新入荷 | REPTILES &AMPHIBIANS.REPTILICUS (真・冷凍凶獣の日常)

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大阪の爬虫類両生類・特殊動植物専門店レプティリカスのブログです。旧ブログ・blog.goo. ne.jp / reptilicus3reptiles からアメブロに移行しました。最新の入荷や日常を書いていきます。
住所大阪府高槻市郡家新町17-32・電話番号0726911741です。

告知デッス!!
今週の日曜日に大阪城ホールで開催されるブラックアウトin大阪2014に出展致しますので宜しくお願い致します。
国内繁殖個体のミシシッピーアカミミガメのセレクト個体の入荷です。
六個体を選んで持ち帰りました。




画像1枚目~画像5枚目・・・・・・ミシシッピーアカミミガメ(Trachemys.scripta.elegans )
CB. 14

画像1枚目~画像3枚目・青みの強い個体。
画像4枚目~画像5枚目・明るい緑の色彩の個体。
画像上の個体・スケイルシェル。

キバラガメの亜種の一つ。
世界中で最もペットとして愛され飼われている亀であると同時に・・世界中でそれが野生化して各地で問題を起こしている為・・故に日本の侵略的外来生物ワースト100のみならず・・世界の侵略的外来生物ワースト100にも堂々と名前を列ねている厄介者。
日本でも1955年(昭和30年)に初めて輸入されたらしく・・当時はグリーンタートル(まんまやん・・)という商品名で熱帯魚店やデパートのペットコーナー等で流通しましたが・・一般的に知られる様になるのが・・1966年(昭和41年)に某大手製菓メーカーがお菓子の景品として(^_^;)・・アマゾンのミドリガメ(因みにお隣の中国でもアカミミガメの事をブラジルガメと呼ぶ事がある様です)なる商品名を付けて一般にも広く認知される様になりました。
それにしてもアマゾンのミドリガメとしてミシシッピーアカミミガメとマグダレナ川流域に棲息するコロンビアクジャクガメ(Trachemys.callirostris.callirostris)が当時のお菓子を買った子供達の景品として全国に配送されていたってんだから、何とも大らかな・・古き良き時代です。(ミドリガメを景品として全国に配送する苦労話は杉浦宏先生が1990年代のFM紙に連載していた中に出てきます。)
ミドリガメの一方の雄であったコロンビアクジャクガメは生息数の減少で現地コロンビアでも保護されて稀少になり国内には欧州での繁殖個体が稀に輸入されて来るのみになりましたが・・・・。
そしてミシシッピーアカミミガメはというと・・アメリカでは古くからルイジアナ州での商業養殖が行われていて毎年700万頭!!!を世界各国に輸出していて・・かっての日本はフランスに次いで世界第二位のミドリガメの輸入国でした(1983年にニューオリンズ空港から日本に出荷された数だけで86万匹!!)・・そらぁ野生化もするわな(^_^;)・・アメリカ国内でも昔はアリゲーターの子供や他の亀の子供と共に避寒地の土産物とされた事もあった様です。

それだけの数が養殖されているって事は変異個体が見つかる確率が高く・・アルビノやパステル等の様々な品種が固定化されて流通します。
今回のセレクト個体も同じ親から産まれたとは思えない色彩と模様です。
ただし・・これは幼体色であり・・成長と共に美しい色彩も変化して地味な色彩に変わります(;´д`)
この色彩の変化故に子供が飼育していると色彩が地味に変わると共に無聊をかこう様になり・・終いには違棄される個体が非常に多いそうです。
親になってもelegansの亜種名通りに美しい亀何ですが・・子供や一般の人はやはりミドリガメのままじゃないと駄目なんだろうなぁ(苦笑)
飼い込めば良い亀なんだけど。
この物価高騰の日本にあっても半世紀近く販売価格が変わらない(物価の優等生)でもあります(笑)
幼亀のウチはデリケートですが・・成長すれば非常に丈夫で飼育・繁殖共に容易な爬虫類ペットの優等生でもあります。
安価な亀ですが大事に飼育して下さい。
画像1枚目~画像5枚目の個体・価格800円(税込み)

スケイルシェル個体・価格2000円(税込み)






以上が入荷しています。



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