜥蜴で、その身体能力をフルに発揮して陸上の捕食者からも、水中の捕食者からも素早く逃れます。
バシリスク類はメキシコ南部からエクアドルにかけての中南米にいる大型イグアナ類で、河川や湖沼の周辺に生息しています。
動物質中心の雑食で、昆虫や小さな爬虫類、小哺乳類、果物等を食べています。
英名はブラウンバシリスクで、英名からか本種と似た容姿のチャイロバシリスク(Basiliscus.basiliscus)と間違われますがB.basiliscusは国内で見掛ける機会の少ない珍しい種類です。
体長は70㎝程で、同屬のグリーンバシリスク(Basiliscus.plumifrons)の様に尻尾の帆状突起は発達しないのですが、頭部のクレストはかなり発達する為に見応えがある立派な外見のトカゲです。
分布地域が広く、メキシコからパナマ辺りの中米に多産しますが、外来種天国のフロリダには移入された個体が定着しています。
飼育は容易で、餌は昆虫と果物、配合飼料、ピンクマウス、魚肉等を食べます。
本種は国内でもチラホラ繁殖例が聞かれるバシリスクで、今回入荷した個体も国内の繁殖個体であり状態は超良好です!!
オススメ!!
セール価格7000円(税込み)



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